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「かたり」は歴史の叙述、詩や小説、劇といったフィクション、神話や口頭伝承にまで及ぶ大きな拡がりをもった重要なテーマである。ヴァインリヒとヤーコブソンを軸に... 続き

コメント

折口信夫は「伝説の研究の表現形式」として『身毒丸』を書いた。その意図とは?〈むか(向)し(方向)〉と〈いま〉との間には反復不可能性がある。〈はなし〉は目前に聞き手の注意を向け、〈かたり〉は当面の問題と無関係なのでと緊張を緩和するというヴァインリヒ『時制論』からの引用。続いてヤコブソンの理論とヴァインリヒの理論との融合。科学の体系も詩の範疇に取り入れられるという著者の意見が述べられた後に、折口は〈かたり〉をめぐる問題状況を先取りしていたと締めくくられる。コミュニケーション態度の問題を扱った本ともいえるかな。

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ノノハル

my本棚の前で立ち読みしてしまい…

戦争はそんな昔のことではない。 沖縄返還は、つい何年か前の事だ。私の生きている歴史の中にもそれはあるのだから。 沖縄での彼らの生活は嘆きと混乱に満ちているが、掛け合う言葉は暖かくテンポよく走っている。 沖縄の戦後を、3人いや4人の若者達の青春と共に駆け抜けた気がする。そこには、沖縄の魂があった。 オンちゃん=英雄の消えた謎を何十年もかけて追う三人。 語り部が、言葉が全て沖縄の言葉であった。漢字の横に振ってあるルビが、私も沖縄の人間の仲間に入れてくれた。 この島の魂はなんと深いものか!! 厚い本だがページ数は、気にならない。

約3時間前