井上ひさしの本

四捨五入殺人事件

四捨五入殺人事件 井上ひさし

そうきましたか!というのが正直な感想です。最後の大どんでん返しが醍醐味かもしれません。

ふかいことをおもしろく―創作の原点

ふかいことをおもしろく―創作の原点 井上ひさし

井上ひさしさんの半生の語り起こしです。 山形では神童と言われていたのに、転校すると秀才に、そして凡人に。この時、人にはできることとできないことがある、自分にできることをやろうと悟ったことが、その後に大きな影響を与えたそうです。 大地主の子として生まれながら、時代に流されまいとしたお父さんと、豪傑なお母さんの思想をしっかり受け継いでいたんだなと感じました。 公募に応募しまくっていた頃のこと、遅筆となる理由と創作への想い… もっと聞きたい!と、思うくらいおもしろいですよ。少々消化不良になるくらい。

国語元年

国語元年 井上ひさし

史実にできるだけ忠実に書かれた戯曲。様々な方言が飛び交う屋敷で、「全国共通話言葉」をつくろうと奮闘する。 授業の課題資料で読まなきゃいけない本だったけど、国語ってこうやって作られたのか!本当はこうだったんじゃないかな?と発見と想像の連続。カタカナでの振り仮名には慣れなかったけど、楽しんで読めた。

父と暮せば

父と暮せば 井上ひさし

あの二個の原子爆弾は、日本人の上に落とされたばかりでなく、人間の存在全体に落とされたものだと考えるからである。あのとき被爆者たちは、核の存在から逃れることのできない二十世紀後半の世界中の人間を代表して、地獄の火で焼かれたのだ。

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ナイン

ナイン 井上ひさし

このもやもやした気持ちはなんだろう。「空は飛んだものにしかわからない」「海は出たものしかわからない」そう言われているのと同じような感覚を突き立てられている気持ちになる。嫉妬か、羨望か、小説なのにおそろしく自分の心や喉が渇いてゆく。でも、そこに私はいないと痛感する。"おじさんにはわかりません。"その通りだけど、とても重く、愛に溢れている一文だと思う。

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吉里吉里人

吉里吉里人 井上ひさし

国が国として独立するための条件、エネルギー、外交、外貨獲得など。東日本大震災以後読むべき本の1冊だと思う。時代感満載のダジャレもいい味出ています。

自家製 文章読本

自家製 文章読本 井上ひさし

井上さんがものすごく勉強家だったんだなと感じる本。有名な作品に対する見方も変わる。

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十二人の手紙

十二人の手紙 井上ひさし

手紙のみでストーリーが展開される、今までに読んだことのない形式だった。 それぞれの話を読んでみて、手紙のみでこんなに沢山の表現ができるのかと驚いたが、途中読み疲れてしまう部分もあったので、自分には合っていないのかなと感じる。 全体を通して、登場人物がすごく多かった所も理由としてはあるのかも。 最後まで読んで、各エピソードが繋がるところは読んで良かったと思った。

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兄おとうと

兄おとうと 井上ひさし

吉野作造=民本主義、なんて一問一答の社会じゃない。 熱き歴史のストーリーを垣間見れる戯曲。 弟、信次は役人トップクラスの商工務省次官。 兄、作造は東京帝国大学教授、憲法学者。 天皇のお国である大日本帝国の役人と、 臣民とはなんぞ民こそが国の主体と語る学者。立場を異にする超弩級エリート兄弟の絆から、彼の時代の乱れと、国を変えるべく奮闘する人々の情熱を知る。 めっちゃ、生でお芝居見たかった。

〆切本2

〆切本2 森鷗外

作家の〆切と家族との係わりなど、前回とはまた違った切り口で面白かったです。子母澤寛の文章に猿出てくるの、なんかの比喩かと思ったらほんとに猿飼ってた

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驚くこころ

驚くこころ 鶴見俊輔

坂口安吾「ラムネ氏のこと」 結果の大小は問題でない。フグに徹しラムネに徹する者のみが、とにかく、物のありかたを変へてきた。それだけでよからう。 それならば、男子一生の業とするに足りるのである

東慶寺花だより

東慶寺花だより 井上ひさし

ほんとは、現代にも、縁切寺みたいなところって必要なのかもしれない。と思う。

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日本語教室

日本語教室 井上ひさし

2年前仕事で悩んでいた頃、習い事の先生からいただいた。 日本語を喋っているが、外来語をたくさん使っている方々が増えたなぁ…と私がブツブツ言ったから。とのこと。 ステキ先生からの処方箋。

ひょっこりひょうたん島2003―人形劇ガイド

ひょっこりひょうたん島2003―人形劇ガイド 井上ひさし

オリジナル版 ひょっこりひょうたん島 のビデオは、予算の都合で 1本も残せないなか なんとか研究用として 映画のフィルムを使い テレビ画面を撮影し やっとのおもいで8本保存 現在 DVDでそれを 見ることができるようです ではいったい こんなにも資料がないなかで リメイク版は どのようにしてできたのか? その秘密は オリジナル版放送当時 小学5年生だった 伊藤くんのノートにあった! 各キャラクターの口ぐせから 「魔女のたのしい一週間」 「リカリカ魔女リカ」 などなど ヒットナンバーも掲載 ひょうたん島の魅力は いつまでもつきないのである

言語小説集

言語小説集 井上ひさし

頭の中をフェアリーワンダーランドにしてくれる本。 言葉遊びと奇想天外な物語で、何を読んでも飽きさせない。 この人にまにましながら書いてたんだろうなと思うと、私もそんな天職に就きたいという気持ちになる。

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