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季節が変わるごとにたくさんの転校生がやってくるニュータウンで、クラスの立場も性格も、正反体の女の子と男の子が出会う-。学校が嫌いだった人たちへおくる、教室... 続き

コメント

身体と心が変わっていく戸惑いに、学校という狭い世界が混乱を混ぜ加える感じ。あの時はそういうもんだって割り切って乗り切ろうとしてたけど、この主人公は違う。自己嫌悪しながらも自己を見つめて心を打ち砕いて。自分の言葉を見つけた、と言った瞬間がとんでもなく羨ましかった。私もそんな体験がしたかったな。

思春期の女の子の気持ちが、
とても心に突き刺った

はるか昔の中学生の頃の感情をリアルに思い出した。
思春期は醜くて美しい。

これだけ心が掻き乱される作品は久々。クライマックスに向かう「綺麗」の件からはずっと痺れながら泣きそうになりながら読み進めた。一体中学校のときはどんな自分だったんだろう。結構ぼんやり生きてたなぁ。同級生と感想をぶつけたいし一緒に思い返したい気もする。「言葉は色鉛筆に似ている」本書ヨリ

終始心が痛かった。義務教育から抜け出し、いつの間にか忘れていたけど、思春期には純粋だからこそ醜く歪な世界があった。その世界で生き残るにはどうすればいいのか、何が正しいのか。目を背けて通り過ぎていた場所にもう1度引き戻されて向き合わされる作品。

あの頃の記憶が蘇った。
中学の教室独特の匂い、空気、感覚。

ただそれだけではない、自然と涙がでた。

読者

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村田沙耶香の本

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