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「かたり」は歴史の叙述、詩や小説、劇といったフィクション、神話や口頭伝承にまで及ぶ大きな拡がりをもった重要なテーマである。ヴァインリヒとヤーコブソンを軸に... 続き

コメント

折口信夫は「伝説の研究の表現形式」として『身毒丸』を書いた。その意図とは?〈むか(向)し(方向)〉と〈いま〉との間には反復不可能性がある。〈はなし〉は目前に聞き手の注意を向け、〈かたり〉は当面の問題と無関係なのでと緊張を緩和するというヴァインリヒ『時制論』からの引用。続いてヤコブソンの理論とヴァインリヒの理論との融合。科学の体系も詩の範疇に取り入れられるという著者の意見が述べられた後に、折口は〈かたり〉をめぐる問題状況を先取りしていたと締めくくられる。コミュニケーション態度の問題を扱った本ともいえるかな。

読者

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文学

La Vie en Rose ラヴィアンローズ

La Vie en Rose ラヴィアンローズ

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あさきち

好きな作家⇒村上春樹、江國香織、…

外の世界の男によって夫の呪縛から逃れ、もはや新しい男も必要としなくなる。そんなストーリー。 村山由佳の官能的な文章は好きで、ダブルファンタジーや花酔ひ、アダルトエデュケーションなども読んだ。 ただこの本はなんていうか… 世間にはこんな絵に描いたようなモラハラ夫も実際いるんだろうけど、私世代の感覚からしたらあまり現実味がない。 ここまでされて我慢しないでしょ普通。って感覚。 もう少し上の世代なら共感できる物語なのかもしれない。

約12時間前

遠まわりする雛

遠まわりする雛

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ぬぬに

非ワカモノです

古典部シリーズ四作目。 過去三作と違って、本作に「連作ミステリ」の要素は無いのだけど、「連作小説」であることの工夫は凝らされている。 収録されている七編は、古典部の春夏秋冬、一年間の出来事をつづっていく。時間の流れと共にキャラクターたちの関係性も変化していく。 特筆すべきは「省エネ主義」を標榜し続けていた、主人公奉太郎の変貌に注目かな。 ラストの「遠まわりする雛」は古典部シリーズでもっとも美しい物語の一つだろう。

2日前

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