柚木麻子の本

さらさら流る

さらさら流る 柚木麻子

後で一人思い返す宝石のような夜が誰にでもあると思う。突然そんなかけがえない夜を覆うような染みがどんどん拡がって窒息しそうになりながらも捨てることもできない。 自分もちょうど主人公達と同じ年で生きてる時代もぴったり当てはまり好きな作家の作品でそれが描かれて嬉しく思う。年齢の焦燥感は感じず、どこまでも広がっていく可能性を感じた。 どうにも偽れなくなって沈めていた本当の自分で人と向き合っていく事が一番怖い現実だし、進むべき現実だと思った。

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嘆きの美女

嘆きの美女 柚木麻子

美しいって罪ですか? 美しいだけで幸せになれますか? お世辞にも美しいとは言えない主人公と美女たちの奇妙な同居生活。 主人公側の人間(とは言え耶居子ほどのアグレッシブさはない)としてはなんか勇気をもらえる作品でした。ありのままの自分を受け入れたいって思えた。 ただ「美しい」ということだけで崇拝するのも嫉妬するのも間違っていて、そこにはいろんなことで悩んだり心の闇も抱えた自分と同じ「人間」がいる。人生山あり谷ありなのはきっとみんな同じ。

本屋さんのダイアナ

本屋さんのダイアナ 柚木麻子

ガールズ・ビー・アンビシャス!な悩める少女たちの自立を描いた物語。 本好きを共通項に仲良くなったダイアナと彩子。ヤンママと二人で暮らすダイアナには彩子の家庭がうらやましくてたまらない。一方で彩子の方も自由でありながら、温かいダイアナの家に憧れる。ふとしたことから、ケンカして絶交状態になり、10年の時を経て再び出会う二人。実は不思議な縁がすでに二人を繋いでいました。少女文学へのオマージュに溢れていて、とてもさわやかな小説です。

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伊藤くん A to E

伊藤くん A to E 柚木麻子

電子書籍にて読了。 深夜に何気なくテレビつけたらやっていた連ドラの原作。ドラマが面白かったので。 こんな男のどこがいいのかさっぱりわからない、伊藤。彼に振り回されるそれぞれの女たちが振り回されながらも一歩進んでいくストーリー。 原作から入ってないからかもだけど、よくあのキャスト陣揃えたなあ〜と賞賛したくなるくらい実写キャストがぴったり!特に佐々木希と木村文乃の役はこの2人以外考えられないのでは? 映画版はこれから公開のようだけど、岡田将生という究極に顔の整ったイケメンが伊藤くんのようなクズ役やるならそれだけで観たいかも。(「悪人」でも中々クズだったけど) 個人的にはクズケンが良い男すぎたので幸せになってほしい…。笑

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早稲女、女、男

早稲女、女、男 柚木麻子

ですので、買いました。市川紗椰さんもワセジョだったなんて!めんどくさくも愛おしい、そしてどんくさいのがよいです。

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本屋さんのダイアナ

本屋さんのダイアナ 柚木麻子

大穴と書いてダイアナと読む名前の女の子と、誰もがうらやむ優等生の女の子…親友だった二人の人生が再び交わるまで。終盤タイトルの意味に関わるとこ染みる。物語途中で起こるある出来事がショックすぎた。起こる悲劇の種類が違うけど、自らの足で越えてく話。

運命の人はどこですか?

運命の人はどこですか? 飛鳥井千砂

もっと恋愛モード全開の話かと思ったがそれほど...いや全然そんなこともなくて 短編ならではの物足りなさも感じつつさらっと読んでしまいました。 どれもタイトルほどの印象深さはない。 ただ西さんの話は突出してぶっ飛んでいたような気がする。

BUTTER

BUTTER 柚木麻子

バターで頭がいっぱいになる読書体験。女性がたくさん描かれるので自分の人生を振り返り、各人物に重ねながら読むのが楽しかった。殺人容疑者である梶井に惹かれるのもわかるし、梶井が可哀想にも思えるし、最後に取った梶井の行動にも納得する。この小説読んで、久しぶりに固形バター買った。

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伊藤くんA to E

伊藤くんA to E 柚木麻子

面白かった! 1日で読んじゃった! 私はどの女性にも共感できなかったし、伊藤くんもすごい嫌いだけど、 あるよねーこういうダメな男が妙に好かれちゃう風習、と思った。 できる女に限ってダメ男が好きだったりね、重いね笑 親友と言いつつ一番張り合って憎しみ妬んでしまう女の恐ろしい友情とかね。 やっぱ恋愛云々より私は女の友情が好きかなー。 一章ずつで主人公が変わって、でも繋がりのある話好き。

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終点のあの子

終点のあの子 柚木麻子

憧れとか嫉妬とか劣等感とかそういうの、ギュッと詰め込んだ柚木麻子さんデビュー作。 お嬢様学校が舞台のちょっとほろ苦い短編4作。 自分自身の高校生活と重なる部分があって(ただし制服は可愛くない。笑)胸が痛くなったり。 朱里みたいな空気の読めない子に対する「見えない制裁」や「見えない壁」でなんとなくカテゴライズされたグループ分け…とかは女子校あるある、なのかな。

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私にふさわしいホテル

私にふさわしいホテル 柚木麻子

本当に編集とか作家の裏側がこんな感じかはわからないけど、妙にリアリティあると思った 目の敵から戦友になっていく流れはやっぱり好きだなー

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私にふさわしいホテル

私にふさわしいホテル 柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』を4年前に読んで大好きになった柚木麻子さん。次に何を読もうかと本を探しているときに久しぶりに見つけて、即決。 読み始めると、さすが。とてもテンポよく進んで、最初から最後までずっとおもしろい。 最後の最後にとっておきのおもしろさがあるのもやはり柚木さん。 もう、ほんとに、大好きです。

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ナイルパーチの女子会

ナイルパーチの女子会 柚木麻子

面白かったです。濃い文章に要所要所でダメージを受けつつ、スピード感ある展開にザワザワしながら、すぐに読み終わってしまいました。 男性の感想が気になります。「女同士って怖い」って感じなのでしょうか。でも、主役の2人のいちばん問題になる部分は、性別関係なく多くの人が持ってるものだと思います。 私たちは自然と【友達】という枠に周りの人をあてはめるけど、自分に楽しさや優しさを提供してくれるポジションに他人を簡単に置くって、実はすごく傲慢なことなんじゃないかと思いました。 栄利子が、相手から理想の返答を引き出せないことに怒りを覚え攻撃的になるシーンがいくつか出てきますが、【友達】枠に入れてる人だから期待して、勝手に傷つく。勝手に被害を受けた気持ちになってしまう。 技術の進歩で、コミュニケーションのスピードがどんどん早くなる現代、自分の水槽を客観的に見ることが、どんどん重要視されるようになっていくんじゃないでしょうか。 たくさん魚がいる水槽。寂しくないけど、みんなを避けて泳ぐのは大変だし、酸素も足りない。 一匹だけの水槽。寂しくなる時もあるけど、全体を外から見たら実は、水草や設備の手入れの行きとどいた、過ごしやすい水槽だったりしてね。

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ランチのアッコちゃん

ランチのアッコちゃん 柚木麻子

今さら読んだんですけど、さらっと読めて元気になりました。アッコさんもよいけど、美智子ちゃんの成長が嬉しい 早速、娘に勧めました。

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3時のアッコちゃん

3時のアッコちゃん 柚木麻子

2017/11/7読了 ブラック企業やパワハラ、就活など、現実的なしんどい問題を取り扱っているけど、どのお話も前向きな気持ちになれる終わり方なので安心して読める。会社の会議でお茶のケータリングサービスとか本当になったらいいのになぁ。

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