鹿島茂の本

グラビア美少女の時代

グラビア美少女の時代 細野晋司

数人がそれぞれのテーマでグラビアや写真全般について自由に論じている。その合間に細野晋司がこれまでに撮ったグラビア写真が収録されている。みんな可愛い。 グラビアアイドルというのが日本独特なものだと知って驚いた。 最後の鹿島茂による想像力という観点からグラビアを考える話がとても面白かった。

猫なんて!

猫なんて! 角田光代

総勢47名の作家による猫話 猫との距離感、間合いがそれぞれでおもしろい 犬派ですが、猫もいいなあ… なんて笑

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明日は舞踏会

明日は舞踏会 鹿島茂

19世紀のパリのことを知りたくて読んでみた。 修道院から抜け出すことができ、憧れのパリでの社交界デビュー前夜。ワクワクする若い女性に焦点をあて、いくつもの文学作品から当時の生活やファッション、恋愛、結婚を紐解いていく構成が、すごく面白かった!

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幻滅 ― メディア戦記 上

幻滅 ― メディア戦記 上 バルザック

「一つの声がリュシアンに叫んだ。「知性こそ世界を動かすてこだ!」、だが、もう一つの声が、知性というてこの支点となるのは金だと叫んでいた。」

悪の引用句辞典 - マキアヴェリ、シェイクスピア、吉本隆明かく語りき

悪の引用句辞典 - マキアヴェリ、シェイクスピア、吉本隆明かく語りき 鹿島茂

毎日新聞で連載されていたコラムらしい。 著名な著作や発言を引用して、現代社会の批評を行うというスタイル。 著作の目指すべきところは非常に心踊った。 一つに多種多用な人物や著作を分かりやすく端的に解説する点。 また、著者が冒頭で述べているよう、適切な引用は文書や議論で非常に重要なので、その見本を目指した点。 と、ここまで良い本になる他ない流れだが、読んでがっかり。 良い意味ではシニカル過ぎる。 悪く言うと、これが老害か!という文章。 これはたしかに若い人は新聞なぞ読まなくなるわーという文章のオンパレード。 引用も自分の意見に引き寄せるために無理やり曲げて使われる印象が強すぎる。 引用からの唐突な政権批判。 常に若者を叩く感じ。 またおっさんぽいなぁと感じる打開策。 一例を挙げると、オリンピックの表彰式を観ていたら、日本人が子供っぽく見えた。 からの今の日本人は大人になることを拒否しているという展開。 いや、関係ないだろと笑。 と批判が多くなってしまうので、この本はここらへんで。

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愛書狂

愛書狂 鹿島茂

鹿島さんはANA機内誌『翼の王国』 の「稀書探訪」で知ってからすっかりファンになってしまった。読んでいるとその博識っぷりとフランスの古書への愛情と執着が素敵な刺激として脳内に染み渡ります。鈴木成一さんの装丁がこれまたカッコいい。