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猫なんて! 角田光代
総勢47名の作家による猫話 猫との距離感、間合いがそれぞれでおもしろい 犬派ですが、猫もいいなあ… なんて笑 |
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吉行淳之介エッセイ・コレクション 1 吉行淳之介
なかなか自分が思い描く紳士への道のりは難しいです。愛読書です。 |
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対談 美酒について―人はなぜ酒を語るか 開高健
ゆたかな人生のそばには、いつもお酒があるなぁ。 |
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砂の上の植物群 吉行淳之介
横浜みなと映画祭にて上映された「わが恋の旅路」を見て、あの時代(60年前半)の横浜が舞台の小説を読みたくなり、本棚より引き出してみた。まだ完成したばかりのマリンタワーや返還されたばかりで荒れた山下公園、戦争の影がまだ色濃く残る時代。 題名はクレーの絵から。 |
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アンソロジー そば 池波正太郎
蕎麦はうどんにもラーメンにもきしめんにもない粋な美学がある。蕎麦観も美学も人それぞれでおもしろい。 |
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(009)夜 カポーティ
「夜の樹」 カポーティをそうたくさん読んでるわけではないけど、常に孤独な人間を描いてるように思える。 「曲った背中」 なんとなく安吾の白痴とかモーパッサンの脂肪の塊を思い出した。 「悲しいホルン吹きたち」 こんなじいさんでも何とか生きてるんだから俺だって何とかなるよね!という結論。社会に出てわりと信じられないような人に遭遇してポジティブになるのあるよね |
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やわらかい話 吉行淳之介対談集 吉行淳之介
寺山修司との対談 やはり女の話が1番楽しいんだな。 |
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吉行淳之介娼婦小説集成 吉行淳之介
仕事で元赤線地帯を歩いたので、手にとってみた。赤線なんて殺伐とした世界かと思ってたが、吉行淳之介の描く娼婦たちはしっとりとした情感に溢れていた。ただ、短編『手毬』の切れ味の鋭さは恐ろしいほど深かったなあ。 |
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女のかたち 吉行淳之介
タイトルと絵だけでも充分惹かれます。 |
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アンソロジー カレーライス!! 阿川佐和子
御節にもそろそろ飽きてきて、ああ、カレーライスが食べたいな、と思いながら、ふと手にとった本。 中の紙までカレー色で、33人の方の書いた、いずれもカレーにまつわるエッセイは、トータルで、まるで沢山のスパイスを使うカレーのようなハーモニー、美味しく頂きました。 |