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2018年ノーベル平和賞受賞 世界を動かした医師の告発! コンゴでは女性への性暴力が最大の武器になっている。 ―――私の仕事は、被害にあった女性たちの身... 続き

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2018年ノーベル平和賞受賞したコンゴの婦人科医師の半生を描く伝記。

アフリカ大陸の中心部にあるコンゴ民主共和国。
この国では女性への性暴力が最大の武器になっている。
それは女性自身だけでなく、その夫に精神的打撃を与え、家族の繋がりを断ち切り、やがて村や町のコミュニティを破壊する「効果」があるから。
被害女性が身体、特に性器にどれほど凄惨な危害が加えられているのかを読んで絶望的な気持ちになる。
人はどこまでも残酷になれるのだと思い知って。
その中で理性と医療技術でもって日々女性を治療し続ける著者。
彼は「女性を修理する男」と呼ばれている。

宗教でも信念でも何か拠り所のある人の強さと、危険を伴いながらも実り多き人生を生きることの幸せについて考えさせられた。

読者

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人文

歴史とは靴である 17歳の特別教室

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まこと

二児の父親

歴史学者の磯田道史さんが、高校生を相手に行った特別授業を書籍化したもの。磯田さんの物の考え方や、歴史学について非常にわかりやすく語られている。 「はたして歴史学は、好きか嫌いかで選べるものでしょうか。どちらもちがう気がします。歴史的にものを考えると、前より安全に世のなかが歩けます。歴史はむしろ実用品であって、靴に近いものではないか。ぼくはそんなふうに考えます。」 磯田さんの歴史学に対する考え方を象徴するような言葉。 「みなさんも、魚でも歴史でもいいから、『これが好きだ』というものをもって、それを真剣に追いつづけられたら幸せです」 さかなクンからもらったネクタイの話題から派生したこの言葉が印象的だった。 「多様なものが存在している状態が、じつは歴史の教訓からしても時代が変わるときには強いのです」 教養とは「ムダの積み重ね」かもしれないが、そうした豊富な教養が一見役に立ちそうな知識に打ち勝つ、という磯田さんの考えに納得。もっと本を読んで教養をつけようと思った。

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