井上靖の本

(010)季

(010)季 円地文子

「白梅の女」 個人的なイメージだけど、昔の女流作家ってすごく賢くてプライドが高そうだなっていうのが文章から滲み出ている。それがいっそ清々しくて嫌いじゃない 「仙酔島」 儘ならないところはあっても、登場人物が皆やさしい世界。 「玉碗記」 結婚の感覚に現代とはだいぶ隔たりがあるけど、こういう噛みあわなさは普遍的にあるものだよなと思う。

穂高の月 井上文学の背景となる自然観と思索が綴られたエッセー選集

穂高の月 井上文学の背景となる自然観と思索が綴られたエッセー選集 井上靖

上高地に行ったのちナイロンザイル事件を知り、「氷壁」を読んだ。その後、「深夜特急」を読んで靖センセがあの時代アフガニスタンなんかにも行ってたのを知る。 いろんな旅をしている靖センセの自然や旅に関する随筆集だったので、迷わず購入。 そして読み終わった今は「氷壁」の再読中で、随筆の内容とのある意味ベリフィケーション作業中。

しろばんば

しろばんば 井上靖

自身を取り巻く環境や自分の立ち位置。そして自分の大きさ。それらを計ることのできない年代だからこそ、見えるものがあります。純粋無垢な少年が、少しずつ自分の意思を形成してゆく姿に涙が出ました。

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孔子

孔子 井上靖

かつて孔子の弟子として孔子に同行した老人が、孔子との思い出を語る物語。老人の思い出話をそばに座って聞いているような感覚で読めるので、毎朝少しずつ読むにはとてもよい本でした。

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アンソロジー カレーライス!!

アンソロジー カレーライス!! 阿川佐和子

御節にもそろそろ飽きてきて、ああ、カレーライスが食べたいな、と思いながら、ふと手にとった本。 中の紙までカレー色で、33人の方の書いた、いずれもカレーにまつわるエッセイは、トータルで、まるで沢山のスパイスを使うカレーのようなハーモニー、美味しく頂きました。

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〆切本2

〆切本2 森鷗外

作家の〆切と家族との係わりなど、前回とはまた違った切り口で面白かったです。子母澤寛の文章に猿出てくるの、なんかの比喩かと思ったらほんとに猿飼ってた

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天平の甍

天平の甍 井上靖

当時唐の文化を導入するには、現代宇宙に行くより大変です。あっさり日本行きを決めその信念がゆるがない鑑真はすごい。

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猟銃・闘牛

猟銃・闘牛 井上靖

女性の方には、薔子、みどり、彩子の1人に当てはまる部分を探しだしてもらいたい。男性の方には、女の賢明さや恐ろしさ、また一途さや、純粋さをいっぺんに感じてもらいたい。愛という形のないものをどう表現することができようか。ぜひに^ ^

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氷壁

氷壁 井上靖

高校生の頃、夢中になって読んだ本。大人の男も女も私達とさほど変わりない葛藤や矛盾を抱えているんだなと思った。

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あすなろ物語

あすなろ物語 井上靖

井上靖の文体は、一文一文が練られてるから読み飛ばせない。なので速読派の自分でもすごく時間がかかってしまった。 最後の方の星空にまつわる話が好き。「あすはなろう」の思いをもつ様々な人の生き方や死に方が胸を打った。

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