バルザックの本

バルザック全集 13

バルザック全集 13 バルザック

バルザック『ふくろう党』及び『Z・マルカス』 『ふくろう党』 ブルターニュの雄大な自然と革命期のフランスの「共和党派」と「王党派」の争いが物語の基軸で、そこにヴェルヌイユ嬢とモントーラン侯爵の熱烈な恋が描かれる。 とにかく面白かった。 解説を読んでなるほどと思うこともあったけど、物語自体がとても面白いのでぐんぐん読める 『Z・マルカス』 パトロンに利用されるだけされ、自分の頭の良さだけで仕返しもし、でも結局落ちぶれざるを得なかった政治家の話だと理解。親しくなった弟分?弟子?に当たる青年の視点から明かされる。ようは語り聞きですな。そしてそれをまた聞きするという入れ子構造。 マルカスは政治に絶望したバルザックの姿なんだとか。 バルザックはやはり良い作家だ。

幻滅 ― メディア戦記 上

幻滅 ― メディア戦記 上 バルザック

「一つの声がリュシアンに叫んだ。「知性こそ世界を動かすてこだ!」、だが、もう一つの声が、知性というてこの支点となるのは金だと叫んでいた。」

ゴリオ爺さん (上)

ゴリオ爺さん (上) バルザック

現代の文章とは違う、回りくどくて分かりにくい、それでいて綺麗な表現。 初めは読みづらいけど、一旦はまりだすと心地良くなってくる。 社交界に魅せられてどんどん勤勉でなくなっていく青年と娘二人の為に身を削る父親。 財産と権力に振り回されるのはいつの時代も同じ。

ゴリオ爺さん

ゴリオ爺さん バルザック

19世紀パリ社交界の栄華と虚栄をめぐる悲劇小説で、バルザックの代表作。立身出世にあこがれてパリに出てきた大学生が、安下宿で、社交界の花形の娘を2人持ちながら零落した元富豪の老人と会う、というのが始まり。ピケティの本に引用されたため、大きくその帯がついて売られてますが、実際当時の上流階級の財産について生々しく書かれている作品です。

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〆切本2

〆切本2 森鷗外

作家の〆切と家族との係わりなど、前回とはまた違った切り口で面白かったです。子母澤寛の文章に猿出てくるの、なんかの比喩かと思ったらほんとに猿飼ってた

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谷間の百合

谷間の百合 バルザック

一生大切にしたい、ふと思い出して涙が出るような情景が描かれ、読者に追体験させる。 フランスの田園風景と暮らしの情景が美しく、自然が近くにある環境でいつかゆっくり読みかえしたい。

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