柚木麻子の本

ナイルパーチの女子会

ナイルパーチの女子会 柚木麻子

文庫化を待ち望んでいたので見つけてすぐゲットしました。ちょっと読むつもりが展開が気になって気になって仕方がなく、のめり込むように読んでいました。 心を抉られる場面が沢山ありすぎて書ききれませんが、個人的には栄利子がガラスに映る自分の姿を見つけたところでサアッと血の気が引きました。これまでのシーンを思い返すと全てが違って見え、より恐ろしくなるような衝撃でした。。 栄利子も翔子も求めるものの終着点は同じ。言葉にできない自尊心や疎外感や社会カーストを全て栄利子や翔子が発する言葉、行動で示していて突き刺さりました。本物の衝撃作です。柚木麻子、他作品も読んでみよう。

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BUTTER

BUTTER 柚木麻子

結婚詐欺師による殺人事件が発覚した。 犯人は若くも美しくもない肥満体型の女 なぜそんなに男から結婚を望まれたのか、 貢がれたのか、 彼女がなぜあれほど自信に満ちているのか、 誰もが不思議に思った。 主人公もそのひとりで、面会していくうちにどんどん女の影響を受け、女の怖さやいやらしさに侵食されていく。 まるでバターが溶けて染み込んでいくように… あの連続不審死事件がモチーフになっている小説。 −彼女がお料理教室に通ったのは、もしかしたら女友達を作るためだったのかもしれない− と、作者のインタビューに書かれていたことが印象に残っている。 なるほど、女友達がいれば事件は起きなかったのかも。

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伊藤くんA to E

伊藤くんA to E 柚木麻子

伊藤くんを通して自分の内面と向き合う物語。相対する人がいる事で、自分の弱い部分を知る事ができる。周りの人達とのかかわりの中で新しい自分を見つける事も実はできる。ただ、人とどう向き合うかはその人次第。自分の弱い部分を知った時に、何を考え、どのように行動するのか。自分と他の人では考え方が違うから、思い通りに行かないことなんて、よくある事だと思う。でも、気持ちがのっている物事ほど成功させたい。当然だと思う。その為には、苦しくても自分と向き合わなきゃいけない。 恋は人を成長させるんだな。

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終点のあの子

終点のあの子 柚木麻子

憧れとか嫉妬とか劣等感とかそういうの、ギュッと詰め込んだ柚木麻子さんデビュー作。 お嬢様学校が舞台のちょっとほろ苦い短編4作。 自分自身の高校生活と重なる部分があって(ただし制服は可愛くない。笑)胸が痛くなったり。 朱里みたいな空気の読めない子に対する「見えない制裁」や「見えない壁」でなんとなくカテゴライズされたグループ分け…とかは女子校あるある、なのかな。

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私にふさわしいホテル

私にふさわしいホテル 柚木麻子

本当に編集とか作家の裏側がこんな感じかはわからないけど、妙にリアリティあると思った 目の敵から戦友になっていく流れはやっぱり好きだなー

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私にふさわしいホテル

私にふさわしいホテル 柚木麻子

『ランチのアッコちゃん』を4年前に読んで大好きになった柚木麻子さん。次に何を読もうかと本を探しているときに久しぶりに見つけて、即決。 読み始めると、さすが。とてもテンポよく進んで、最初から最後までずっとおもしろい。 最後の最後にとっておきのおもしろさがあるのもやはり柚木さん。 もう、ほんとに、大好きです。

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ナイルパーチの女子会

ナイルパーチの女子会 柚木麻子

面白かったです。濃い文章に要所要所でダメージを受けつつ、スピード感ある展開にザワザワしながら、すぐに読み終わってしまいました。 男性の感想が気になります。「女同士って怖い」って感じなのでしょうか。でも、主役の2人のいちばん問題になる部分は、性別関係なく多くの人が持ってるものだと思います。 私たちは自然と【友達】という枠に周りの人をあてはめるけど、自分に楽しさや優しさを提供してくれるポジションに他人を簡単に置くって、実はすごく傲慢なことなんじゃないかと思いました。 栄利子が、相手から理想の返答を引き出せないことに怒りを覚え攻撃的になるシーンがいくつか出てきますが、【友達】枠に入れてる人だから期待して、勝手に傷つく。勝手に被害を受けた気持ちになってしまう。 技術の進歩で、コミュニケーションのスピードがどんどん早くなる現代、自分の水槽を客観的に見ることが、どんどん重要視されるようになっていくんじゃないでしょうか。 たくさん魚がいる水槽。寂しくないけど、みんなを避けて泳ぐのは大変だし、酸素も足りない。 一匹だけの水槽。寂しくなる時もあるけど、全体を外から見たら実は、水草や設備の手入れの行きとどいた、過ごしやすい水槽だったりしてね。

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さらさら流る

さらさら流る 柚木麻子

後で一人思い返す宝石のような夜が誰にでもあると思う。突然そんなかけがえない夜を覆うような染みがどんどん拡がって窒息しそうになりながらも捨てることもできない。 自分もちょうど主人公達と同じ年で生きてる時代もぴったり当てはまり好きな作家の作品でそれが描かれて嬉しく思う。年齢の焦燥感は感じず、どこまでも広がっていく可能性を感じた。 どうにも偽れなくなって沈めていた本当の自分で人と向き合っていく事が一番怖い現実だし、進むべき現実だと思った。

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嘆きの美女

嘆きの美女 柚木麻子

美しいって罪ですか? 美しいだけで幸せになれますか? お世辞にも美しいとは言えない主人公と美女たちの奇妙な同居生活。 主人公側の人間(とは言え耶居子ほどのアグレッシブさはない)としてはなんか勇気をもらえる作品でした。ありのままの自分を受け入れたいって思えた。 ただ「美しい」ということだけで崇拝するのも嫉妬するのも間違っていて、そこにはいろんなことで悩んだり心の闇も抱えた自分と同じ「人間」がいる。人生山あり谷ありなのはきっとみんな同じ。

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本屋さんのダイアナ

本屋さんのダイアナ 柚木麻子

4/11 ヒロインの2人の心情に共感できることがたくさんあった 家族はどうしようもない問題で、その問題に挫折しずに、生き抜ける2人がカッコいいと思った 少しぐらい道を踏み外しても、踏み外して出来てしまった大きな溝を、自ら埋めるよことができるなら、それでいい そう思えた

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伊藤くん A to E

伊藤くん A to E 柚木麻子

電子書籍にて読了。 深夜に何気なくテレビつけたらやっていた連ドラの原作。ドラマが面白かったので。 こんな男のどこがいいのかさっぱりわからない、伊藤。彼に振り回されるそれぞれの女たちが振り回されながらも一歩進んでいくストーリー。 原作から入ってないからかもだけど、よくあのキャスト陣揃えたなあ〜と賞賛したくなるくらい実写キャストがぴったり!特に佐々木希と木村文乃の役はこの2人以外考えられないのでは? 映画版はこれから公開のようだけど、岡田将生という究極に顔の整ったイケメンが伊藤くんのようなクズ役やるならそれだけで観たいかも。(「悪人」でも中々クズだったけど) 個人的にはクズケンが良い男すぎたので幸せになってほしい…。笑

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早稲女、女、男

早稲女、女、男 柚木麻子

ですので、買いました。市川紗椰さんもワセジョだったなんて!めんどくさくも愛おしい、そしてどんくさいのがよいです。

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本屋さんのダイアナ

本屋さんのダイアナ 柚木麻子

大穴と書いてダイアナと読む名前の女の子と、誰もがうらやむ優等生の女の子…親友だった二人の人生が再び交わるまで。終盤タイトルの意味に関わるとこ染みる。物語途中で起こるある出来事がショックすぎた。起こる悲劇の種類が違うけど、自らの足で越えてく話。

運命の人はどこですか?

運命の人はどこですか? 飛鳥井千砂

もっと恋愛モード全開の話かと思ったがそれほど...いや全然そんなこともなくて 短編ならではの物足りなさも感じつつさらっと読んでしまいました。 どれもタイトルほどの印象深さはない。 ただ西さんの話は突出してぶっ飛んでいたような気がする。