川上未映子の本

人生が用意するもの

人生が用意するもの 川上未映子

雑誌新聞連載が単行本化されたもの。掲載当時読んでいたらどう感じただろうな、と思う。4章の「ラズノグラーシエごっこ」がすっきり捉えられず悶々…どなたか私に解説を…。

世界クッキー

世界クッキー 川上未映子

私が読んだハードカバーも、絵が違ってましたが栞紐までパステルでポップな装い☆川上さんのパンチある面白さ勢いほんまに大好きです。

197d1562 6784 4d5a bd87 ee161200dcbaFbad6930 13ee 4484 b2de 3e4dd1e15de500a20a97 3d99 4e03 bc71 2639f8f8bd10F1ea2c73 e179 442b b27d bcfe29183e5120020554 f198 454e 91e8 1f0d2e6b66ccAkiaivjyeuyp25rambwaIcon user placeholder 13
愛の夢とか

愛の夢とか 川上未映子

おもしろかった。続きが気になる編もあれば、ならない編もあって、短編集らしくてよかった。 2019.12

594c9ddd fa60 41b3 9b63 48350c0e054cDadd2c7b b0e1 4190 9966 375700664a87Ef71581d c2e3 4baf 998b 784e421d7a7b00a20a97 3d99 4e03 bc71 2639f8f8bd10F1ea2c73 e179 442b b27d bcfe29183e51Icon user placeholder044abe3d 44a3 4c18 a114 62addfd81004 23
ぜんぶの後に残るもの

ぜんぶの後に残るもの 川上未映子

冒頭でわたしの地元のことが書かれていてうれしくなった本。川上未映子さんのエッセイは、友達の日記を読んでるような、そんな身近さで元気をくれる。なにより未映子さん美しくてすてきなんです。

発光地帯

発光地帯 川上未映子

頭の中から溢れ出たような文章、でも声に出してみると滑らかで口に気持ち良い。 表紙から目次から文章にタイトル、一貫して川上未映子。 最近のナンバーワンエッセイ。 中身もおもしろいよ。

594c9ddd fa60 41b3 9b63 48350c0e054c49448683 e6cb 4bea 841b 0883d9480cf9F7c576e9 180f 4041 ab2a 70765d8c4cac974b8ee5 0264 4d2b 9d4e e1e1dfeb2d4dF1ea2c73 e179 442b b27d bcfe29183e51E76338e6 b9d0 4540 8388 7804d99769b79b987561 99bd 4e6b a565 49eaddead91e 8
水瓶

水瓶 川上未映子

恐ろしい短編集。 物語そのものは恐ろしくない。 しかし、内面を外から覗くと恐ろしく感じてしまう。 これらの物語は思春期心性、或いは病理に近い無意識レベルの幻想のようだ。 しかし、その幻想の一端に驚くほどに的を射抜くような言葉がある。 P.135『「みんな不安を纏っているけど、誰もが痛みに満足してる」』 未分化な自他。 P.10『自分からついてでた言葉が人のなかに入っていってそこにありつづけるなんてたまらない。しかも永遠になんて』 曖昧な安全感。 P.32『〜この家からでて、この入れ子を放棄することだ、と暗闇が花の影のような模様をつくる天井をじっとみつめながらコスモスは思った。』 果たして治療とは歯科医院だったのか、それとも・・ 時間の見当識が失われている様。 過去、現在、近未来の自己同一性が「黄色く」拡散してしまっている様子である。 この短編集をこういう読み方ばかりしていると健康に悪そうだ。

Icon user placeholderA19b720c 71ee 49cb bb04 ed01b457efc3755b445b 6724 42aa a1da ff3b2f0c54d5384d5bf7 982f 4435 8df5 a0c7571b46af151a20ec 11c6 4572 b74d 1715202fc241E1eccc89 dd0e 4978 852a 4dbc9dddd9c869d21e99 b3b3 461b a629 6b943372182b 9
りぼんにお願い

りぼんにお願い 川上未映子

先日、川上未映子さんの「りぼんにお願い」を読みました。 この本は、雑誌、「Hanako WEST」や「Hanako」で連載されていた、川上未映子さんのエッセイをまとめたもので、「同世代や、ちょっと年下の女の子たちと、おしゃべりするような気持ちで書いた」と、「あとがき」で川上未映子さん自身が書いてるように、気軽に読める感じなんだけど、でも、ときに真理をつくような言葉もあったりする(ちょっと大げさな言い方かな?)、そんなエッセイでした。

E1eccc89 dd0e 4978 852a 4dbc9dddd9c8C1f74dc2 819d 4147 9338 a515b17724d3Ac175e93 27ca 4cda 822b e41d829b5f1e182d3e6d a64a 4126 8f16 670bbdfab2d8265efb61 0af4 43e3 8a24 453b53c824a0
ヘヴン

ヘヴン 川上未映子

裸になって、頬を撫でるという行為そのものが、生きている世界の意味(=意義)をめぐり異なる解釈を認めたときの不自然だけど、ナチュラルな(=当然な)アクションだと思う。犯されるわけでもなく、逃げるわけでもなく、ただブレザーを脱いで汚れた手を頬にあて撫でる行為には、優しさというより、強い酸素みたいな「凶暴さ」がある。 世界に意味があるという立場(コジマ)と世界に意味はないという立場(百瀬であり、実は母親や病院の先生も)のあいだで揺れる「僕」は決して最終的に恋したコジマ側につくわけではない。むしろその逆で、「僕」は百瀬や母親、病院の先生側の、どちらかというと世の中に積極的な意味を求めていない側に流れる。それがこの『ヘヴン』という小説が青春小説とは甚だ呼べない代物である所以だ。世界は解釈でしかないと悟った先のどうしようもなさを描いた作品という点で『わたくし率』『乳と卵』と似ていて、すごく尊い。 川上未映子はキャメラ的、シーン的な作家だと思っていて、シチュエーションを描くのがとてもうまい。コジマが公園で脱ぐシーンは別格だけど、髪の毛を切らせるシーンもとても良かった。僕たちは綿矢りさを知ってるから、髪の毛を切る、切られるという行為が「性衝動」なのだとわかる。

594c9ddd fa60 41b3 9b63 48350c0e054c6851326a c00d 4609 9a4a 0134bb54f44b64e50687 d69c 4a16 9e02 a2dc2e49048a49448683 e6cb 4bea 841b 0883d9480cf996f02de3 0437 436a a3dd 3957e39e5c12D1cd8f9e 706f 4f28 9e0d 97137f8f558c4f8e614f ec35 4985 9704 318bf3471b43 59
きみは赤ちゃん

きみは赤ちゃん 川上未映子

いつかそんな日が来る時のための、イメトレ。として読んだ。 テレビで対談してた川上さんが、超絶ネガティヴだというので、きっと私と似てるわーと思って。 子供を迎えるってことは良いことだし、前向きなことだけれど、それに伴う大きな責任や不安、ネガティヴな感情、旦那への気持ちなどなど全てが率直に書かれているので、ドキドキ、ワクワク、自分のお腹までもを痛めながら、想像妊娠する勢いで読んだ。 いつか、そういう日が来た時には、きっといろいろ大変で、やさしい気持ちで旦那に細かいこと伝えている余裕はないと思うので、この本を読んでもらって「私は今こういう気持ちだから」っていうのをわかってもらおうと思う。

7li nku1 normal5dc3c954 72bc 4f1e 9ecc 2ff72d773a8aE5c15d86 fa5a 4766 a6aa bf26459b9822384d5bf7 982f 4435 8df5 a0c7571b46af94ac9095 b4e0 41e9 9e11 e1618df0b23cE1eccc89 dd0e 4978 852a 4dbc9dddd9c89a2b6729 e01f 4069 bba9 990f42412830 22
安心毛布

安心毛布 川上未映子

川上さんのエッセイは初めて。川上さんの文体や言葉選びが好き。

594c9ddd fa60 41b3 9b63 48350c0e054c182d3e6d a64a 4126 8f16 670bbdfab2d8
すべて真夜中の恋人たち

すべて真夜中の恋人たち 川上未映子

よくあるような恋愛のペースにはそぐわない、でもその特別で優しい世界が素敵でした。 静かに深く誰かを愛するってこういうことなのかな、と 叶う恋もあれば叶わない恋もある。 出逢って、恋い焦がれ、悲しみ、そして… 読み終わったあと押し付けがましくない静かな希望を感じた。

201b687c 1b43 4282 a890 5644508f053b1fad47c2 80e8 480a 920c 610d017afd1466b38508 5a46 4f97 a0fb 87ff00c4b34aIcon user placeholderIcon user placeholderCd0397f4 8501 4d61 b152 7930280a992c18f9cba6 6736 41fb b0be f995ffdcfadf 304
アンソロジー そば

アンソロジー そば 池波正太郎

蕎麦はうどんにもラーメンにもきしめんにもない粋な美学がある。蕎麦観も美学も人それぞれでおもしろい。

E9fb4a96 face 4612 bd8a c6bfdc20740045807d47 fbcd 4c67 a800 0cd4d91dbfe1Bcef4f07 681e 45ad b000 bac28e968508E9055b08 9a8e 4544 8233 280ef79450c3F28f12da 56dc 4042 8814 56e2dc18740a3add3473 1316 4920 955c c6f14b052dcb
乳と卵

乳と卵 川上未映子

なんでそうなったのか今でもわからないし、本人たちですら覚えてないのだけど、母は殺してやると叫びながら業務用のケチャップを父の禿げた頭頂部に、どゔぁどゔぁとかけ、父はそのケチャップを丁寧に手で拾い、母の顔に塗りつける。罵り合いながら、なぜか途中から笑い出して、風呂にでも入ろうかなぞという、その光景は当時の姉とぼくには理解不能だった。 その光景は、父のケチャップTシャツが大掃除のたびに細かい溝を拭く切れ端になって登場するたびに思い出すのだけど、そのケチャップ事件は、何も解決できない、問題なんてひとつも解決できない状況だから、生じたカタルシスなのだと、『乳と卵』を読んでいて、やっとわかったつもりになっている。 小説は言葉でできている。けども、言葉で考えられた小説か、そうではないかという点は大きく作風に影響する気がする。 ウィットなどの言葉遊びは言葉で考えるときに生じるもので、村上春樹や高橋源一郎の作品はそれによって、イマジネーションを得ている気がする。 一方で、小説がとてもキャメラ的、シーン的、ひょっとしたらアクション的なものもあって、むしろ手や足や口が言葉に先立ってある。 『乳と卵』は個人的にキャメラ的だと踏んでいる。振り上げた腐乱した卵を自分の頭に叩きつける、やさしさ。床の卵を自らお迎えにいって、頭を叩きつける、おかしさ。 優しくて、滑稽で、狂おしい、にんげんさま。川上未映子はシーンを思いついてから書く作家なのではないかと、勝手に親近感さえ覚えている。

Icon user placeholder92a74c15 b62c 414d 8546 6351ea43f7f5Icon user placeholderE7ef0eef f7ce 428e b609 594852cc701aIcon user placeholderIcon user placeholderIcon user placeholder 90