アントニオ・タブッキの本

イザベルに: ある曼荼羅

イザベルに: ある曼荼羅 アントニオ・タブッキ

「下弦の月が、白くてミルクみたいだった。別の角度の空をながめると、馴染みの深い星がみえた。」 時間と空間を自由に流れる物語はチリ、スイス、マカオと色々な国が舞台になっており、レクイエムに登場した2人が登場する。 ちょうど同時期に読んでいたヘッセが出てきてドキッとした。

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レクイエム

レクイエム アントニオ・タブッキ

素晴らしい読書体験。何がなんなのかわからんままに読み進めて、読んでるとき息がつまるところが多々あった。完全に読んでる間に時間が止まってた気がするし、魂がポルトガルに行ってたと思う。圧倒される小説。不思議な感覚としか言いようがない。

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夢のなかの夢

夢のなかの夢 アントニオ・タブッキ

フロイト、マヤコフスキー、チェーホフなど、20人の芸術家の夢をタブッキの想像で書いた超短編集。あー言いそうそれ!みたいなニマニマがあって楽しい。そして日常の夢の尻尾を掴んでしまうようなあれれという読後感がかなりよいです。

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時は老いをいそぐ

時は老いをいそぐ アントニオ・タブッキ

タブッキは自分にとってもっとも大切な作家のひとり。この本が出たとき、有志と開催する「アントニオ・タブッキ朗読会」に訳者の和田先生をゲストにお招きし、思い出話や親交エピソードを直接うかがった。 日本版オリジナルのカバー写真はジョセフ・クーデルカ、装丁は名久井さん。最近出た『イザベルに』はもったいなくてまだ読めてない。

インド夜想曲

インド夜想曲 アントニオ・タブッキ

ポルトガル出身のある男がインドで消息をたった人物を追い、インドの3つの都市を旅する話しです。この本は出来うる限り予備知識無しで読んでいただくのが1番楽しめる読み方だと思います。 インドはとても大きな国ですし、いわゆる神秘の国でもあるのですが、特に興味を惹かれたことはありませんでした、去年までは。ただ、ひょんな事からビートルズのメンバーであるGeorge Harrisonに感銘を受け(音楽も、歌詞も、その哲学も)彼がインドに強くコミットメントしていたので私も少し興味が出てきました。そのインドについてのイメージを、そして夜についての、幻想小説です。私の中にあるインドのイメージを損なわずにしかし新しい1面を見せてくれてしかも不思議な感覚にさせてくれる、読みやすい本です。 何故人を探しているのか?どうしてなのか?誰なのか?様々な謎めいた状態に読み手を置くことで、より神秘の国インドを体験する事になる感覚に陥ります。本を読んでいる間は、何かに周りを取り囲まれます、夜の密度が上がります、是非夜に読んで頂きたい本です。 インドに興味のある方、眠れない夜の読書に、オススメ致します。いわゆるページをめくるのももどかしい!という程のある意味単純な惹き付けるチカラではありませんが、忘れてしまっても、いつか眠れない夜を過ごすときに思い出されるであろう不思議な感覚と世界に繋がる文章です。当然須賀さんの訳も素晴らしいです、変わった物語に興味がある方にも、須賀さんの文章が好きな方にもオススメ致します。 2008年 10月

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