遠藤周作の本

結婚

結婚 遠藤周作

古本屋で購入。結婚に纏わる短編集。恋愛の中にあるなんとも言えないニュアンスが沢山詰まっていた。現代の誰もが思い描くようなものから、昔の結婚特有のものまで。散りばめられた表現もいい。作品、どれもひとつひとつが柔くささる。

キリスト教ハンドブック

キリスト教ハンドブック 遠藤周作

「新約聖書の面白さは、これらの臆病で卑怯で弱虫だった弟子たちがイエスの死んだあとは殉教するほど強く変わった過程を書いているからだ。」我々と聖書をツナグ強い理由が此処にある。

彼の生きかた

彼の生きかた 遠藤周作

ドモリを理由にいじめられ、動物との交流に生を求めた一平と、その幼友達の朋子。2人の人生が交わり、離れ、そしてまた交わる。交わるたびに、人間の汚さ、動物の無垢さを知り、落胆し、後悔し、だが、強くなる。その交錯を繰り返し、2人は自らの生き方を見つけていきます。 遠藤周作氏の作品としては、映画化もされ話題となった「沈黙」や「海と毒薬」などが有名です。ですが、私は、特に若い方にとっては本作こそ、これから歩む人生に一石を投じてくれるもののような気がします。一平の愚直さも去ることながら、朋子の現実的な女の視線、生き様。読む方によって、揺れ動かされる部分は異なるでしょうし、読後感もかなり違うのではないかと思います。 読書好きのご友人と読後感を共有し合う事で、更に本作で描かれる「彼の生きかた」が違って見えることと思います。春のうららかな陽気の下で読むお供に。

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蜘蛛

蜘蛛 遠藤周作

遠藤さんのほの暗い空気が凄くマッチしたホラー(短編集?)文字から目を反らしたくなる、ゾクゾクします。乱歩とか好きな人好きかな…

新装版 海と毒薬

新装版 海と毒薬 遠藤周作

伊勢神宮にお参りに行ったとき友人が、外国観光者向けの看板を見ながら 「日本の神様をGodって訳すとニュアンスが違うよね。Spiritとかのほうがあってる気がする」 と言っていました。(友人はキリスト系の大学卒業) Godの概念を理解するのはとても難しそう・・・と思いながら手に取った一冊。 とても読みやすかったです。 「こう、人間は自分を押しながすものからー運命というんやろうが、どうしても逃れられんやろ。 そういうものから自由にしてくれるものを神とよぶならばや」 ↑96P、主人公と一緒に生体解剖に参加する医学生、戸田のセリフ。 強い力に押し流されそうになったとき、自分を押し留めてくれるのが、神なのかもと思いました。 すっかりグローバル時代になり「神なき日本人」と語られることも多い私たちですが、 神がないと人は正しく生きていけないのか?とも思う今日この頃です。

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沈黙

沈黙 遠藤周作

描かれている葛藤に、自分の中で落とし所をみつけないことには立ち上がれない。 舞台は17世紀初頭、島原の乱が鎮圧されて間もない長崎。ある宣教師の書簡が物語るキリシタン禁制の実状。 中学生の頃だったか、教科書の僅か数行から学んだ"踏絵"。これに関わった人々と、渦巻く思想について、小説を通して初めて考えることが出来た。 神も信仰も、異国の地では必ずしも普遍的なものではない。布教活動に身を捧げる宣教師、政治的な立場から彼らを迫害する日本の奉行人、どちらにも言い分がある。表題が示すのは"神の沈黙"、その意味を考えるのは、その場その場の人間個人。

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おバカさん

おバカさん 遠藤周作

はじめて読んだ遠藤先生の小説。エッセイとはまた違う先生の魅力。登場人物の魅力。

王妃マリー・アントワネット〈下〉

王妃マリー・アントワネット〈下〉 遠藤周作

祖母から譲り受けた本。電車通勤で持ち歩いていたらしく、表紙はボロボロでカバーもないです。 中学校2年当時、伝記や歴史系の本は読破できたことがなかったけど、不思議と熱中して読みました。

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真昼の悪魔

真昼の悪魔 遠藤周作

若い頃に読んだ記憶で後味の悪さと薄気味悪さがずっと心に残っていて、何かの拍子にまた読み返してみたいと思い読み直してみたら、ほとんど覚えていないにもかかわらず神父さんが出てきて、それこそエクソシストばりになった記憶があったけどそこまではいかなかった。が、今読んでもやっぱり気持ち悪さが残った。病院という場所に悪魔的な物が潜むと、人1人の命など容易くどうにでもなるんだと。悪魔とはサイコパスなのか?それともサイコパスは悪魔が宿るからそうなるのか? 秀作は何年経って読んでも色褪せないしむしろ歳を重ねて読んだ方が合点がいくことが多くなるから、それも怖いな。

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銃と十字架

銃と十字架 遠藤周作

自分が生まれて育った街を知るために、遠藤周作さんの作品は欠かせない。作り話なのか、事実なのか。どの作品も、心が昂る。

あべこべ人間

あべこべ人間 遠藤周作

”若い男女の愛を軽快に描くユーモア長篇”って背表紙に書いてあるけど、その通り!男女があべこべに…!楽しく読みました。