林真理子の本

ウェイティング・バー

ウェイティング・バー 林真理子

女性が男性との関わりにおいて心に秘める本音や、自分の目的を達成するためにつく嘘、裏切りなどを書いた短編10作を集めた本。 短編である為か、林真理子が得意とする上質などろどろは不足するが、身近にいる女性たちが陰で思ってそう、やってそうなことが描かれており、ある意味よりリアルでどろどろしているとも言える。 身綺麗な女性ほど、本当に何してるか分からないものだな、女性とはやはり賢い、と改めて思わせてくれる短編集。

決意とリボン

決意とリボン 林真理子

久しぶりに手に取ってみましたが バブル時代のなごりのある書き方というか 過ごし方考え、があるものの、一般人の感覚もあり よかったです 本人のエッセイ日記みたいなもの。 本から元気が伝わってきましたがそれ以上以下でも なかった

愉楽にて

愉楽にて 林真理子

日経新聞にエロ連載が載るほど景気が回復したのか⁉︎と話題に。朝のおじさん達の楽しみ。 林真理子の不倫小説は濃厚で楽しい。特に今回は歳がいった男性達、知的で働く女性達が主人公。ありきたりな、イケメンダンディーとかわいいだけの女達の不倫じゃない。まさか、僕も、私も…?と、日経新聞読者層が自分を重ね、興奮する。興奮して、こんな楽しみがあるなら、もっと僕、私、頑張りたい、と思わせてしまう、働く日本人へのエール小説。

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男と女の理不尽な愉しみ

男と女の理不尽な愉しみ 林真理子

お二人の話が面白いのと分量も少ないので一気に読んだ。林真理子さんが壇蜜さんの話を上手く引き出している。また第二段など出るならば読みたい。

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正妻 慶喜と美賀子(上)

正妻 慶喜と美賀子(上) 林真理子

徳川15代将軍慶喜。彼はあまちに有名で不可解で不思議な人という印象を持っている。言うこと考えることは革新的で革新的すぎて理解されにくかったのでは、と思わなくもない。 激動の時代に京の都からやってきた正室の美賀子姫のことは、唯一大奥に入らなかった将軍の御台所ということしか知らない。 作中での美賀君は、賢くて美しくて、少し不幸なのかもしれない。少女から乙女に、そして大人の女性に変わっていく美賀君は、不可解な夫慶喜に振り回され、ある種の諦観を抱くようになる。 慶喜の方は、歴史の大きな渦に巻き込まれて翻弄されていく。 二人とも、ままならない。

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女文士

女文士 林真理子

死体蹴り。「女文士」というタイトル、というかそれ以前にこの人を題材にした本を発表した林真理子に皮肉すら感じちゃう。 2020.7.5(1周目)

綴る女

綴る女 林真理子

映画でしか内容の知らない作家だが、不幸な出自を題材にしながらも優れた文才のある人だったよう。読んでみようか。

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私はスカーレット(1)

私はスカーレット(1) 林真理子

帯にも大胆超釈とあり、本当にスラスラと読むことが出来ました。十六歳のスカーレットの心情には、年相応のらしさが出ており微笑ましいです。わがままで自由奔放なスカーレットがたくさんの事を経験しながら成長していく。スカーレットの生き方に心打たれ憧れる女性はたくさんいると思います。まだまだ話は序盤。来春には第二巻が発売とのことでとても楽しみです。

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正妻 慶喜と美賀子(下)

正妻 慶喜と美賀子(下) 林真理子

後半は、大政奉還、鳥羽伏見の戦い、大脱走、謹慎…と、運命に翻弄されるかのような慶喜と、一橋屋敷から動かない美賀子の対比が面白い。 最後の最後で慶喜が美賀子に語る大脱走の理由は、果たしてそこまで見通していたのかどうか…と思わなくないが、いくつかの史実からそう読み解けなくもない。そこまでの理由を提示した歴史小説があるのかどうか、読んでいる数が少ないので何とも言えないが、私にとっては新しくて面白い解釈だった。 最後の慶喜のセリフで、タイトルの「正妻」の存在の大きさを感じた。 側室のお芳視点の場面もかなり多く、タイトルの意味を見失った上巻だったけれど、下巻の最後でその意図に触れられた気がする。

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下流の宴

下流の宴 林真理子

こういう母親たくさんいるだろうなー。我が子への期待値の大きさから客観視出来ない(ーдー;) 

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ベスト・エッセイ2017

ベスト・エッセイ2017 角田光代

佐藤究さんの「勝負師のスパイス」というエッセイが面白すぎる。若い頃、通い詰めていたカレー屋の味を再現しようと、S&Bディナーカレーに様々なスパイスを加え、試行錯誤する話なのだが、結末が衝撃的。たった2ページちょっとの文章だが、その虜になり、何度も読み返してしまった。

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