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神主になりたい、という想いを由子の父・武光に伝えるものの、突き返されてしまった達夫。豊倉酒造の跡取りとして背負うものを顧みず、自分の事だけしか考えていなか... 続き

コメント

とにかく時間とか空間・距離みたいな『間』の表現が綺麗。あくまでも日常の延長上に、ある種特別な空間が存在していて。だからといって神社が世間から浮いていることもなく土地に根ざしていて。
自分がいい加減なのか親父殿の若かりし日が真面目なのか、きっと両方なのだけど、仕事というものを具体的に日常のものとして捉えられている人というのは、将来像も具体的にイメージできるもんなのかな、と。世の酒蔵の息子とか神社の娘とかは、学生時分に結婚して子供いるところまで頭の中にあんのか? まさかな。ヨシトモが普通だよね……。と、あまりに自分の生きる世界とは違う日常に恐れおののいたり。

読者

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落合さよりの本