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辺境・近境 村上春樹
旅行をするという行為は、人に意識の変革を迫るもの、そして疲れるもの。日常から離れながらも、同時に日常に隣接しているか。 アメリカに1年いたときを思い出したな〜。 村上春樹もウィスコンシン州行ったことは個人的に嬉しい。
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「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 村上春樹
驚愕!女性が男性に気持ちを伝える方法。 ーいちばんいけないのは口で「あなたのことが好き」と言うことです。これでは女として、完全にアマチュアです。あなたも(もう)33歳だということですから、もっと女としてプロになってみましょう。(略) 女の人にはみんなそういう知識が生まれつき自然に備わっているものと、僕はこれまで思っていたんですが、そうでもないのでしょうか。 具体的方法はこの本を読んでお確かめください…。
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹
昔の苦い思い出、、自身の弱さ、人との出会い、変化。ドキドキしながらも静かに見守りながら、また新たに前に進んでいくつくる君を応援したくなった。1冊の中で時間も場所も変化して飽きない1冊。
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1973年のピンボール 村上春樹
ピンボール研究書「ボーナス・ライト」の序文が素晴らしい。
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村上春樹 雑文集 村上春樹
さらりとした日本語
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風の歌を聴け 村上春樹
思春期に好きだった作家さん読み返しキャンペーン第一弾は村上春樹。当時はアメリカ文学とか全然読んだことなかったから「掴みどころがなくて、新しくて、とにかくカッコいい!」と思っていた。 いろいろアメリカ文学を読んでから読むと文体がまるっきりヴォネガットだったり、このモチーフはたしかサリンジャーの作品で出てきたものじゃなかったっけ、とか下敷きにしているものがようやく見えた。 今読み返してみると「30代で小説家を志した若者が、自分の敬愛する作家の文体やモチーフをなぞったり切り貼りしたり、洒落た会話や比喩をひねり出したりしながら、自分のスタイルを一生懸命探した」作品だったのかなぁと思った。 当時の私の無知だったからこその感動も、今冷めてはしまったけど歳とっていろいろ背景がわかるようになったことも、両方素敵な読書体験だった。村上春樹からアメリカ文学の世界に入った面もあるし、歳とって色々読んで帰ってきたんだなぁという感じ。
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シドニー! 村上春樹
何年か前に上巻だけ読んでそのままになっていた。オリンピックの取材に行ったのに寒いから競技見ないでうどん屋入っちゃうあたりの感覚が好きです。
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羊をめぐる冒険 (下) 村上春樹
記憶 凡庸 生の世界
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翻訳夜話 村上春樹
2017/6/21読了 この本を読んで、翻訳ものに対する捉え方がちょっと変わったかも。 あと、同じ原作を訳したものを読み比べられるので、それはすごく面白かったなー。
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夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹
村上さんのインタビュー集。 小説の書き方、翻訳、音楽、ランニング辺りがメインのトピックなので、エッセイとも重なる部分もあるが、アンダーグラウンドで出会った一般の人たちへの敬意とか、自分が社会に対して何をやるのかみたいな外側に関することが率直に語られている。デビュー当時の個人主義的な思考から変化して、どうやって今の思考になったのかがよく分かる一冊。
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村上朝日堂はいほー! 村上春樹
肩の力が抜けた感じのエッセイでした。
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少年カフカ 村上春樹
海辺のカフカの登場人物になれるなら…。 大変大変恐れ多くも…、森の中の淡いブルーのワンピースを着た少女になりたいです。 |
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ダンス・ダンス・ダンス〈上〉 村上春樹
良いです。
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ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 村上春樹
紀行文って好きです。旅してる気分になれる。 村上さんの気ままな旅はゆったりした気持ちになる。奥さんと仲良しなんだなぁと感じた。
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神の子どもたちはみな踊る 村上春樹
1995年に起きた神戸の大震災に関わる短編を集めた本。神戸の震災での出来事や、実際の被害者について書かれることはないが、遠くに住んでる人や、被害者と関わりがあるわけではない人でも少しずつ影響を受け、人生がじりじりとちがう方向に向かって進んでいくこともある、というトーンで書かれる。 神戸の震災についてのニュースを見続けた後で唐突に家を出て離婚を要求してきた妻、ニュースを見てから悪夢を見るようになった女の子… 3.11の震災の時、関東に住む人はあまり大きな影響を受けなかったが、遠くで起きた地震とそれによって引き起こされた莫大な犠牲の事実を知り、自分の考え方や人生の考え方、人との触れ合い方が少しだけ角度を変えて進むようになり、前とは同じ視線で人生を歩めなくなった、そういう体験をした人は多いと思う。その不思議な現象を短編集にして、大きな悲しみもないが、喜びもない、淡々として本になっている。
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ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック 村上春樹
プリンストンで学んで伝説的な小説を書いた人でさえこうなのかと驚きながらも、村上春樹の語り口が心地よくてページをめくってしまった。もっとスコット・フィッツジェラルド読んでから読めば良かった。短編2つが切ない。この魅力的な解説でもっと読もうと思える。 |
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ノルウェイの森〈下〉 村上春樹
村上春樹好き
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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 村上春樹
これは文庫よりも断然箱ケースのあるハードカバーの方が装丁が良い。純文学とは思わないけど。背表紙の裏にある地図。 二つの世界が少しずつ近づいてはいくが、両方の主人公が同じなので解りやすい。 作品はもとより、お料理の描写が素晴らしい。 胡瓜とハムとチーズのサンドイッチや、レファレンスの女の子が食べる僕の手料理。最後の晩餐で食べるイタリアン。 そしてコーヒーラムとピスタチオのアイスクリーム。 全てにおいて村上作品はお腹が空く。
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パン屋再襲撃 村上春樹
パン屋再襲撃と、ファミリーアフェアがいいと思う。
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「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 村上春樹
両思いってありますか? ー(略)人生というのは、多くの曲面で絶望的であると人は言いますが(僕もそれを否定するものではありませんが)、少なくとも愛に関していえば「楽観性」は大きな力を持ちます。
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