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「それってどうなの主義」とは、なにか変だなあと思ったときに「それってどうなの」とつぶやいてみること。ただそれだけですが、とても大切なことです。日の丸、戦争... 続き

コメント

それってどうなの?主義とは...

それってどうなの?と感じた違和感を、小声で外に向かって表明する主義の事を「それってどうなの主義」として(略して「そ連」と表記)宣言した、文芸評論家で鋭い分析力を持つ著者斎藤美奈子の時事ネタ本です。

斎藤さんの著作「妊娠小説」や、「読者は踊る」など書評家として有名な方ですが、最近時事ネタの本が何冊が出ています。この本もその中の一つです。文芸評論家とは文章を批評する事を仕事とされている方ですので、言葉の意味、定義に非常に鋭いです。そういう方に時事ネタを語って頂くと、テレビのニュースキャスターの方々の言葉使いが悲しくなります。また虚しくなります。どこかの局かBSでもいいから金井美恵子さんをキャスターにしたニュース番組やって欲しいです、金井さんも言葉を選んで正確に使用する方です(私見ですが)。

細かい事柄に、些細な違いに面倒だけれど、私はこういう意味を持って(あるいは定義して)発言(あるいは表記)していると表明しないと、通じている様で違う意味な事多いですから。そして、そこから「公平さ」というモノサシが出てくると思います。完全に正しい中立が存在しない以上、面倒なフィルターを通さないと、説得力無いと思います。

近過去にも行ける本です、あれってこんなに前の話しだったっけ?となる事請け合います。

で、この「そ連」から私は山本七平著の「空気の研究」を思い出します。そっと、「それってどうなの?」とつぶやく事で「水を注す」訳です。この国(って言っても私には海外生活経験どころか、渡航もありません!)では同調圧力が強いために、なかなか「水を注す」の難しいですから。一旦『空気』に支配されると、もう対抗出来るのは疎外される覚悟のある方か、既に疎外されている方か、権威のある外国人しかありえないのではないかと(例えば大量のリストラをしたのは日本人じゃなく、カルロス・ゴーンさんだった事とか、日本人には海外で評価のある外国人に指摘されると素直に納得する傾向が高い気がします)。

だからこそ、斎藤さんの言う「そ連」は非常に有効なのではないかと、少しだけ期待します。

何故少しだけかと言えば、人って自分の読みたいモノしか読まないですからね。「ローマ人の物語」の著書塩野 七生さんも言われていましたが、『人は見たい現実しか見ない』って。私もそうなので(少しは広げる努力や、違う立場、考えの人の意見も聞いているつもりなのですが)、よく理解しますけど、斎藤さんの著作を読む、あるいは買う人にはもうある程度「そ連」的要素を持っている人なんですよね、で、その人達(私もその中に含まれます)を安心させているだけの確率が高い。

何かもう少し効率の良い「何か」があると良いのですが。斎藤さんもこの本の中で、デモ行進(最近では『ピースパレード』と言うらしい!名前変えても…)について全く同じ事を書いているのですが。

2007年 3月

読者

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斎藤美奈子の本

物は言いよう

物は言いよう

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君、僕。

ツイッターに依存している

当時の著名人の発言や雑誌の一文など、FC(フェミコード)に照らし合わせてチェックしていく。 「当たり前、こんなこと言っちゃだめ」と思うものから「これは別に、構わないんじゃ」と思うものまで…しかしそれも斎藤美奈子氏の鋭い視点なのだとおもう。そういう見方もあるのかー、と思わされた一冊。

12か月前