カート・ヴォネガット・ジュニアの本

ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを

ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを カート・ヴォネガット・ジュニア

P146 「こんにちは、赤ちゃん。地球へようこそ。この星は夏は暑くて、冬は寒い。この星はまんまるくて、濡れていて、人でいっぱいだ。なあ、赤ちゃん、きみたちがこの星で暮らせるのは、長く見積もっても、せいぜい百年くらいさ。ただ、ぼくの知っている規則が一つだけあるんだ、いいかいーー なんたって、親切でなきゃいけないよ」

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スローターハウス5

スローターハウス5 カート・ヴォネガット・ジュニア

時代を行ったりきたりしたりしつつも、戦争のリアルな一面が描かれていたり、今まで読んだどの戦争の物語ともテイストの違った小説。登場人物が死んだときの「そういうものだ」の一言がとても悲しく響きました。

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猫のゆりかご

猫のゆりかご カート・ヴォネガット・ジュニア

スローターハウス5に続いて2冊めのカート・ヴォネガット・ジュニア。日本に原爆が落とされた日、関係者達は何をしていたのかというノンフィクション「世界が終末をむかえた日」を書こうとしている主人公の話。融点が45.8度の結晶体「アイスナイン」が発明されたことを取材を通して知り… - なんだか最初は面白かったけれど、サン・ロレンゾ島に行く辺りから、他人から聞く「昨日、こんな夢見てさ~」という荒唐無稽さを感じてしまい、上手く物語の中に入り込めなくなっているうちに、大変なことになって、さらに大変なことになって、またまた大変なことになって物語が終わってしまった。ボコノン教信者的に言うと「目が回る、目が回る、目が回る」状態。

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プレイヤー・ピアノ

プレイヤー・ピアノ カート・ヴォネガット・ジュニア

ヴォネガットの長篇デビュー作で、すべてが機械によって自動化する世界を描いたタイトルも秀逸なSF小説。さすがに古い作品なので風化している部分はあれど、あるひとつの価値観における勝者と弱者の葛藤というのが本質的なところで、今読んでも全然面白い。『タイタンの妖女』『スローターハウス5』を読んで実はそこまでしっくり来なかったんですが、これはバッチリ直球ではまりました。ヴォネガットの中では地味という評価をされているみたいですが、仕事のことでものすごく悩んでいた時期に読んだというのもあって凄く特別な1冊です。

タイタンの妖女

タイタンの妖女 カート・ヴォネガット・ジュニア

生まれつき何不自由ない人生を送ってきた主人公が、自分の運命に翻弄されて宇宙を旅して最後を迎えるまで。それ程長い小説ではないけど、スケールが大きい話。 自分の人生が何か大きなものに動かされているとしたら、しかもその理由が第三者からみたら些細なことだとしたら、全体は喜劇的でも本人にとっては悲劇だ。だから物語の中に出てくる宗教が必要になったのかもしれない。 なんか大袈裟になったけど、読んでいるときは全然重苦しく感じないし、話が自分の想像つかない方へ進むので、読んでいて面白かった。 結構前に書かれた本のようだけど、今のクラウドやAI の概念につながっているところなどもあり、あながち荒唐無稽な話でもないかもしれないなんて思わされたりもする。

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