千早茜の本

西洋菓子店プティ・フール

西洋菓子店プティ・フール 千早茜

商店街の古い洋菓子店を中心にした、連作短編集。出てくるお菓子はどれも皆美味しそうだし、登場人物もいつもより穏やかだけど、やや毒気もあり。

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人形たちの白昼夢

人形たちの白昼夢 千早茜

12話からなる短編集 なんだか短い話ばかりだから すぐ忘れてしまいそう 記憶に残りそうなのは ちょこちょこ出てくる 青いリボンくらいかも

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からまる

からまる 千早茜

「あとかた」と同じく、短編の脇役が次の編の主役となる群像小説。全編に、キーワードとなる生物が出てくる。作者の生物愛を感じる作品。 千早茜の小説は、なんでこんなに言葉にならない感情を喚起させるんだろう。 この世界に生きている人はすべて、こんな風に内省したり絶望したり演技したりしているのか。そう思うと、周りにいる人々の存在感が急に増して息苦しく感じる。 自分に酔いやすく、感性を持て余している人にオススメの作家です。

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男ともだち

男ともだち 千早茜

神名もハセオも一般的に見たら屑だと見做される人間なのにキラキラと輝いて生きているように見えた

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透明な夜の香り

透明な夜の香り 千早茜

色彩に溢れる美しい文章。 非日常的で幻想的、美しさを経由して、やがて日常へ戻るという体験ができる。 あぁ、いい本だ、と思う。 この物語に登場する人たちはみな、過剰ななにかを持っている。 或いはこれを才能と言ったり、障害と言ったりもするだろう。 過剰といえば、ことばの美しさだ。 物語自体も素敵だが、ひょっとすると、ストーリーテラーの才能がある人ならば容易に語れる程度の物語なのかもしれない。 しかし、この物語は語りではなく、この作家が書いた文字を読むという行為でしか美しさや瑞々しさまでを堪能する事ができないように思う。 例えば、ある作家の本は読めば映像として生き生きと見て取れる。 しかし、この作家はおよそ読むという行為でしかこの美しさに触れる事ができなさそうだ。 この作家の文章は美しいが、その美しさからは暴力的な一面を感じる。 ある種の女性搾取的側面をどうしても感じてしまう。 決してフェミニズム文学ではないし、社会派ではない。 幻想的な物語であるのは間違いない。 しかし、そこに女性性の痛みやぐちゃぐちゃとした病理の深さが漂ってくる。 この痛みや恐怖、わかりあえないが共感に巻き込むという暴力的、操作的な部分もこの物語と作家の舞台装置なのだろう、それがあって美しさを際立たせる。 暴力的な美しさ。 決して美しい暴力ではない事だけは強く指摘する必要があるだろう。 この本を読んで、良い物語とは死と再生の物語なのではないか、と考えてしまう。 この物語と文章の美しさの前に、語れる事は少ない。 なにかを言う以前に暴力的な美しさに溺れてしまう。

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鳥籠の小娘

鳥籠の小娘 千早茜

独り暮らしをしている盲目の老婆は籠を編んで大きな町まで行って売って生計を立てている ある日 老婆は1人の少女を連れてきた 少女は老婆のように鳥籠を編むが 売り物にならないからと村の人たちにタダであげていた その鳥籠が 「幸福が宿る鳥籠」 だと噂がたつようになった 人の欲望はその人を変えてしまう 周りの人が変われば 村全体も変わってしまう 欲望って怖い…

ガーデン

ガーデン 千早茜

2019年45冊目。表紙の裏の赤色にも意味があるんだなって思うと、やっぱり本は、紙で読みたいって改めて思った。/ 20190214

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暗黒グリム童話集

暗黒グリム童話集 多和田葉子

童話といいながら さすがに子供には読ませられない内容でした 暗黒って言ってますもんねぇ

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桜の首飾り

桜の首飾り 千早茜

素晴らしい一冊。魅力的な短編集。

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