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コメント

数年前?まで銀座に白いばらという、いわゆる大衆キャバレーがあって、永井荷風も通ったカフェー、タイガーの末裔の店ということだった。カフェーの女給とパトロン作家の生態を通して文明批評をした、ということなんだが、あまり難しく考えずに読んでしまった。

読者

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永井荷風の本

濹東綺譚

濹東綺譚

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Yoshikatsu Sasaki

永井荷風 、小林信彦

読むなら、木村荘八の挿画が載っている岩波版を。 この作品は、小説〜随筆〜漢詩で構成され、小説中には作中小説も含まれています。正に荷風が、自らの趣味と感情を表現するために、表現術を尽くした作品と言えます。 冒頭から95%部分までの「小説」の舞台である玉ノ井は現在の東京都墨田区、東向島から墨田界隈で、そこには今ならばまだ、赤線跡を示す外観の建物が散見されます。 突然に終わる(終わらせられる)小説の後には、随筆と漢詩が続き、この部分の、荷風本人の慨嘆こそが、読み手を惹きつけて止まない魅力なのです。

3年前