辻村深月の本

噛みあわない会話と、ある過去について

噛みあわない会話と、ある過去について 辻村深月

恐ろしいものを読んでしまった。 装丁の美しさ(書店でひとめぼれ)とは対照的にひたすらエグい。 凄い面白かった!!!これは!! 同じ時を過ごしたのに蘇る記憶は全くの別物、 自分を正当化するために記憶なんて簡単に変わってしまう。 自分の甘美な記憶は誰かの嫌な記憶なのかもしれない。またその逆もしかりで、自分にとって思い出したくもない記憶が誰かの中では今も輝かしくその人を肯定する記憶なのかもしれない。超怖い。 過去への復讐でもあり、これを読んでスカっとするかゾッとするかはその人次第なんだと思う。 またタイトルが秀逸。 「噛みあわない会話と、ある過去について」。短編集なんだけど、全てがこのタイトルにリンクしている。 「パっとしない子」と「早穂とゆかり」が特にぞわっとする。でもちょっとわかる、わかってしまう。こういうの読んでると、ずっと光のあたる所で生きてきた人は無意識に人のこと傷つけてること気づかないし、これからも気づけない。否定するわけじゃなくて、「気づけない。」だからこそその人たちに静かな復讐をするところではぞわぞわする。し、私は少し胸のすく思いがしたのも事実だ。

A1b69106 33a1 4929 9077 6a60d6074d86B8ff77e7 271f 4d71 b807 9f310f4de5eeCc841888 d781 4e59 9578 49d9903628711e251ad4 6e1a 4aaf be54 1a999663ecf7Icon user placeholderIcon user placeholder7cd6229c 5bed 40ac af6a e0732112af8f 39
宮辻薬東宮

宮辻薬東宮 宮部みゆき

豪華なメンバーの書き下ろしアンソロジーです。 落とし所が皆さんそれぞれなので、ドキドキしながら読みました。

Ab05e64b 2c48 4225 bbaf 052c49d36ac2014253d4 6080 4951 9119 24735184a69684d1a374 bc29 4c2e b929 01982e9a9690
盲目的な恋と友情

盲目的な恋と友情 辻村深月

とにかく怖かったです。そんなにも溺れるほどの人に出会えたのは素敵なことかもしれませんが、欲しすぎる気持ちというのは時に人をだめにするというか、怖くさせるというか。。

956d2271 8c26 4469 8d7d 162f6cb03d69Icon user placeholder5e6a7c73 6b65 4d42 b07b a73eb7fc2f41Icon user placeholderIcon user placeholderIcon user placeholder4e1c3589 2eb0 464c bd94 6d3a5133c1cc 66
江戸川乱歩傑作選 蟲

江戸川乱歩傑作選 蟲 江戸川乱歩

乱歩の中でも幻想色強めの著作を集めたもの。「人でなしの恋」「押絵と旅する男」「目羅博士の不思議な犯罪」は全作中でも特別好き。

凍りのくじら

凍りのくじら 辻村深月

前から気になってはいたけれど、読んでいなかった本。このアプリでみなさんの書き込みをみて、すぐ読みたくなりました。 ドラえもん、読みたくなりますね。 理帆子が写真家となったステートメントが、いろんな謎が解けたときに、力強く響いてきます。 アーティストのステートメントって、やっぱり、極めて個人的なことだし、極めて個人的で極めて内面的なことだからこその強さっていうのがあるんだなあ。 父をはやくに私も亡くしているので、いろんなことを思い出しました。 世の中には説明がつかないけれど、でも嘘じゃないし、まぼろしでもなく、なのに理解不能なできごとって、あるんですよね。 読んでよかった。

80d5593d 19b1 49a9 8089 776340a0d15a9de8a6e9 8ead 4e7a 9fd1 811a28cd3db9Cee176d6 2ddf 42e8 80a5 868e79672ca25e6a7c73 6b65 4d42 b07b a73eb7fc2f410d7a8e2c e124 4267 88b7 b8d8d918e9c626a084f9 993d 4b6e 90ea 2a36cc3418aeB0a667f6 1b79 43a9 8ca8 a6872aa208a5 16
図書室で暮らしたい

図書室で暮らしたい 辻村深月

辻村さんのエッセイ集。 辻村さんの作品のことから好きなもの、生い立ち、生き様など、「辻村深月」を形作っているものが少しわかるような、そんな本。とても面白かった。特に自作解説が興味深くて辻村さんの作品をもっと読んでみたい、って思った。

Icon user placeholder2f2616b0 e8b8 4016 b299 a4c5aaaee63a6afd9e7b 40a8 4dc6 a6d8 b5e06bc37339F1c738f4 a243 4dce b45f 305f254b16f9Dff94a99 b9ca 4556 9326 3460233ee3ca874d4fa5 381f 468b bbba b668c3c1826d
青空と逃げる

青空と逃げる 辻村深月

窮地に陥った時、それも絶体絶命の時にどうするか。 逃げてというメッセージは多いがそれだけでよいのか? 辻村さんは躊躇なく助けを求めて!という。そしてできれば助けを求める時に、何かしら自分の得意技があれば理想で、なくてもできることをすれば世の中捨てたもんじゃないと。 助けるほうにも、相手が恐縮しすぎないように配慮できれば、いいなぁ。

Fdb069c4 bb99 45e7 9099 ff17980e35de80d5593d 19b1 49a9 8089 776340a0d15a876a2702 74a2 4e61 b608 4a73d7727b1b0d7a8e2c e124 4267 88b7 b8d8d918e9c652337dfe f90d 48d1 873c 780390df600fEf93a617 8025 4edf 9c1b 60e83c5070ae
短編学校

短編学校 米澤穂信

2017/10/19 読了 少年・少女が大人になる瞬間を描いたアンソロジー。米澤穂信、本多孝好、関口尚、辻村深月、今野緒雪、それぞれ楽しませてもらった。それにしても、なんでこの短編集のタイトルが学校なんだ?

7d63272d 4edb 4f5c b64c f54f6b57d0c4Icon user placeholderIcon user placeholder
光待つ場所へ

光待つ場所へ 辻村深月

1人1人にストーリーがあって、それはどこかで繋がって、ひとつの世界ができているんだなあとか思ったりします。

0d7a8e2c e124 4267 88b7 b8d8d918e9c680d5593d 19b1 49a9 8089 776340a0d15aEe5be961 4ff4 4d23 a889 a8416bd0fac68f997df3 7220 420d 8e33 ee2e48d5a7fa
光待つ場所へ

光待つ場所へ 辻村深月

スピンオフ短編集。 長編以外の作品の中で、辻村深月ワールドのキャラクターたちとまた出会えるって、幸せで胸いっぱいになりました。

11a604ac 86d0 4060 a3cc e149b56dcc5fB0a667f6 1b79 43a9 8ca8 a6872aa208a5A4180189 89b9 491c abf7 d03e985ee44a417d400b 6de5 445e b47c 5122f205665fAba3704d c280 41c9 84da 0ac22748e82f