柚木麻子の本

ナイルパーチの女子会

ナイルパーチの女子会 柚木麻子

文庫化を待ち望んでいたので見つけてすぐゲットしました。ちょっと読むつもりが展開が気になって気になって仕方がなく、のめり込むように読んでいました。 心を抉られる場面が沢山ありすぎて書ききれませんが、個人的には栄利子がガラスに映る自分の姿を見つけたところでサアッと血の気が引きました。これまでのシーンを思い返すと全てが違って見え、より恐ろしくなるような衝撃でした。。 栄利子も翔子も求めるものの終着点は同じ。言葉にできない自尊心や疎外感や社会カーストを全て栄利子や翔子が発する言葉、行動で示していて突き刺さりました。本物の衝撃作です。柚木麻子、他作品も読んでみよう。

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BUTTER

BUTTER 柚木麻子

これは、連続不審死容疑の闇に迫る、深層心理サスペンスか、濃厚な食を非凡な表現で描く珠玉のレポートか、過度な痩身をもてはやす世の中への警鐘か、サイコパスに近づくなという警告、いや出会った時の処方箋なのか。 被害者と加害者の境が曖昧な毎日の中で、あまりにも豊潤でとろける投げかけをされたと感じた。

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終点のあの子

終点のあの子 柚木麻子

憧れとか嫉妬とか劣等感とかそういうの、ギュッと詰め込んだ柚木麻子さんデビュー作。 お嬢様学校が舞台のちょっとほろ苦い短編4作。 自分自身の高校生活と重なる部分があって(ただし制服は可愛くない。笑)胸が痛くなったり。 朱里みたいな空気の読めない子に対する「見えない制裁」や「見えない壁」でなんとなくカテゴライズされたグループ分け…とかは女子校あるある、なのかな。

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私にふさわしいホテル

私にふさわしいホテル 柚木麻子

本当に編集とか作家の裏側がこんな感じかはわからないけど、妙にリアリティあると思った 目の敵から戦友になっていく流れはやっぱり好きだなー

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私にふさわしいホテル

私にふさわしいホテル 柚木麻子

2018/7/6読了 連作短編という形が大好きなので、この本は通して読んでもとても面白かったけど、中でも表題作が一番好きな話だったな。 東十条先生の描写に、もう特定の人物しか思いつかないし、悪意滲み出てて笑った。段々と東十条先生との関係性も変化して行くし、半ばコンビみたいでもあるんだけどね。 後半はちょっと主人公がダークサイド寄りになるから、気楽な読み物としてのんきに読んでると意外とずしっときてしっぺ返しをくらう。今まで、意図的にいわゆる『白柚木さん』の本しか読まないできたんだけど、『黒柚木さん』の方の作品もそろそろ解禁しようかなー。

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ナイルパーチの女子会

ナイルパーチの女子会 柚木麻子

ドロドロそして、エグい、、、 でも、夢中で読んでしまった 同い年で生まれも立場も全く違う、友達のいない2人が出会って、親友になるというストーリーかと思いきや、どんどんひどい方向へ、、、 タイトルの付け方が秀逸!

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さらさら流る

さらさら流る 柚木麻子

後で一人思い返す宝石のような夜が誰にでもあると思う。突然そんなかけがえない夜を覆うような染みがどんどん拡がって窒息しそうになりながらも捨てることもできない。 自分もちょうど主人公達と同じ年で生きてる時代もぴったり当てはまり好きな作家の作品でそれが描かれて嬉しく思う。年齢の焦燥感は感じず、どこまでも広がっていく可能性を感じた。 どうにも偽れなくなって沈めていた本当の自分で人と向き合っていく事が一番怖い現実だし、進むべき現実だと思った。

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嘆きの美女

嘆きの美女 柚木麻子

美しいって罪ですか? 美しいだけで幸せになれますか? お世辞にも美しいとは言えない主人公と美女たちの奇妙な同居生活。 主人公側の人間(とは言え耶居子ほどのアグレッシブさはない)としてはなんか勇気をもらえる作品でした。ありのままの自分を受け入れたいって思えた。 ただ「美しい」ということだけで崇拝するのも嫉妬するのも間違っていて、そこにはいろんなことで悩んだり心の闇も抱えた自分と同じ「人間」がいる。人生山あり谷ありなのはきっとみんな同じ。

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伊藤くん A to E

伊藤くん A to E 柚木麻子

ダメ男伊藤くんに振り回される女の人たちのお話。 伊藤くんを通して、自分を見つめ直して、また一歩進んでいく、そんなお話。 柚木さんは女の人を書くのがうまいと思います! すごいリアル!

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早稲女、女、男

早稲女、女、男 柚木麻子

ですので、買いました。市川紗椰さんもワセジョだったなんて!めんどくさくも愛おしい、そしてどんくさいのがよいです。

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本屋さんのダイアナ

本屋さんのダイアナ 柚木麻子

大穴と書いてダイアナと読む名前の女の子と、誰もがうらやむ優等生の女の子…親友だった二人の人生が再び交わるまで。終盤タイトルの意味に関わるとこ染みる。物語途中で起こるある出来事がショックすぎた。起こる悲劇の種類が違うけど、自らの足で越えてく話。

運命の人はどこですか?

運命の人はどこですか? 飛鳥井千砂

もっと恋愛モード全開の話かと思ったがそれほど...いや全然そんなこともなくて 短編ならではの物足りなさも感じつつさらっと読んでしまいました。 どれもタイトルほどの印象深さはない。 ただ西さんの話は突出してぶっ飛んでいたような気がする。