彩瀬まるの本

珠玉

珠玉 彩瀬まる

「本物」という言葉が頻繁に出てきて、歩やジョージを悩ませ縛り付ける。 リサと繋がる真珠がストーリーテラーなのが奇抜だったが、これにもちゃんと仕掛けがあってーー。 後半、歩がジョージに思いを伝える台詞が好きだ、こんな言葉がひとを救うのだろう。

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ほんのきもち

ほんのきもち 朝吹真理子

贈りものにまつわる物語。豪華な先生方のお名前がずらり。〝ほんのきもち〟に込められた思いが贈りものの素敵なところです。このお菓子美味しかったから、あの人にも食べてもらいたいなぁ、と、私の場合はそんな軽い気持ちから始まります。相手に喜んで貰いたい気持ちは、知らず知らずのうちに自分の喜びにも繋がっていたり。一緒に過ごす時間だけでなく、離れている時も大切な人達のことをゆっくりと考えたい。お互いにちょっとした幸せをシェア出来ること、それってなんだか楽しい。

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くちなし

くちなし 彩瀬まる

いつのまにか、少し違う世界に紛れ込んでいる。違う価値観が常識になっている世界。そのスイッチに知らない間に触れてしまって、当たり前のように「愛」について考えている。愛がえぐれたように感じるのだけど、温かい短編集。

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あのひとは蜘蛛を潰せない

あのひとは蜘蛛を潰せない 彩瀬まる

理解できるとか共感できるとか言うより 甘くて、フワフワしていた。 キュンキュンする恋愛小説と違って 大人に読んでほしい本です。

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くちなし

くちなし 彩瀬まる

とんでもない本だ。 11ページ目の展開に 心の中でギャーと、 叫んだ。玄人向け。

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鍵のかかった部屋 5つの密室

鍵のかかった部屋 5つの密室 似鳥鶏

トリックを公開してからのミステリー短編集。変わった意図で書かれた短編作品集です。 鍵が主流の直球勝負のものもあれば、流れの中で密室が登場するというものもあります。 トリックは分かっていますが、不思議とちゃんとミステリーなのです。

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不在

不在 彩瀬まる

自分の人生が普通ではないと感じるか?何を基準にそれを判断すれば良いのでしょうか。家族構成、家柄、収入など、判断基準は色々とあるかもしれませんが、人生など自分のもの一回きり、なかなか比較できるものではないでしょう。 というところで、このタイトルは一般性の「不在」なのではないかと考えましたが、その一般性すら人それぞれではないかとも感じます。結局のところ、人が他者を理解できるのは自分の常識の範囲内に過ぎず、その範囲をいかに広げられるかが重要なのではないかと。

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やがて海へと届く

やがて海へと届く 彩瀬まる

大切な人を亡くし、苦しみや痛みを抱えている人 迎えに来てほしいと願っている人 ふと その人を忘れそうになる自分が嫌いな人 それぞれに、救いとなるものがあると思う。 いま生きている人に向けられた鎮魂歌。

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文芸あねもね

文芸あねもね 彩瀬まる

3.11のチャリティで書かれた小説集。知り合いの作家さんが参加されていたので、手に取った。

神様のケーキを頬ばるまで

神様のケーキを頬ばるまで 彩瀬まる

あるビルを舞台にした連作集。ちいさな痛みと、それを抱えて生きること。「龍を見送る」という話が一番泣けた。自分は人間だったけど彼氏は龍だった。龍は空を駆けていかずにはいられないけど、二人ともいっしょにいたかったのだ。(※二人は人間だし、バンドの話です)彩瀬さんの話は心に残るから好き。

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運命の人はどこですか?

運命の人はどこですか? 飛鳥井千砂

もっと恋愛モード全開の話かと思ったがそれほど...いや全然そんなこともなくて 短編ならではの物足りなさも感じつつさらっと読んでしまいました。 どれもタイトルほどの印象深さはない。 ただ西さんの話は突出してぶっ飛んでいたような気がする。

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