長野まゆみの本

三日月少年の秘密

三日月少年の秘密 長野まゆみ

2019/2/10読了 大好きな「天体議会」「三日月少年漂流記」と同じシリーズではなかった。初期の長野まゆみの文体を期待して読むと、やっぱり違うなという感想。 書き下ろしと文藝に掲載された二つの中編で構成されているけれど、後半の「鞄の秘密篇」が特にわかりにくい。

メルカトル

メルカトル 長野まゆみ

リュスという青年の、控えめすぎる生き方。フンワリとした不思議な事もリュスによってより、取り留めのない不思議になっていく。 まとめればロマンティックラブストーリーなのだけれど、それだけでこの本は表現出来ない。なんとも、節目のない物語なのだ。

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白いひつじ

白いひつじ 長野まゆみ

短期間の話ですが、時間が過去にも未来にもしっかり繋がっていて奥行きが感じられました。BLも少々入っていて、あれこれ主人公も私もアタフタしてしまいましたが、愛情ある話でした。寮生達は個性的で、鳥貝は羊の雰囲気!漫画にしたい!

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さくら、うるわし 左近の桜

さくら、うるわし 左近の桜 長野まゆみ

不思議な世界にどっぷり浸からせてもらいました。。。 桜蔵と同じく、境界線が自分にも無くなっていく気がしました。 シリーズ第3弾です。初読みですが大筋の説明があり気になりませんでした。話の方が気になる事が多くて。笑

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フランダースの帽子

フランダースの帽子 長野まゆみ

「わたしは消えてゆく記憶を惜しんだりしない。どのみち、ぜんぶ抱えこむことなどできないのだから」 小説というのはノンフィクションでない限りは作家の作り上げた嘘の世界を楽しむものだと思うが、これはまさに読めば読むほど嘘に感染してしまう物語だ。しかし決して不快ではなく、心地良く、そして頭を使いながら物語に仕掛けられた数々の嘘の世界に浸ることができた。 こんな嘘に騙されてみたいし、騙す側にもなってみたい。

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デカルコマニア

デカルコマニア 長野まゆみ

読み飛ばしがちな章の名前をちゃんと頭に入れて読まないと、ときどき年代が飛ぶので要注意。 家系図が欲しくなるけど、絶対載せちゃいけない本って、たぶん初めて読んだと思う。 この人…既出?っていう既視感(既読感)を感じつつ読み進めていると、「ああ、あのときの!」ってなる。 ちょっと不思議なタイムトラベルだった。

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メルカトル

メルカトル 長野まゆみ

長野まゆみらしい、ノスタルジックな港町が舞台。街の描写はほとんどないけど、ノスタルジックに感じるのは、主人公リュスが住むアパートがおんぼろなのと、職場が聞き慣れない場所だからかもしれない。 新しい街で、新しい生活を始めたばかりのリュスは、大人でもなく子どもでもない、少年でも青年でもないお年頃。境遇のせいか、人との距離の取り方は遠めで、他人への関心が薄い。 周りを取り巻く人たちも、不思議で不可解で謎めいた人が多くて、所謂普通の人はリュスの職場の上司だけかも。 不思議ー、変なのー、と思って読んでいくと、途中から「あれ?」と思い始めて、最後にちゃんと「不可解」の理由が明かされます。 ミステリ…ではない、謎めいたお話。

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月の輪船

月の輪船 長野まゆみ

0111 2019/04/21読了 お話もイラストも装丁も美しい本。 たまに見返して世界観に浸りたいなという感じ。

いい部屋あります。

いい部屋あります。 長野まゆみ

2018/9/26読了 積読本消化。 冒頭とか、前半の感じは古い映画のワンシーンみたいで割と好きなんだけどなー。長野まゆみの初期の作品がとても好きだったから、作風の変化に伴って読まなくなって、ちょっと久しぶりの長野作品だったんだけど。期待した感じとはやっぱりちょっと違ったかな。 寮の建物の描写や杏のパイやオムレツなんかの食べ物の描写はとても好きなんだよなぁ。少しずつ霧が晴れるように謎めいた伏線がさり気なく回収される展開も好みなんだけど、何かものすごい微妙なラインでハマらなかったんだよな…。やっぱり百合子にも鳥貝にも魅力感じられなかったのが全てかなー。

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野ばら

野ばら 長野まゆみ

夢か現実か、ふわふわと流れ行く世界観は良い意味での眠気をもたらす。 自分も夢を見ているのではないか、そういった感覚を常に与える作品。 夢の物語。

冥途あり

冥途あり 長野まゆみ

かつての東京は、運河に囲まれた水の土地。たった半世紀でこんなにも変わってしまうものなのか。

鳩の栖

鳩の栖 長野まゆみ

昔風な書き口が心地よい。短編集です。 「○○○○○、」って書き方が、言葉にならない一呼吸を、感じられて。 本だからできるよなぁって。って嬉しく思った。

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夏至祭

夏至祭 長野まゆみ

学生時代に読んだ本。 長野まゆみさんの本を初めて手に取ったのはこの本。 子供の頃に持ってたその時代特有のキラキラしたものが見え隠れする。今読んだらどう違うかな?

絶対安全少年

絶対安全少年 長野まゆみ

とっても綺麗。 何度も読み返したくなるような文章だった。 これぞ理想の少年って感じがする。