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その夜〈さきちゃん〉は、小さな奇跡に守られていた。失踪した友人を捜す早紀(さき)。祖父母秘伝の豆スープを配る咲(さき)。双子の兄を事故で亡くした崎(さき)... 続き

コメント

さきちゃん、好きだなぁ。
世の中は綺麗事では済まないことばかり、それでも生きていくほかない。5人のさきちゃんはそれぞれタイプは違えどこういった覚悟があるように思えました。心がふわっと、それでいて凛とするお話。

初期のばなな作品が好きで、パイナップリンあたりから、キライになり、でもまた最近の作品はすき
優しくてちょっぴり哀しい

よしもとばななさん独特の柔らかい文章がやっぱりすきだ。

どのさきちゃんの話もすきだけれど1番は、
「さきちゃんたちの夜」

その中の「全てが面倒くさい。でも、つまりはそれが生きていくってことなんだ、それがわかるといっそう面倒くさい。」

この一文がなんだか気に入っていて、とても印象に残っている。

ここの「面倒くさい」には何だか嫌な印象がない。何となく心地よい雰囲気のある「面倒くさい」だなあ、と思った。

色んなさきちゃん。どのさきちゃんもちょっと癖がある。豆スープの話にほっこりした。

人生にはいろんなことが起こる。それらを受け止めたり、流したり、改善したり。目立たないけど、ちゃんとしてる人たち。そんな人たちの物語が重なって、とても心が晴れやかになるから不思議。

ばななさんも好きですが、それ以上にほしよりこさんの装画にぐっときて手にしました。

わたしはばななさんを読むといつもごく薄いトレペ越しに作品の世界を見てるような気持ちになります。
この本でも現実より少し違う世界にいるような感覚でした。

わたしの一押しはスープの話です。

4人のさきちゃんの話。短編集。前へ進めと強く背中を押されるわけでもなく、辛さや苦しさに身を置くわけでもなく、ただ生きている事に喜びを見出せるような気持ちになります。
何となくとか、直感とか、内と外の繋がりを感じられるお話ばかりでした。『鬼っ子』は個人的に特にそう感じました。

仕事仕事で男になりそうな時、女を取り戻させてくれるばなな節。豆スープ食べたいな。

0022
いろんな「さきちゃん」の話。癒しの豆のスープと表題作が好き。
同じ名前の友達って何人もいるけど、性格とかがそれぞれ違う。その名前の音の響きや世間的なイメージもある。
でも全部その子らしい名前になってるんだよな〜。
色んな同名の子を思い出す話でした。
あと、ほしよりこさんのイラストが素敵です。

全てのお話の読後には、なにかにふわっと包まれて心地よい感覚になる本でした◎

なんというか、カーヴァーのささやかだけれど、役に立つことがまた読みたくなりました。ご本人も書いているけれど、吉本ばななさんは中編から短編がやはり好きです!

読者

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人の間で生きるから人間だとはこのことなのでしょうか。 小学生的ド下ネタに爆笑しつつ、生きるとは人生とは、、って自分の衣食住をふと考え直せるエッセイでした。

約1か月前

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osakaJAPAN

ハワイ好きとしては、読んでおきたかった一冊。 読んでいるとハワイの空気・花・空・海・山・匂い 全てが入ってくる。 五感で感じる、そんな本です。 絵も素敵。

約2か月前

さきちゃんたちの夜

さきちゃんたちの夜

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ノノハル

my本棚の前で立ち読みしてしまい…

さきちゃん達は、傷付きながら柔軟に強い。彼女達の心の声が好きだ。充分に傷付きながら、相手の心にも想いを馳せることができる。かといって走り出す訳でもなく、一歩一歩自分を確認しながら前に進んでいこうとする。 さきちゃん達の空気を纏った文字達がそこにある気がした。一文を読んで、もう一度読み直して頭の中で想像しながら読み進めるとさきちゃん達の心のヒダに近づける気がした。

5か月前

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鳥たち

鳥たち

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3匹の猫のお母さん。

読み進めるほど、まこと嵯峨への可哀想な気持ちは強くなるばかり。幼くして家族との別れを経験したふたりが早く大人になりたくて生き急いでいるようで、地球のはじまりのような美しいセドナの赤茶色で深い峡谷さえも辛い感。でも末長教授という、いい大人に出会えて、最後ふたりが誰のためでもなく自分のための、これからの話が出来て、よかった、よかった。

12か月前

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