ミシェル・ウエルベックの本

服従

服従 ミシェル・ウエルベック

2017年仏大統領選の最中に文庫化 ルペン氏VSマクロン氏のニュースを横目に、どっちが現実かわからなくなりながら読みました 何事も、想像してみるのって大切

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ランサローテ島

ランサローテ島 ミシェル・ウエルベック

ハードカバーだけど半分くらいが写真で本文は六十ページぐらい。 『闘争領域の拡大』で扱った愛の不平等性の話はあまり出てこず。『素粒子』に出てきたクローンや不死の話、なんだか全てが上手くいかない人の話が再び出てくる。ウェルベックの興味の向きが変わったのかな。

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地図と領土

地図と領土 ミシェル・ウエルベック

まさに現代アーティストの姿、市場の様子が描かれている。主人公のアーティストの最初の展覧会が、ひょんなことからトントン決まって進むあたりの状況は、一昔前な雰囲気もあるけれど、作品の描写などは本当にその物が実在するかのように描かれていて素晴らしい。アートの要素とミステリーの要素、両方から楽しめた。

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素粒子

素粒子 ミシェル・ウエルベック

はぁ〜ツラ〜。『闘争領域の拡大』に負けず劣らず読んでいてツラい。ただ『闘争領域の拡大』と比べて一旦人生が上向きになるのでさらにツラさが増している。非モテはいくら努力しても非モテなんだと言い切った前作に比べて、非モテでも本当の愛は見つけられると示してくれた本書は非モテの心の支えになる。が、しかし悲しい。 難しいことを考えずに、とりあえず非モテの人はこれを読みましょう。そして非モテはツラいな〜と言いましょう。

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地図と領土

地図と領土 ミシェル・ウエルベック

ウエルベックって現代社会を忌避してるイメージがあるけど、そんな現代社会の中で幸せに生きるとはどういうことか、幸せになるにはどうしたらいいかについてこの世でいちばん真剣に考えている作家なような気がする。『素粒子』以降この作品の前までは未来に希望を見出していた。しかし、今回第3部に出てくる警官夫妻に現代社会での幸福を詰め込むことで、現在にも幸福を見出している。芸術と資本主義という大きいテーマの後ろにある、社会から見たら小さいそのような個人的なテーマにこそ、ウエルベックが描き出したいものがあるような気がする。 それにしても本当に文庫版の帯は許せない。ネタバレにもほどがある。

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プラットフォーム

プラットフォーム ミシェル・ウエルベック

ヒロインのヴァレリーが非モテ男子にとっての理想像過ぎる。愛しちゃった。この小説を読んでいる間中ヴァレリーを愛してたって胸を張って言える。だからこそ、ラストで心が大きく揺れてしまった。 いつも通り愛の話であることに変わりはない。今回のスパイスはセックス観光、東アジアなどにおける買春について。つまりは人間の欲望について。

闘争領域の拡大

闘争領域の拡大 ミシェル・ウエルベック

愛をください。 非モテ、しかも頑張る非モテに対する同情が溢れ出る。そこでハタと気がつく。この非モテの頑張ってないバージョンが自分であるということに。アッアッ。ぼく、このままだとヤバいかも......ウァーー。 金の不平等より愛の不平等の方がタチが悪い。

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服従

服従 ミシェル・ウエルベック

フランソワはユイスマンスと同じように宗教に救いを求めた、ように見えて、宗教を利用して自分を愛してくれる人を求めたんじゃないかと思った。 フランソワの知り合い達がこれからのフランスについてや自身の考えを語る所が好き。 まとまった時間を作ってもう一度、一気に読みたい。

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ある島の可能性

ある島の可能性 ミシェル・ウエルベック

『素粒子』と『ランサローテ島』を読んでから読むことをオススメする。 人が生きるためには何が必要か。それは愛だ。しかし愛は不平等だし、たいてい永遠に持てるものではない。というウエルベックの主張がより強まっている。だが、今回もそんな世界に抗う男が登場する。抗った結果何が見えたのか、永遠の愛なんて存在するのか、ウエルベックなりの回答が用意されている。

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