51mybj erbl

デヴィッド・フォスター・ウォレスと、『これは水です』のこと 文/丸屋九兵衛 正直なところ、この『これは水です』に書評なぞ要らないのだと思う。 だが、... 続き

コメント

素敵なスピーチです。
THIS IS WATER、と時々呟いてみています。

後書きを読むとちょっと辛い気持ちに。

その他のコメント

先日スタンダードブックストア心斎橋で行われた
『これからの本屋読本』トークイベントにて、
梅田蔦屋書店の三砂さんの熱烈プレゼンを聴き、
購入した一冊。‪

アメリカの大学では、
著名な人に名誉博士号取を授与して、
その返礼に卒業式で祝辞を述べてもらう習慣があるそうです。
この事実を知るまでスティーブ・ジョブズはあの歳で大学卒業してスピーチしたんだと思ってました(汗)

僕はリベラル・アーツのことをこれまで「一般教養」のことだと思っていて。
学生の時に学んだけど概要しか知らないような知識を、
改めて深く学び直そう、ということなんだと。
けれど実際は全然違うくて、
本当は「ものの考えかたを学ぶ」ことだったんだ。

いろんなジャンルの知識から、
何をどう考えて、
どういう意味を汲み取るかということが、
「リベラル・アーツ」だったんだ。

訳者による解説を読むことで、
このスピーチの大切さがより理解できます。

一回読んだだけでは分からず、訳者解説を読んだ後に、もう一度読んだ。少し分かったような気もするが、実のところはまだ分からない。ただ、少し前に進んでいるとは思った。こうして、そう何度も読み返すことになるだろう。こんな本は初めてである。

読者

B6726f9a f4ff 42cd ac37 63324f4bdff26b03ef78 1415 4482 94eb e30a34ba7ec526e6a9ac 97ca 4a1b 972d 8dd5b57e90140107fc93 5315 4e72 9f9b 52cbc63bd285Dd941b90 88b9 425c 9cca f8c6c38d532f9c19fa1b 8fc8 4081 9b4c 1548b52facaa43a8ebab 3fdc 430e a11a d82d8e82047a000f7f04 309c 4d70 b17e a6dba3d145d8 12人

文芸

第二音楽室

第二音楽室

60729d69 c811 4eed a64c f6dc1a34a835

ぬぬに

非ワカモノです

佐藤多佳子のスクールアンドミュージックシリーズ第一弾。 鼓笛隊、二重唱、リコーダーカルテット、スクールバンド、さまざまな切り口から、自分以外の誰かと音をあわせるよろこびを綴っていく短編集。 一作目「第二音楽室」は小学校の鼓笛隊で、楽器をもらえないピアニカ組に割り振られた六人のお話。 ふだんなら絶対仲良くならないクラスメイトとの間に生まれる束の間の連帯感。ツボハマり過ぎて泣きそう。 二作目「デュエット」。音楽の試験、男女ペアの二声で『翼をください』を歌う話。ペアの組み方は自由!主人公は憧れのボーイソプラノ君とペアを組めるのか? 自分の時代にこんなのあったらペア組めなくて、絶望で打ちひしがれてたに違いない(笑 三作目「FOUR」は魅惑のリコーダー小説。卒業式で演奏するための臨時カルテットに選ばれた四人の中学生のお話。『インスブルックよさようなら』吹いてるし! 奏でる喜びが、合わせる喜びに昇華していく、音楽の一期一会感を思い出させてくれる一作。 最後の「裸樹」はスクールバンド編。中学時代の不登校の経験から、実力もやる気もないバンドメンバーに迎合しながら、道化キャラを演じ続ける主人公のお話。 没頭できるなにかがある事は時として人を救う。 ブラスバンドに押されて「第一音楽室」を使わせてもらえなかった弱小文化部出身としては、個人的なツボ押されまくりの名作でした。次も読もう!

約9時間前

5b0ed130 b34d 4791 be03 e05a61fe358fCdeb69a0 8550 445f bcea 85badbbe9778F68525ea d7f0 469f 8d69 a20435b7c3b9
海を見たことがなかった少年―モンドほか子供たちの物語

海を見たことがなかった少年―モンドほか子供たちの物語

A99bbda7 f60b 47fc 94d9 253de8151b0d

kantaroh

ブルーにこんがらがって

大人になるとくだらない物差しで人を見定めたり、ほんとうに必要なことがわからなくなるからこそ、この短編集の瑞々しさがすごく刺さる。 海を見るために旅立った少年を大人たちは失踪というけれど、残された子どもたちはそうは思っていない。 時折誰かが思い出したように「あいつ、あっちにいると思うかい?」と少しだけ語るそんな関係性が凄くいい。 ある作家が文章で1番大切なことは、いかに瑞々しい文章を書き続けられるかと語っていた。 読後、その言葉が脳裏にフッと浮かんでは消えた。

約16時間前

216d55b6 4975 4a24 a010 8a835841394938fc3dc8 db5f 4cfa 855c e2f234ac0f6b
パノニカ

パノニカ

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c

Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

本作のタイトルを含め彼女に捧げられた曲がたくさんあること、からジャズファンには馴染みの深いニカ夫人について姪にあたる人がまとめた伝記。ロスチャイルド家に産まれ自身が莫大な資産を持っていたうえにフランスの男爵と結婚して広大な屋敷に住み、5人の子供に恵まれていた夫人が突然、家族を捨ててアメリカに単身渡りジャズミュージシャンのパトロンとして生きることになったのか、をまとめた作品。驚いたのは彼女の生涯で、男爵夫人だったもののナチスドイツにフランスを追われて夫が自由フランス軍に入隊した時に子どもたちをアメリカに送って自分も夫の後を追い軍に加わって爆撃機まで飛ばしていたらしい。富豪であってもユダヤ人ということで差別を受けていた一族のため周囲との交流も少なく金はあっても不幸せな人生を送っていた~作者自身も一族の人だから多少割り引く必要はあると思うが~彼女がジャズに自由を見出し好きなように後半生を生きた物語は予想以上に興味深かった。彼女の名前がついた曲は沢山聴いてきたがちょっと聴こえ方が変わるかもしれない。ユダヤ人の側から見た迫害と抵抗の歴史、といった側面もあり面白かった。

約18時間前

ポーランドのボクサー

ポーランドのボクサー

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c

Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

カバーとタイトルに興味を惹かれ手に取ってみたら南米はグアテマラの作家だとか。南米っぽい作品なのかなと思って読み進めてみたらユダヤ人でしかも主要な登場人物は作者自身のような。タイトル作は作家自身の祖父がいかにしてアウシュビッツを生き延びたかという話。調べてみるとこういう作品をオートフィクションというらしい。私小説とでも言うか作者と作者の周辺の人達がほんとに体験したエピソードからフィクションを作ってしまう手法なんだそうだ。周囲の人達にしたらたまったものではないのでは、と思うのだが…。しかし作品そのものはかなり素晴らしい出来。南米というよりユダヤ臭の強いものが殆どなのだが宗教や民族のことを分かっていなくても楽しく読める。あとがきを読んで知ったのだが元々は3つの短編集に収められていた作品を日本向けに一冊にまとめたものらしい。それにしてはお互いのストーリーに破綻がなく上手くまとまっているのは編集の冴えということもあろうが同じエピソードから物語を様々に作っていく人なんだろうな。ジプシーの血を引くセルビア人ピアニストとの邂逅を廻る物語が一番印象に残った。他の作品も読んでみたい。面白かった。

約18時間前

1f00d153 09b9 4aef ae95 b3ca6aaf28b5C64ee4ab c710 4fea a859 9a826a78947bD487fe1c d403 4567 8828 809aeb6f9869