岡崎京子の本

ショコラ・エブリデイ―ミミミとラララの冒険譚

ショコラ・エブリデイ―ミミミとラララの冒険譚 岡崎京子

岡崎京子さんにしては珍しい(?)、ファンタジー色の強いお話です。 主人公の双子、ミミミとラララが家出という冒険に出かけるところから話は始まります。 そして、謎の屋敷に辿り着き…。 オバケや不思議なテレビ、怪しい屋敷、喋るネコ…出てくるものはファンタジーなものばかりですが、語っている内容はやっぱり「少女」であって、どれだけファンタジーになろうと「岡崎京子」は変わらないなぁと思いました。

ROCK

ROCK 岡崎京子

ロックみたいな女の子になるんだ。って高校三年生の夏に思った。

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くちびるから散弾銃

くちびるから散弾銃 岡崎京子

今まで読んだことがある岡崎京子さんの漫画がヘルタースケルターとリバーズエッジだったので、こんなにポップにライトに毒を吐ける漫画家さんでもあるんだ!と思いました。笑 あとがきにも同じようなことがあったのですが、少女時代は夢見がちで自分の周りの人達だけで世界が回っていくけれど、大人になれば「その歳ならこうでなくっちゃ」とかがあって少女のままではいさせてくれない…。そりゃそうだ!なんですけど、時折「昔はあんなだったな〜」って思い出すと懐かしいような寂しいような微笑ましいような…な気分になるんだと思います。笑 でも表紙の通り、全然重たくも暗くもない話です!底抜けに明るいってわけでもないですが、あははと笑えるシーンがたくさんあります。笑 一話一話が短いのに、ちゃんと落とし所があって全話面白かったです。合間合間の日記も良かったです。 ますます岡崎京子さんが好きになりました。

リバーズ・エッジ

リバーズ・エッジ 岡崎京子

説明できないあの感じを巧く説明せずに描き下ろされているなぁって思う。 なんかわかる、わかるけどどこがどうわかるのか、は私にも説明できないのだけど。

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岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ

岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ 岡崎京子

展示は見に行けなくって、書店で図録を購入。 インターネットのない時代に、こんなに周りから抜きん出た、鋭い感性を持ってたことに驚かされます。 特に、TOKYO、ハッピー、かわいい、さみしいなど、女子とそれを取り巻くものへの視点の鋭さは哲学。 セリフの言葉選びとか、表面的なものは古いんですけど、メッセージは芯を捉えてるから、今を生きる女子にも刺さるんですね。 岡崎京子さんの文章は初めて読みましたが、飄々とした中に、すごく冷めた瞬間と、りりしい瞬間と、可愛らしい瞬間があって、野生のネコみたいな感じの女性。人に懐くけど決して飼われなくて、自由。 そんな印象を受けました。 「pink」とか「ヘルタースケルター」が好きでしたが、ハッピーなお話の方がより本人のイメージに近いというのが意外でした。そっちも読んでみたいです。岡崎京子漫画になりたい。

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退屈が大好き

退屈が大好き 岡崎京子

いい意味で、だらりだらりと続いてく話の中にも、岡崎京子さんの棘というか何というか…が垣間見えて、日常の小話のようであろうと岡崎京子さんは岡崎京子さんだなぁと思いました。 数ページの短編でも、しっかりキャラ付けされてて、どの登場人物にも一瞬で愛着が湧きます。 ただ、少し物足りない感じもあります…。 短編集なので仕方がないのかもしれないのですが、やっぱり岡崎京子さんの真骨頂ってヘルタースケルターやリバーズ・エッジ、pinkのような一冊まるまるの作品だと思います。それくらいのページ数を使わないと、やっぱり物語に深みが増してこないというか…若者同士の人間関係に感情が絡まり合ってこないので、現代の若者を風刺するだけで、全年代の若者に通じる、浅はかさや無常さを風刺する境地にまで至らないと思います。 もちろん、どんな形であろうと、若者を描かせたら右に出るものはいない!と思えるのですが、それでも私は岡崎京子さんのもう少しダークな作品を読みたいなぁと思いました。

東京ガールズブラボー (下)

東京ガールズブラボー (下) 岡崎京子

“こういうしりめつれつなすっとんきょうな大カツヤクぶりって 何かじりじりさせるなあ人を あたし達はあせっていた” ↑全体でみるとさりげないシーンなんですけど、印象に残った一言。(漫画「ヤサシイワタシ」を思い出す・・・) 岡崎京子の漫画のように生きてたい。 欲望に忠実に、素直に、エネルギッシュに、秩序なく。 「転んでケガするかも」なんて考えが浮かぶヒマもないほど、もつれるようにめちゃくちゃに走っていたい。 ひとことでゆうと「ずーっとあそんでたい」です。 そんな私から見てサカエもじゅーぶん“しりめつれつなすっとんきょう”なコだと思いますよ。

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くちびるから散弾銃

くちびるから散弾銃 岡崎京子

あー。女の子で良かったーと思える瞬間がいっぱい。たしか岡崎さんの作品の何かで「人生に疲れた時は友情と文化とセックスですよ」というセリフがあったのだけれど、まさにそれが詰まったような前向きな気持ちになれる一冊。これまたお風呂で読み返す一冊。

チワワちゃん<チワワちゃん>

チワワちゃん<チワワちゃん> 岡崎京子

短編集。 やっぱり表題作の「チワワちゃん」が1番印象に残る話でした。 彼女と仲が良かったはずだし、あれやこれやも知った…それでもなお、彼女がどんな人でどんな考えの持ち主だったのかっていう根幹の部分がわからない。時代背景は違うんだけど、そこの部分は現代にも通じるなぁと思いました。 いつも通りテーマは重たいながら、作品自体は決して暗くはならない…だからこそ読みたくなるんですよね! 唯一無二でありたいけど、同時に自分はそうはなれないし、周りからはそう思われてもいないんだってことは知ってる。自分が「〇〇な若者の1人」に過ぎないってこともちゃんと分かってる。だけど…っていうのが今回のテーマかなぁと。 作品中には、普通でありたい女の子、華やかになりたい女の子…いろんな女の子が出てくるけど、そのどの女の子にも共感しながら読める作品でした。

pink

pink 岡崎京子

当時高校生だった私にこの漫画が私の中に存在していモヤモヤをはっきりとした物として捉えさせてくれた。 大好きだ、岡崎京子。

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ヘルタースケルター

ヘルタースケルター 岡崎京子

初めて岡崎京子さんの漫画を読みました。 自分が生まれる前の作品だなんて思えないくらい、現在でもかなりセンセーショナルな内容のお話でした。 美とは?若さとは? 永遠ではなく、使い捨てられることが分かっていても、人が求める自分を演じ続けるりりこ…末恐ろしくもあったけれど、まるで自分自身の一部を除いているかでもあるような。 あるはずもない魔法のような治療の効果に飛びついてしまう気持ちもわかるし、破滅すると分かってても続けたくなる衝動もわかる。 本当、欲がどんどん人を変えていく…。出てくるものはどれもこれも、欲欲欲…。 「今の自分をどれほど愛せるか?」なんて生ぬるいものじゃない。 その瞬間にしか価値のないものに縋り付き、持っていないものに憧れて這いつくばってでもそれを追いかけることがどれほど愚かか。それを表現してるような気がします。 もっともっと漫画を深く読み尽くしたいと思える作品でした。確かに、名作です。

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