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「コラーゲンの抽出を見守るような仕事はありますか?」燃え尽き症候群のようになって前職を辞めた30代半ばの女性が、職業安定所でそんなふざけた条件を相談員に出... 続き

コメント

仕事との不適切な関係に悩む女性の物語。 つい入り込んじゃうことで、いいと思っていた職場や人との関係が危うくなる。適切な距離がわからないからしんどいし面白いんだろう。 それにしても、せんべいの袋の裏にどうでもいい豆知識を考える仕事はやってみたい。津村さんの趣味が思いっきりでている。

訳あって仕事を辞めた主人公は、短期間で転職を繰り返すことに。
毎回、次こそはと就職先を決めるけど、途中から上手くいかなくなる。
最初は会社の人達も雰囲気も仕事も良いなと思えるのに。
色々な職を経験した主人公がたどり着くのはどこなのか。
毎回、仕事内容は淡々とした物が基本だけど、そこから不思議な出来事が起きるのも楽しかった。
仕事は次々に変わるから最後まで飽きず読めたし、最後まで読んだら、あぁ、私も頑張ろうと思えた。

本書は、前職をある理由で退職した主人公の女性が、職安で正門さんというベテラン相談員さんにさまざまな(変な)仕事を紹介され、そこで精一杯働きながら、なぜかいつもズレた気持ちを抱えて退職し別の仕事を紹介される…という連作短編集。
こうして思いもよらない仕事を短期間に次々体験することは、人が人生でかなり多くの時間を費やす仕事というものを客観的に見つめ直す良い機会なのかも知れない。

転職してから10ヶ月ぐらい経つのですが、未だに仕事ができるようにならなくて。毎日毎日本当にしんどくて。そんな時に見つけた本です笑
主人公の女性は、長い間勤めていた会社を、オーバーワークや精神的な問題、様々なことから逃げるようにして仕事を辞めてしまいます。
仕事をすることに対してやる気を失ってしまった主人公ですが、それでも働かないと生きていけない、ということで自分にとって単純な仕事を探し選んで行きます。
職種は全部で5つ。それぞれ面白いお仕事で、世の中にはいろんな仕事があるなぁ、そしてそれぞれ変わったことが起こるよなぁと笑 きっと現実世界でもそうですよね。
タイトルの通り、たやすい仕事なんてありません。だからというわけでもないですが、とりあえずは今の道を頑張りたいと思えました。

ふと、ほうっと息を吐く。じわりと体に温もりが戻る。そんな印象を受ける一冊だ。外に歩き、行き交う人々、働く人達がその多くだろう。みんな、おつかれさまです。そういや、ぼくも。おつかれさん。
いろんな仕事がある。いろんな苦労もあり、楽しみも面白みもあろう。仕事は、何も一つっきりではないのだ。

本当にこんな仕事があるんだろうか?という疑問はさておき、どんな仕事でも何かはあるんだと確信。
それが自分にとってどういう作用をするかは、やってみないとわからない。
考えてみれば当たり前のことですが、仕事となると、硬く考えてしまうのは何故なんでしょう。
一話毎に、カラーのイラストが入っているのが新鮮でした。「ミュージック・ブレス・ユー!!」が好きだったので手に取った作品です。趣きは違いますが、淡々とした日常生活の描写がリアルなので、「ええなんで?」って事もリアルに感じてしまいます。

短期間に色々な仕事をしていく主人公。
奇妙な仕事ばっかりで、それはそれで面白いけど、深くない。この本、いったいどうやって終わるんだろう、と思っていたら、最後の最後にやられたなぁ。
今の自分へ、強力なエールを受け取りました。

不思議な仕事ばっかりで面白かった。江里口さんが気になる。

読者

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津村記久子の本

ポースケ

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march

読んだ本の記録。

奈良・大阪の情景があまりにも知っているものと同じで脳内で思い出しながら読んでいたのだけれど、あとがきで見た取材先に過去使っていた駅名がありました。 そういう意味でも生活感のある描き方でした。 ただ働くだけじゃない。生きている。みんな色々を抱えて日々生活しているんだなぁと愛おしくなる物語です。 私にも「ハタナカ」のように行きつけの喫茶店があるのですが、次に訪れた時たまたま居合わせた人達に対して勝手に親近感を持ってしまいそう。

3か月前

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ディス・イズ・ザ・デイ

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もちもち

食べ過ぎ、飲み過ぎ、読み過ぎ注意…

青い空と緑の芝生と大好きなサッカーチームがいれば、人生なんとかなる。 今日もなんとかやり過ごすことができる。 つまりそういうこと。

5か月前

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主人公のヒロシ、その友人のヤザワ、フジワラ、そして野末、大土居…中学3年生の彼らの荒波に飲み込まれそうな激動の一年間を描く。 時には面倒くさい母親の恋愛問題や別れた父親の死、友を襲ういじめや暴力、そして親からの虐待。 無力で非力な自分に失望しつつ、自分ができることを精一杯考え、やろうとするヒロシの姿は、損とか得とか考えずに身体と心を動かすことができたその頃の自分を思い起こさせる。 本作品に限らず、著者の作品に登場する人物たちは優しく、自分の生きる小さな世界で誠実に毎日を積み重ねている人だけに備わる「確かさ」を持っている。 比べて近頃、いい年をした大人がテレビで、SNSで、果ては国会で嘘ばかり言っている。 なんだか現実の方がフィクションみたいだ。

9か月前

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