Btn appstore Btn googleplay
Noimage 01

結婚の挨拶のため、婚約者・乙瑠の故郷を訪れた佑二。そこは生まれ変わりの伝説がある村だった。やがて乙瑠は村で里帰り出産をすることになったが、子供は生まれ変わ... 続き

コメント

読者

Bb9ba1f2 1981 4795 a924 4a195f11996963fdb86d 163f 46ff 9cef 6bf54e59c12c22f12ffc cd73 46f4 b484 2de14c579783 3人

文芸

空腹ねずみと満腹ねずみ 上

空腹ねずみと満腹ねずみ 上

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c

Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

ヒトラーが現在に蘇るのだがコメディアンとしか受け取られず...というかなりブラックな前作が面白かったので手にとってみた本作のテーマは難民、ということで前作も本作もドイツでよく出せたな、という驚きがまずあった。一時期メルケルが難民の移民を受け入れたものの社会不安が起き世論に押される形で受け入れを停止しアフリカ諸国に資金援助を行うことで難民キャンプに移民を足止めにするという方針に変換しているドイツ。既に首相はメルケルではなくなっているのだが方針は変わっていない。その難民キャンプを到底社会派とはいえないセクシータレントが取材に訪れるのだが…いろんな要素が噛み合わさった結果、15万人の難民がドイツに向けて歩き出す、という話。砂漠を越えてアフリカからドイツまで徒歩で、という一見荒唐無稽な設定なのだけどその辺はよく考えられていてもしかしたら実行できるかも、というところがなんとも上手い。ドイツ側のマスコミや政治家の動きもデフォルメされているんだろうけどかなり上手く描き込まれている。通過していく国の対応や最終的に30万人に膨れ上がった行進をどう始末つけるのか興味深く読んでいくとまさかのラスト。風刺というのはこういう風にやるんだよ、という見本のような作品。面白かった。

約5時間前