奥田英朗の本

ヴァラエティ

ヴァラエティ 奥田英朗

奥田さんの短編集。対談も入った贅沢な一冊。 特に最後の夏のアルバムという短編が好き。自分の年代と近いのもありノスタルジーを感じた。子供時代は何であんなに毎日楽しかったんだろう。神社とかで缶蹴りしたなぁなんて ラストでホロっとさせられた。子供にとって死は遠いもので想像さえ出来ないものだと思う。けれど身近な大事な人が居なくなるということが死ぬって事だと気付く。奥田さんの小説はいつも心の琴線に触れる。

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我が家のヒミツ

我が家のヒミツ 奥田英朗

好きなシリーズ!エピソード自体どこにでもある話だけど、どこにでもある幸せを感じにくくなったら読みたい本。いつも救いのある結末が良い!

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ナオミとカナコ

ナオミとカナコ 奥田英朗

奥田英朗のこの疾走感、ホント癖になります。 文章のリズムと話のスピード感が、まるでアクションクライムものの映画を見ているような気分にさせてくれます。

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サウスバウンド 下

サウスバウンド 下 奥田英朗

 西表島にやってきた上原一家は、廃村跡の住宅を改装して住み始める。村の人々にも援助してもらい、順風満帆な生活が始まったと思ったが、島ではリゾート開発を進めようという動きが進んでいた。元過激派で、八重山の伝説的英雄・アカハチの子孫という噂もある父・一郎は、リゾート開発反対派としてマスコミから取材を受け、騒ぎはどんどん大きくなっていく・・・という話。  上巻ではただ無茶苦茶な印象だった一郎が、下巻の後半になっていくとどんどん格好良く見えてくる。やっていることは変わっていないはずなのに、見え方が違ってくるから不思議だ。体制や周囲の人々に安易に流されず、自分の心に従う生き方は英雄そのもの。自分だけではなく、読んだ人はみんなきっと上原一郎の言動に魅せられるだろう。 「二郎。世の中にはな、最後まで抵抗することで徐々に変わっていくことがあるんだ。奴隷制度や公民権運動がそうだ。平等は心やさしい権力者が与えたものではない。人民が戦って勝ち得たものだ。誰かが戦わない限り、社会は変わらない。おとうさんはその一人だ。わかるな」 「おとうさんの中にはな、自分でもどうしようもない腹の虫がいるんだ。それに従わないと、自分が自分じゃなくなる。要するに馬鹿なんだ」

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オリンピックの身代金(下)

オリンピックの身代金(下) 奥田英朗

学生運動や背景から汲み取る、人々の思想。生きてなかった時代だけどリアルだなあ、と思った。読み進める程窮屈になっていき、スリルとはまた別に迫るものがあった。好きな小説です。

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沈黙の町で (朝日文庫)

沈黙の町で (朝日文庫) 奥田英朗

なんでタイトルが「沈黙の町で」なんだろう。 中学生の転落死がいじめを苦にした自殺か事故か、そこを解き明かすのがこの本の1番の読みどころに見えるけれど、タイトルは「沈黙の町で」 そこが筆者からの隠されたメッセージなんじゃないかなと思った。 転落死とは関係なさそうに見えるけど頻繁に出てくる北関東の地方都市の描写。じめじめとした内陸部の天候、地方有力者たちの癒着、噂が早い小さな町、、、今の日本の地方都市の問題を転落死の究明と共に切り込んできているな、と思った。 奥田英朗は「無理」でもゆめの市っていう架空の地方都市を舞台にした本で同じように地方都市の問題に切り込んでいたから、こういうのが好きなのかな。 でもやっぱり1番の読み応えは転落死の究明を過去と現在の時間軸がぐちゃぐちゃに書かれながらもどんどん分かっていく感じ、ドラマを見てるみたいだった。 最初は被害者も加害者もどんな子なのか全く分からないのに読み進めるとどんどん分かってくる、あまりにもリアルすぎて本当にこの世に存在しているんじゃないかとすら思う。どんどん先を読みたくなる 。 あと、ちょっと皮肉?が混ざったような表現が面白い。声変わりが始まってない声を揶揄してウィーン少年合唱団のような声をあげた、とかちょっと笑ってしまった。 2019.3.10(5周目)

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町長選挙

町長選挙 奥田英朗

神経科医、伊良部シリーズの第三弾。 これまでのシリーズに比べ、ナベツネやホリエモンなど、実在の人物をモデルにした話が多い。 特にナベツネをモデルにした「オーナー」という話が良かった。ラストの泉田首相(こちらのモデルは小泉首相)が弔辞を読み上げるシーンにホロっとくる。人々から嫌われている人は、見方を変えれば、とてつもない魅力のある人なのかも知れない。

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我が家のヒミツ

我が家のヒミツ 奥田英朗

6話の短編集 一つ一つが読みやすいと思います 身近にありそうな話ばかりなので共感できます

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罪の轍

罪の轍 奥田英朗

罪を憎んで人を憎まず とても残酷な社会派犯罪ミステリー でも、なぜか犯人を憎めない。 戦後のオリンピック開催に向けて急成長している日本を背景に、事件に関わる人物達の心境が絶妙に絡まっていく。 事件の真相が気になって気になって、一気読み!

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短編少年

短編少年 伊坂幸太郎

少年の気持ちは複雑でせつない。 でも少女だって同じじゃないのかな? 自分の子供の頃を思い出しながら読みました。

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ヴァラエティ

ヴァラエティ 奥田英朗

短編集なので いろんな人間関係があって おもしろかったです 3番目の「ドライブ・イン・サマー」はありえないと思って いろんな人の図々しさに ちょっと イラッとしながら 能天気な奥さんにも ちょっとイラッ

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向田理髪店

向田理髪店 奥田英朗

過疎地は周りみんなが仲間であり家族であり 助け合って生きている感があるが 逆を言えば 何でも筒抜けで 隠しておきたいことですら 容赦ないところが ちょっと苦手です

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オリンピックの身代金(上)

オリンピックの身代金(上) 奥田英朗

面白い。 戦後の日本が成長していく様と東京オリンピックに向かう高揚感がいい。日本にもこういう時代があったんだなあ、と思った。もう一度国全体が祝い事をあげるような出来事、オリンピックや万博、とかそういったものを間近で見てみたいと感じた反面、光に対する影の部分がこの本には描かれているので何とも言えなくなる。 物語は陰鬱になっていく。それでも読みたい。

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サウスバウンド 上

サウスバウンド 上 奥田英朗

 小学六年生の上原二郎は、元過激派の父を持つ。父は伝説的な活動家だったらしいが、今は仕事もせずに家で過ごし、「体制に雇われたイヌなどと話す用意はない」と督促にきた役人を追い返す始末。  中学生の不良に絡まれたり、活動家が居候したり、父が問題起こしたりする中で、二郎の日常は予想外の方向に進んでいく・・・という話。  とにかく父・一郎の無茶苦茶な言動が面白い。そして次から次へと事件が起こり、先が読めない展開もこの小説の魅力。まさか上巻がこういう終わり方をするとは。続きが気になって、すぐに下巻が読みたくなった。

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