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「ハッピーエンドのお話はないの?」「だってこれはロシアの話だからね」サンクトペテルブルクに生まれ育ち、ロシア革命にともなってオランダに帰国した祖父が「ぼく... 続き

コメント

動物を主人公にした作品で母国オランダではかなりの人気を誇る作家とのこと。「ハリネズミの願い」という作品が日本でも売れたらしくその関連で翻訳されたらしい。作家自身が祖父から聞いた話をまとめたもの、という形態だが実際には「いかにも祖父が語りそうだった物語」という完全な創作らしい。作家自身にもボルシェビキを嫌って故郷サンクトペテルブルクからオランダに逃れた祖父が実際にいたらしく。ロシアでは何一つまともなことは起こらないという感じのおかしくもどこか物悲しい物語の数々。どんよりした感じが無くて悲しくて辛い話ばかりだけどさらっと読めてしまう。これはいい作品でした。

読者

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トーン・テレヘンの本

ハリネズミの願い

ハリネズミの願い

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くすまり

読書だいすき

ハリネズミの妄想の文章は、まるで可愛いアニメーション映像を観ているような気持ちにさせられます。孤独は悪いことでも寂しいことでもなく、実は自分ときちんと向き合うためにとっても大切なことなのだと気づかせてくれました。本当に自分が求めていることは何なのか、周りに振り回されたり惑わされたりすることなく、一人できちんと結論が出るまでしっかり考え抜くこと。それが出来たからこそ、見つかった幸せ。ひとり時間の大切さを改めて実感します。夜、紅茶を飲みながら、少しずつ読み進めたい、哲学的であり、詩的である本でした。

1年前

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