丸山正樹の本

デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士

デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 丸山正樹

ミステリである とにかく手に取ってもらいたい この本は読んだもん勝ちの面白さがある 生活のために手話通訳士を取得した主人公が ある法廷通訳を引き受けるのだが なぜ高度な通訳が出来るのか それは同時に過去との対峙でもあった… ろう者と呼ばれる いわゆる聴覚障害者の手話が2種類あり 文化が違う言語、という説明が腑に落ちる 何より本から、人間の本質であって欲しい 押し付けない優しさを感じるのだから恐れ入る なのにしっかりミステリ、なのですよ 友人オススメ本

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龍の耳を君に

龍の耳を君に 丸山正樹

デフ・ヴォイス新章 ろう者の世界をもっと知りたい と思っていたら 今作は場面緘黙症の子供に 手話を教えることに 3話構成のそれぞれが 1.音声日本語教育は最優先? 2.障害者は全て善人か 3.正しい教育は障害を治す? よくぞまぁ…と思う着眼点ばかりです 第3話はミステリ色が濃いとはいえ どの話も題材が難しいだけに 誤解や歪曲と取られないよう あらゆる気配りも必要で... その上で小説として 一冊にまとめるのは単純にすごい そして、作者の 冷静かつ公平なスタンスが 自然で押しつけがなく、好きです