根本聡一郎の本

宇宙船の落ちた町

宇宙船の落ちた町 根本聡一郎

巨大な宇宙船が墜落してから10年、異星人たちが定着し始めた地方都市で人気アイドルと墜落した町に住んでいた青年が絡み合っていく、あらすじだけ見ると全く縁の無い小説に思えるが読後感は昔読んだ眉村卓さんの小説を彷彿とさせるかすかな希望を感じる。今日的な問題をいったんくぐらせ物語として提示することにより浸透度が増す。 小中学生ぐらいの子たちに読んでほしい。 「みなさん、あの落っこちてきた宇宙船に乗ってた奴らは、国から保護費とかいう金をたんまりもらっているんですよ。それで働く必要がないから、昼間からパチンコ屋やら外食やらで贅沢三昧なんです。納税者である我々はね、もっと怒らなくちゃダメなんですよ!」p.85  既視感…. 「『でもフーバー星人もいろいろだよな』芸能界で活躍し、多くの地球人に愛されているりさのような人物もいれば、地球人を標的にする過激派テロリストになっている人物もいる。その事実だけをとっても、一口に『宇宙人』とまとめて彼らについて語るのは無理があるように思えた。」p.137~138

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