桜木紫乃の本

氷の轍

氷の轍 桜木紫乃

ひとりで生きることのはかなさが海峡を挟み切々と描写されている。覚悟をもって分けた血は繋げてはならない。 今までの作品の中では一番難しかった。

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蛇行する月

蛇行する月 桜木紫乃

2017/12/15 “幸せに”について戦う女性たちの話 私なりの幸せを探したい

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ラブレス

ラブレス 桜木紫乃

人生に決まった成功や正解はない。それぞれに生き方がある。一人一人に物語があり、その流れの先に私たちがいる。

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ホテルローヤル

ホテルローヤル 桜木紫乃

ホテルローヤルにそれぞれの形で関係する人達。全話に寂しさの靄がかかっているように感じるのは、湿原の湿り気と北海道の冷たさとホテルローヤル自体の雰囲気によるものなのかな

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ホテルローヤル

ホテルローヤル 桜木紫乃

構成がまず面白い。 現在から過去へ、錆びれていたラブホが息を吹き返す。 1つだけ、ホテルローヤルに関係なさそうな話がある。 解説を読んで気がつく。脳の血管をつままれたような感覚。 こんな布石、誰ができるだろうか。 人と会っているのに、心に虚無感が出てくることがある。それを感じさせる本。

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硝子の葦

硝子の葦 桜木紫乃

霧に包まれた北の大地の湿った質感と夏の朝の冷たさ、男女の織り成すまぐわいの匂い。「どこまでも逃げてくれ」そう願わずにはいられない。

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ほんのきもち

ほんのきもち 朝吹真理子

贈りものにまつわる物語。豪華な先生方のお名前がずらり。〝ほんのきもち〟に込められた思いが贈りものの素敵なところです。このお菓子美味しかったから、あの人にも食べてもらいたいなぁ、と、私の場合はそんな軽い気持ちから始まります。相手に喜んで貰いたい気持ちは、知らず知らずのうちに自分の喜びにも繋がっていたり。一緒に過ごす時間だけでなく、離れている時も大切な人達のことをゆっくりと考えたい。お互いにちょっとした幸せをシェア出来ること、それってなんだか楽しい。

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風葬

風葬 桜木紫乃

読んでてスリリング。 根室の情景が目に浮かぶ

裸の華

裸の華 桜木紫乃

北海道の女 女のたそがれを感じる 幸福をつかんだ女 元来た道を帰る女 裸の華

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無垢の領域

無垢の領域 桜木紫乃

人が判断を誤る時は、どんな時なのか?どんなファクターが影響するのか?自分が誤った時にはそれこそいくつもの言い訳を用意するのに、他人の誤りには同情を装いながら自業自得だと冷淡に割り切れてしまう。 この小説の中の登場人物たちは、全て判断を誤る。誤った判断の結果を読者は突きつけられるので、いい気持ちはしない。唯一生活能力に欠ける25歳の女性のみが、人間関係のしがらみの中にいないので純粋に生きていけるはずなのだが……。 用意された「驚きの結末」も予測できるものであり、この作者にしては物足りない気がした。

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起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)

起終点駅(ターミナル) (小学館文庫) 桜木紫乃

ここまでの自分の人生を振り返ると、平凡という一語に尽きる。平凡とか普通とかの言葉が意味するものは何だろうか?一言で言えば、何もないことを中心にして振り幅が小さいことではないかと思う。大きな罪を犯したこともないし、社会と隔絶した生活をしているわけでもない。身内に殺人者もいなければ、巨万の富を得た親族がいるわけでもない。 それでも、この本の登場人物に共感を覚えるのは、自分もまたいつなんどき平凡でない場所へ行かないとは限らないぞという可能性を持っているからだ。 普通であるからといって、決して清廉潔白な人生とも言い難い。たとえば、誰かに冷たい対応をすることもある。そんな時、少しはまた誰かに優しくしようかなとこの本は教えてくれた気がする。

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