原田マハの本

常設展示室: Permanent Collection

常設展示室: Permanent Collection 原田マハ

美術の通信簿は毎回3だった私でも知ってる作品が出てくるし、その美しさや魅力は読んでるだけで伝わってくる。 原田マハさんの短編集。 お気に入りは一番最初の The Color of Lifeと 一番最後の La Strada。 どうやら私は、ちょっとストイックなカッコイイ女の人に弱いらしい。 好きなことに一直線で、少し不器用で、でも優しくて。 The Color of Life の主人公美青は、絵が大好きで大好きで、やっと念願のNYの美術館で働けたのに、目がだんだん見えなくなっていく。 「口を、耳を、手を、足を奪われるのではなく、どうして目なの? 絶望の嵐は到底おさまりそうになかった。 だんだんと欠けていく、この世界を恨んだ。」 どれだけ辛いのか、想像もつかない。自分の一番大事なものを、徐々に失っていく恐怖。 そんな時に出会った、弱視の少女パメラの「見る」ことへのひたむきな情熱を目の当たりにする美青。 まるで、まだ見えていることを確かめでもするように、パメラはピカソの作品にのめり込んでいる。 アートを見る目は、眼だけじゃない。 きっとそう教えてくれたんだと思う。 La Strada は兄と妹の描写が好き。 こんな兄妹になってくれたら、いいなと思う。 (もちろん、私は死なないけど) でも、とても切ない。 家族でいることは、当たり前のようで、当たり前じゃない。 いつか突然いなくなったり、離れ離れになってしまうのかもしれない。 だからこそ、その日一日を、笑顔いっぱいで過ごすことが、ほんとに大事なんだと、思うのです。

Icon user placeholder217f198e fa1b 4762 a43f 418c3199182889e302dc 61e2 4acf b97e bf2a8c22fa0e47b1a636 c8e3 413e b60b b500b8e3f043Ef71581d c2e3 4baf 998b 784e421d7a7b7eea9519 6f57 41e9 a60b d25374c2ec9eIcon user placeholder 20
ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯

ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯 原田マハ

耳切り事件のせいで狂人のように思われてるが、決してそれが真の姿ではないゴッホ。彼が過ごした街を作者は直接訪れ、当時どんな思いで作品に対峙していたかを想像する。新書だけど、どこか短編小説を読んだ気にもなる。ゴッホ愛の本。

B8836f8e 8779 47c5 bc73 eeba65ece6ee6ee099c2 876b 42c6 a86e a50b5b0d369bBdda8cb0 e275 4b1a 8897 f91ed8e5e3118817d9d2 f670 4857 8844 aad4222e18feIcon user placeholder0e16af16 568a 437b 9407 33b7a386f39cF4089288 4d4f 4f51 9b08 f6fd2d35966c 9
ギフト

ギフト 原田マハ

仕事、結婚、留学 etc…一歩踏み出す女子のステキな20のエピソード。

スイート・ホーム

スイート・ホーム 原田マハ

☆5つ。 色々あった2018年,最後にホッコリしたくて読んだ本。年の瀬を暖かい本で締めくくれて,あぁ結局今年も,何だかんだ言って,いい年だったなぁ。

D655b7d8 95bf 427f 9715 ac07bc61951d02ec299e adf4 4a1e a392 b66b2f6106445e202d0e e477 41e5 8418 bbf415032d381c81c53e fffc 4e52 a0ac aad944d8e01d73bcff32 87f3 41c7 b87c 27d1f1b2a87bF92a09c0 8b7f 49ed 82a2 7eb73343c79789e302dc 61e2 4acf b97e bf2a8c22fa0e 27
たゆたえども沈まず

たゆたえども沈まず 原田マハ

”星月夜”や”ひまわり”など、明るい色調が印象的な作品に対し、ゴッホ自身の画作人生は苦悶に耐え続けた暗いものだった。 人生をかけて兄を支援し続けた弟のテオもまた、兄同様メランコリックな一面を持ち合わせていた.. 芸術の都パリで、この繊細で不安定な兄弟はそれぞれ画家として、兄の作品を世に知らしめる一流画商として、地位を確立すべく奮闘するのだが、その道は険しかった。 この仄暗いストーリーを彩るのは、印象派に大きな影響を与えた浮世絵、芸術に対する高い見識を持つ日本人画商、画家仲間、若手画家を裏で支える画材道具屋の店主。 まさか、泣くとは思わなかった! 一読する価値あり、です。

2f78f22e c1b2 4d9d 8c73 4167d76f6f40214e5862 3263 4a86 b0a9 70053bd33b5b4225c5c8 10f3 48ed bf29 51aa6fcaa35a75427b58 3ff0 4cf6 bf64 ff9bbfba28e973c8ae9c 8ef7 422c bfd2 2b60ffb83742Icon user placeholder3506efb8 b24d 4c5c b0f1 ca30c8af65bc 139
アノニム

アノニム 原田マハ

ポロックという画家と、香港の少年がどう絡み合うのか。 面白い美術品強盗グループ。

Icon user placeholder095de8f5 82de 46d5 8114 73ff7f72a76f6c297c28 f15b 4bd1 b046 0af57a8709c9Icon user placeholderDe6be13d cee9 4893 b9d0 b39a77ed099bIcon user placeholder9a2bf2ad ba91 4cdb bd69 308786eb24ff 28
サロメ

サロメ 原田マハ

装画 オーブリービアズリー 著者 原田マハ オーブリービアズリーは元々好きで、原田マハは最近よく読む作家だった。だからこの本を本屋で発見した時、驚いたと同時に嬉しかった。 サロメは人間味ある暗く寂しい物語だった。 オーブリーの芸術性の高さの根源は、他の人にない人生背景があったからではないかと思う。 普通に生活していては手に入らない。 彼にとってそれが結核を患ったことなのか、戦争なのか、罪なる恋だったのか。 ワイルドとの出会い、姉の夢と嫉妬。そんな中、このサロメの装画ができた。 表紙カバーを外すとタイトルと絵がシンプルに刻まれている。 彼が描くこのシンプルさが好きなんだ。

3ac63efa 7036 47d7 bbc1 e729b86b4ce6A7b32b35 7dce 4914 8f24 baf42bf70d6eE9060055 3283 4b39 addc aadb5890c11e8817d9d2 f670 4857 8844 aad4222e18feIcon user placeholder095de8f5 82de 46d5 8114 73ff7f72a76f5155e0fb 314e 4b27 8b11 62e3c634ac0b 82
美しき愚かものたちのタブロー

美しき愚かものたちのタブロー 原田マハ

なんで美術の教科書は、こういうことを教えてくれなかったのだろうか。本の中で、絵画との接し方を松方幸次郎に教えてもらった気がする。とりあえず西洋美術館でやってる松方コレクションを観に行かねば。久しぶりに睡蓮を観に川村記念美術館にも行きたくなった。でもやっぱりパリにも行きたい。。。

Icon user placeholderIcon user placeholderDdf758a1 22d1 47e7 8e05 75c17bd826beC1de9418 6639 4a37 b91d a8972310554d9bd23011 edff 4ad8 9cc4 3b0a522a7134Icon user placeholderE7bee6d7 7b39 40c2 8513 b8ca0eee8baa 24
ロマンシエ

ロマンシエ 原田マハ

キュンキュンして主人公がとても愛おしく、またパリに行きたくなった

0264273e d8bf 4e8f 930e bd3f1a13a8afC1de9418 6639 4a37 b91d a8972310554dIcon user placeholder4c00eefb 1a6f 4d4b a49f 2d2d9bbaeb4f75427b58 3ff0 4cf6 bf64 ff9bbfba28e99b494686 da21 4610 9f3e 2ed9bc557f74D75136a9 b4f4 46d0 8014 ed40eb1e53e3 32
暗幕のゲルニカ

暗幕のゲルニカ 原田マハ

「芸術とは何か。絵画とは何か。単純そうに聞こえて実はきわめて複雑な問いを、彼の作品は見る者に容赦なくぶつけてくる。人々はその問いから決して逃げられない。ピカソの作品をみつめるうちに、自分が「これこそが美だ」「これこそが芸術だ」と信じていたものが足下から揺らぐのを感じてしまう。」(101ページより)

Be95d78f 8108 4eff 8194 cfddaac041cb2a064f6b 6cd1 4a71 8ae9 6139a720614b948e0f22 45f4 4817 a2d0 d24d91e061a97ac5e6eb d541 4717 89b4 dd077ce5e4fcEf4c2e31 ad60 4bef b10e 078794f080beIcon user placeholder214e5862 3263 4a86 b0a9 70053bd33b5b 83
異邦人

異邦人 原田マハ

京都に住む、京都生まれではない者を指す、異邦人(入り人)という言葉。他所者を受け入れず、排他主義を貫くことで長い歴史を守り抜いてきた京都ならではの言葉。 入り人目線で描かれる古都の風物、四季の移ろい、複雑な人間関係、美術ビジネスならではの熾烈な駆け引きを含むストーリーは、京都の街がいかに魅惑的なのかを教えてくれます。 でも正直なところ私は、地方出身の大学生らのお気楽な京都生活を描く森見登美彦作品の方が好きです。(笑)

75427b58 3ff0 4cf6 bf64 ff9bbfba28e9Dbe11d5f 0396 4926 bacd df75432591e27ab70a39 2f5a 4d40 8541 11948f180893095de8f5 82de 46d5 8114 73ff7f72a76fF6def76e 5d46 4349 aa55 034be506ccd23e6d2ad8 fb13 4fc9 80ce 48e366b45e53Icon user placeholder 32
奇跡の人 The Miracle Worker

奇跡の人 The Miracle Worker 原田マハ

「アンはほんとうにきらきらしたものを見るのが好きなのね。光り輝いているものが大好きなのね。だから、あなたの顔は、いつも明るい方を向いている。それはとてもすばらしいことよ。なぜって、あなたはきっと、あなたの人生において、いつも明るいほうへ、明るいほうへと向かっていくでしょうから」

D75136a9 b4f4 46d0 8014 ed40eb1e53e3Ee29613b 0434 4882 bfe9 3fbc1b4e62383d3c14a0 d931 4d0a bf59 8db721e1786dIcon user placeholderF6def76e 5d46 4349 aa55 034be506ccd20264273e d8bf 4e8f 930e bd3f1a13a8afIcon user placeholder 54
いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 原田マハ

この本で紹介されている絵のいくつかを、美術館で見たことがある。その時にこれらのストーリーや背景を知っていたかった、と強く思った。あぁ勿体無い。 10代の頃では、100年、200年という時間はあまりにも遠い昔のことだったけれど、歳をとってみると彼らが生きていた時代と今とに、それほど大きな隔たりはないように思えてくる。身近に感じることが出来る。 今だから彼らの作品をもう一度見て違うことを感じられるかもしれない。 美術館に行きたい。 描かれた絵と、その背景にある画家自身や歴史と向き合いながら、ゆっくり時間を過ごしてみたい。

E2b8cdc3 67d8 477a 9028 de9fac56ab67B8836f8e 8779 47c5 bc73 eeba65ece6ee47b1a636 c8e3 413e b60b b500b8e3f04366feff89 7503 4093 b855 5506bddb18680afb00f7 1356 4a27 abf8 877059e48481Icon user placeholderA5842465 cd81 4d78 acd9 29b6e11548d3 10
風のマジム

風のマジム 原田マハ

何気なく手にとり、帯を読んで 読みたくなりました。 実話を基にして書かれたと言うだけ あって、苦労や島人の真心が 私の心にも響き、熱くなった。 読んだあと、私はアマゾンで 即、実名、コルコルのラム酒をポチッとしてました。飲んでみたいと思い、私も 風を感じたい。そう思わせる作品でした。 沖縄のさとうきびでラム酒を作るという 実話のお話です。 お酒好きな派遣社員がふとした おばあの言葉 風の酒 風を感じる酒を作るに至るまでの お話

3e6d2ad8 fb13 4fc9 80ce 48e366b45e5396d5802b 6451 4dab abd2 12cf27d2aa1c6321cd00 979a 497f b8a4 279b41ab03216c297c28 f15b 4bd1 b046 0af57a8709c9B5343d61 d1a0 4b15 b599 5124410af849