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冷戦終結と欧州統合が生み出した「ドイツ帝国」。EUとユーロは欧州諸国民を閉じ込め、ドイツが一人勝ちするシステムと化している。ウクライナ問題で緊張を高めてい... 続き

コメント

2017/2/22読了
ドイツがEU内でひとり勝ちしてるということに対して、本来なら対等の立場であったはずのフランスがそれを止めるべきなのに、止めるどころか自主的に隷属してしまっている。そして、現在の国家の借金は超富裕層の余っている金の流れついた先だからデフォルトは許されない。
幾つかのインタビューをまとめた本だけど、イギリスのEU離脱とかギリシャのデフォルト危機とか、ここ2年くらいの出来事を予測してる。難民の問題がまだ大きく浮上してない頃の本だから、その視点はこの本にはない。

その他のコメント

内容的には、数年前からの記事をまとめたものなので、タイトルにやゆ偽りあり。
しかし、ギリシア問題が取りざたされる今だから読む価値はあり。色々な意味で、日本と違う道をドイツは歩んでいる。そして、頭が良すぎるというか効率を追い求めすぎるドイツは、別の意味で日本と同じように世界の摩擦のタネになるしかないのかな、とも思う。

EUの中心で勢力を拡大するドイツ。過去を反省し補償を厭わないことで、日本もドイツに学べと息巻く向きも多いようだが、勤勉さや家族体系に共通点はあっても、日本とドイツはやはり異なる国家なのだと改めて感じた。著者はフランス人であり、ヨーロッパ大陸の中央から世界を見ている。ロシアは戦争の機会を狙っているのか。アメリカは強さを取り戻せるのか。そしてフランスはドイツの独走を止めることができるのか。歴史人口学者の穏やかだが確固とした言葉に、物事を別の視点から見ることの大切さを感じた。

読者

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エマニュエル・トッドの本

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実日子

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