酒井順子の本

源氏姉妹

源氏姉妹 酒井順子

源氏物語を女性側から書いたというか、考察したエッセイ。源氏物語をちゃんと読んでなくても、なんとなく知っていれば十分楽しめる。

先達の御意見

先達の御意見 酒井順子

酒井 順子著 文藝春秋 名著「負け犬の遠吠え」の作者酒井 順子さんがいろいろな先輩方と負け犬談議の対談をまとめた対談集です。対談相手の先達には、阿川 佐和子さん、内田 春菊さん、小倉 千加子さん(結婚する事とは何なのかを分析したの名著「結婚の条件」の作者!)、等々計10名の方々との対談です。なかなか楽しい対談集だと思います、若干名おそらく「負け犬の遠吠え」をちゃんと読まないで対談されているのでは?という方もいらっしゃいますが…。 私自身オスの負け犬です。結婚してない、子供いない、30才以上です。が、女でない為に、“女として”という刷り込みはありません(もちろん男としての刷り込みはありますが、恐らく女としての刷り込みよりは自由です。また刷り込みのない人生はありませんよね、日本語を使う事だってある意味刷り込みです)。 女はこうあるべきだ!という刷り込み(もしくは幻想と言っても良いかも知れません)があまりに強すぎる場合に負け犬問題が(私は正直、問題ではないと思いますが)起こっているのだと認識しています。刷り込みから自由になるのは難しい事ですが、それぞれ人は違って良いし、他人に必要以上の迷惑をかけなければ(もっとも、生きていれば他人に接する事でいろいろ影響をかけ合っているのですが、一定以上の影響を迷惑というと私は考えます。ある程度の迷惑はかけて当たり前だと。)その人の責任において自由であるべきだと思います。 著者も本文中で述べていますが、負け犬だから不幸という事はありませんし、勝ち犬が必ずしも幸福であるはずもありません。ただ、他人の目からはいらぬ心配をかけられ、結婚の心配をされ、また、女として『負けて』見られる。女という刷り込みや幻想はとても強いです(そのうえ日本は同調圧力が強すぎると思われます)。もっとも、「負け犬」って単語がインパクト強すぎるのと、新しく酒井さんが単語に付与させた意味が世間的に浸透するまでに時間のギャップがあったので致し方が無い所でもあると思います。 なかなか面白い対談集でした、オススメです。 2007年 1月

地震と独身

地震と独身 酒井順子

未曾有の大災害があった時、自分の根っこを認識せざるを得なかった、独り身たちの行く先。

「芸」と「能」

「芸」と「能」 清水ミチコ

ウケたい=受け入れられたい ってのは気づかなかった! 清水ミチコさんと酒井順子さんの掛け合いのような、知的交流が面白かった。

下に見る人

下に見る人 酒井順子

酒井順子のエッセイ『下に見る人』読了。微妙に炎上ラインぎりぎりを突いてくる。地位、年収、賢愚、年齢、性差、美醜、生まれの貴賎、思っていてもなかなか言えない様々な見下し要素を網羅。面白い。 ほぼ同年代なんだけど、ここいらの年代まとめてバブル世代言われるのは納得いかんよな。

次の人、どうぞ!

次の人、どうぞ! 酒井順子

負け犬の遠吠えの作者によるエッセイ集。平成が終わる時代に変わりゆくいろんなことに軽く批判的に触れる。この手のエッセイ大好き

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朝からスキャンダル

朝からスキャンダル 酒井順子

鉄道の旅、「春」を味わう旅、中高年の旅などなど…、見聞きしたものについてうっすら考察。確かに、何事もナマで見るのとカメラレンズなどを通して見るのでは大違い。文楽やお笑いの舞台に行ってみたくなりました。

ひとくちの甘能

ひとくちの甘能 酒井順子

あんみつ屋とは女にとっての居酒屋である。なんてステキな言葉なんでしょうか 甘味が愛おしくなるそんなエッセイ 装丁は佐藤可士和さん

子の無い人生

子の無い人生 酒井順子

まさしく私本人が結婚5年目の既婚子無しであり、救いを求めるような気持ちで購入しました。 どうしても子供が欲しいという気持ちはなく、自然に任せており不妊治療もしていませんが、平穏な気持ちで過ごしているわけでもありません。 救われるというよりは、やっぱりそうだよね〜と、むしろえぐられた感じの読後感。 女にとっては、結婚しているか否かより、子供がいるかいないかの方が大きい。 結婚し、子供が最低2人いる状態がベストなんだな。そして、いずれ孫を抱き、それで女の人生としての全てのピースが揃う。 自分が死んだ時に、自分の子供に看取ってもらう。 人の幸せは人それぞれ。 しかし、子供のいる女には、決してかなわない。 その事をひしひしと感じました。

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都と京

都と京 酒井順子

綿矢りさと金原ひとみの違いは京都と東京の違いでもあった。 TVの2時間サスペンスで『京都』という文字をみかけると、チェックせずにはいられない著者による比較文化エッセイ。それにしても、京都出身の作家が少ない、というのには驚いた。

マドンナ

マドンナ 奥田英朗

読んで何が変わるわけではないけど、平穏な三連休にはぴったりの本。「パティオ」が好き。2018.10

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