獅子文六の本

やっさもっさ

やっさもっさ 獅子文六

0170 2020/01/15読了 限定デザインの崎陽軒デザインカバーがかわいい。 元のカバーの束芋さんのイラストも、読み終わった後に見るとなるほどなあと。作品を要約したようなイラストが素敵。 ドタバタ喜劇。戦後の横浜の暮らしがわかる。喜劇だけど、横浜の戦後現実がリアルで大変な時代がこの街にもあったんだなと改めて思った。獅子文六自身が出身であり、住んでいたこともあって、横浜の街並みの描写が細かい。他の作品よりも風景がたくさん出てきて細かいなと感じる。 登場人物もみんな愉快。左右田寧もっと出てほしかったな! そして女性が力強い。亮子はもちろんだがいわゆるパンパン達や園長など、女性キャラが強くてたくましい。

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南の風

南の風 獅子文六

0050 2018/08/18読了 獅子文六作品初めて読んだ。 他の作品も読もう。 戦前のまだ豊かな時代の話。 六郎太は最後までボンボンだなって感じ。 瑞枝も、いいんだ…。二人のやりとりは好きだったけど、コロッとあっさりいきましたね。 重助が一番大変だなあ。

断髪女中: 獅子文六短篇集 モダンガール篇

断髪女中: 獅子文六短篇集 モダンガール篇 獅子文六

0061 2018/09/14読了 最初の「断髪女中」の衝撃…。現代の女性としてもかっこいい。 おいらん女中もかっこいいな。 でも仁術医者のワカコさんや、胡瓜夫人の万里子さんはなんかかわいい。 明治から昭和の女性の生活を知れるのは面白い。 モダンボーイ編よりもモダンガール編のほうが好きだな。

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箱根山

箱根山 獅子文六

0056 2018/09/05読了 短編よりも長編の方が面白いな〜。 解説にもあるとおり会社同士のケンカの関係性が複雑だけど、すごくわかりやすく面白く書かれているので、読みやすい。 会社のことばかりで全然女の子と男の子出てこないなと思ってたら、後半でしたね。 箱根に行きたくなりました。 あと表紙のボブa.k.aえんちゃんの絵がかわいい。

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おばあさん

おばあさん 獅子文六

0158 2019/11/12読了 現代の感覚だと69歳はまだまだお元気そうな感じがあるがこの時代だとすっかりおばあさんなんだなあ。 明治のハイカラな感覚と堅いところを合わせ持つおばあさんで、子供や孫たちの面倒をみている。悩みが次から次へと沸いてきて大変。おばあさんの手にかかればまあるく収まるのはさすがだなあ。与太者を退治するところがすき。 読んでて楽しかった。

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胡椒息子

胡椒息子 獅子文六

0184 2020/02/18読了 元気な男の子!昌次郎の境遇は結構ヘビーな気もするけど、本人が明るくてとても良い子だからそう感じない。 家族も、この時代の金持ちはこんな感じだったのだろうか?と思うほどみんな自由で勝手。 終わり方は獅子文六作品らしく明るくてさっぱりしてる。

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自由学校

自由学校 獅子文六

0191 2020/03/04読了 自由…!まさにみんな自由!戦後の人々の暮らしはこんな感じだったのかな。考え方も変わるのだなと。自由に暮らすものの、結局落ち着く先はみな家庭…。その中でも、駒子と五百助の着地点は良いなあ。 不自由の中にこそ自由があるんだなと思った。

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悦ちゃん

悦ちゃん 獅子文六

0125 2019/07/22読了 碌さんのダメっぷりがかわいい。 かわいいじゃ済まされないこともしているけど。 悦ちゃんのおてんばも良い。ませていてもまだまだ小学生らしいかわいいところもある。大人にはない、したたかさを持ってるところも好き。 なんだかんだみんな幸せになるところが獅子文六作品の好きなところ。

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七時間半

七時間半 獅子文六

0142 2019/09/15読了 色んなことにドキドキの旅行だ…。主人公たちは仕事だけど。 当時の鉄道、新幹線内の仕事が分かって楽しい。本当にこんな感じだったのかな。 サヨ子と喜一の動向も気になるけど、有女子の行く末が気になる。最後にはびっくり。 新幹線で大阪まで行きたくなった。

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コーヒーと恋愛

コーヒーと恋愛 獅子文六

0129 2019/08/08読了 明るい部屋に、塔之本勉君が、黒いスエーターを着て、お椀型の毛糸の帽子をかぶって、行儀悪く、イスにのけぞりながら、本を読んでる。〝テアトル・ド・フランス〟という、重そうな、大型の本である。 塔之本君は、上品な青年である。乱暴な姿勢で、読書はしていても、ハシタなくみえない。体は小ガラだが、色が白く、鼻が高く、唇が少し厚ぼったいのは、難といえば難だが、そのために、温厚な印象を増している。そして、目がやさしく、眉が黒い。女のような顔立ちと、いえないこともないのだが、女にしても、節婦型であって、一本シンが通ってる。それで、品位が生まれるのだろう。現代に、沢山ある顔ではなく、昔なら、十万石ぐらいの殿様にふさわしい造作である。 上品で美男子の良人、という表現もあるので、べんちゃんはとっつーのイメージで読んでいた。お芝居やってほしいな…。 主人公は若い女性が多いイメージだったが、これは40代の女優。 昭和のテレビや演劇業界の世界が知れて面白い。 可否会のおじさんたちもかわいい。なんだかんだで仲良し。 アンナも破天荒だけど、だんだん可愛く思えてきた。どんな女優になるのか気になる。 最後のさっぱりした終わり方が好き。 何度も読みたくなる作品だった。

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沙羅乙女

沙羅乙女 獅子文六

0128 2019/07/31読了 今までに読んだ獅子文六作品の中で一番衝撃的…。 ドタバタ劇はいつものことだが、ハッピーエンド?なのか?ハッピーにならないなんて…。切ないままだった。 今だから戦争がどうなっていくかわかるけど、当時の人たちはどう考えていたんだろう?吉郎が軍需工場のことをさらっと話しているのをみるとドキッとする。 大団円でいいのかな〜?!というラスト。

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ちんちん電車

ちんちん電車 獅子文六

0108 2019/04/16読了 路面電車はあまりみたことがないが、路面電車の走っている風景は素敵なんだろうな。東京の街中を走っていたなんて今では考えられないけど、揺られてみたかったな〜。 戦前の古き良き東京を回想したエッセイ。住所も出てくる店や町並みも今とは全く違う。今の東京も好きだけど、この時代の東京の風景も見てみたかったなと思った。

バナナ

バナナ 獅子文六

0082 2018/12/06読了 やっぱり獅子文六面白いなあ〜。 男女の関係がカラッとしてるところが好き。リューチンとサキベーって呼び合ってるのが可愛い。 美味しそうなご飯がたくさん出てきて、お腹すく。 金持ちの道楽とボンクラぶりを眺めているのが楽しい。でも貞造と宍倉も好きだな〜頑張れ!って思う。 続きが気になるところで終わるのが獅子文六作品なんだな。 「美徳のよろめき」が出てくる。当時相当流行っていた本なんだなあ。美徳のよろめきのようにはいかないところもまた面白い。

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信子

信子 獅子文六

0109 2019/04/10読了 女の話。大人たちの争いもあるけど、少女たちの純粋さとかかわいいところもあって楽しい。 元気な女性はいいねえ。 終わり方も爽やかで好き。 女版・坊ちゃんとのことで、坊ちゃんも読み返したくなった。

青春怪談

青春怪談 獅子文六

0197 2020/03/23読了 慎一と千春の関係のさっぱり加減が好きだな〜。二人のまわりの女性たちも、この人たちにひっかき回されるハメになるけど結構好き。二人の親もなかなか手間がかかる…。 ジェンダー論に切り込むところも良い。 慎一の葛藤おもしろかったなあ。 映画版の千春のハンサムっぷりを見たい。

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(003)畳

(003)畳 林芙美子

「馬乃文章」 愛すべきクズ 「ある結婚式」 気は進まないけどやらねばならぬ。面白かったです。 「軍国歌謡集」 男も女もめんどくさい奴ばかりだった

娘と私

娘と私 獅子文六

0144 2019/09/26読了 自伝小説。とても大変な時代に苦労されたんだなあと…。一家族の物語としても、昭和の、戦争の記録としても面白い。 娘の出生から始まるが、本当に産まれたところから始まったのがびっくり。そこからの結婚までを描いていて、自分も親戚の一人としてこの家族を見ているような気分になる。 ますます獅子文六作品を読破したいと思った。

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てんやわんや

てんやわんや 獅子文六

0153 2019/10/19読了 流れ流されまくる男のてんやわんやな話。 話自体はのどかだが、戦後日本の大変だった様子が要所要所で入ってくる。都会と田舎の違いにはびっくり。 社長や花兵がもっと引っ掻き回してくるかと思ったらそうでもなかったなあ。 求心運動の面々が好き。

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アンソロジー ビール

アンソロジー ビール 東海林さだお

山口瞳さんや田中小実昌さん、久住昌之さん等々の名エッセイがずらりと並ぶ。どこを開いてどこから読んでも頁に吸い込まれる。白眉というか、斜め上というのか、赤塚不二夫さんのバカボンのは絶対に読んでほしい。「ちくしょうどうしておれはこんなにお酒がすきなんだろう」

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