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ここが昔どんなんやったか、知りたいねん-。28歳の歌ちゃんは、勤めていた会社が倒産し、カフェでバイトをしている。初めて参加したのに最低最悪だった合コンの帰... 続き

コメント

頭の中で思ったこととか、思わなかったこととか、私が意識するまでもなく文章としてじゃなくて、感覚として頭の中に入ってくる。だから多分私はこの人の書く文章が好きで、読み終わりたくないなぁといつも思う。今回の舞台は心斎橋。大阪に住んでいるので、何回も行ったことがある場所だ。でも、地名だけじゃピンと来ないところもあって、今度、文庫本片手に心斎橋を歩いてみようかと思う。
それから、川上弘美さんのあとがき。『柴崎さんの本に出てくる、女の子も男の子もかわいい。』うん、まさにそれ。すごい。

読者

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柴崎友香の本

待ち遠しい

待ち遠しい

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渡辺洋介

神田村経由専門書版元

若さゆえの想像力の欠如なのか弱さを隠すための突っかかりなのかさっぱり理解できない沙希を見守り、わかり合うことは無理かもしれないけどそれでも一緒に生きていこうとする春子とゆかりのまなざし。 物語は三世代に渡る女性の姿を描いている。物語の中心となる春子は自分と同じ就職氷河期世代、高度経済成長を経て繁栄を極めた時も知っているし今日の没落しつつある時代も知っているので俯瞰で見ることができる。時代の犠牲となったともいえるが想像力は養えた。自己責任という言葉の身勝手さも。 「どの年代にも、結婚しなかった人、子供がいなかった人、一人で生きてきた人 、一度は結婚したり子供を持っても離れなければならなかった人いろんな人がいる。その誰もが、仕事をして、ささやかな楽しみを見つけて、自分の人生を生きてきた。」P.211、本文中ここにグッと来た。想像力を働かせよう。ジャッジするのはやめようと。 ところで本書は大阪住宅小説ともいえるが、春子の住んでいる場所はどこなのだろうか。「地上を出てすぐ川の上を走る」「勤め先に乗り換えなしで行けることも大きかった。急行か準急で二十分ちょっと。」から御堂筋線で千里あたり?御堂筋線の地上に出て道路と並走するところが割と好き。少年ナイフのカバー曲で使われた発車メロディーも。

約16時間前

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