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仲良くやっていきましょう。 テロ、戦争を起こさないために― 大勢のイスラム教徒と共存するために―― 現代イスラム地域を30年以上見つめつづけてきた研究... 続き

コメント

イスラムの移民問題、宗教観、文化について、非常にわかりやすく、共感のしやすい語りで説明されている。イスラム社会から見たヨーロッパについても考えさせられるものがある。ムスリムの人との交流する際の自分の勝手な思い込みや態度を見直そうと思った。

装丁もそうだけど文章の語り口もイスラムについて知識の少ない私にとって手に取りやすいものだった。このテーマにして最後まで読めたことが自分としては充分満足。イスラム教の生徒が学校にいるので、あっそういうことだったんだ、という気づきを得た。

イスラム教徒の生活や文化、テロが起きてしまった原因などを分かりやすく解説した本。
イスラム教徒に寄り添った視点から描かれていて、新鮮だった。自分も知らず知らずのうち、欧米の価値観に基づいてイスラム教徒を見ていたことに気づいた。
自分達の価値観を押し付けるのではなく、相手を認めることが大切。

モロッコやチュニジアを旅したこと、チュニジアには友人も出来、2度目の旅では友人宅に1カ月近く滞在させてもらったこともあり、イスラム教に対して怖い印象はなかった。むしろヨーロッパよりよほど治安も良い。お祈りの時間になるとモスクからアザーン(イスラム教で礼拝への呼び掛けのことば)が風にのって聴こえくる。異国情緒に溢れていて好きだった。

この本はそんなイスラム教、イスラム教徒、歴史、文化、欧米で現在起こっている諸問題などを分かりやすく教えてくれている。
しかし、読めば読むほど、どうすればいいのか、どうすることがベストなのか分からなくなってくる。
私が旅先で知り合ったごく普通の、市井のイスラム教徒の人たちはみんないい人達ばかりだった。
だけど、今の日本にどんどんイスラム教徒が増えていったら? どんどんモスクが建っていったら? やっぱり私は怖いと思ってしまうだろう。
難しいよね。
ただ、このような本を読むことがちょっとでも、いい意味で関心を持つこと、理解に繋がればいいのかとも思う。矛盾してるかな。

この本はイスラム教の解説書ではないです。専門用語の説明や、コーランの説明など、ほとんど出てきません。
現在(2016年7月出版)、イスラム教徒が置かれている状況がどれだけ切迫したものか、彼らはどんな人たちで、何を信じてるのか。
テロが繰り返し起きてしまう背景、そしてどうしたら彼らと仲良くできるのか。
という感じの内容を、イスラム教徒と世界の関係を長年研究してきた著者が、実際に現地で見てきた体験をもとに、書かれた本です。

日本人には馴染みづらかったり、タブーに感じやすい内容(宗教)を、なるべく簡単に、優しく伝えようとするコンセプトは、糸井重里さんの「知ろうとすること。」に雰囲気が近いと思います。文章の感じも。

寄藤文平さんの手がけた、素朴でかわいらしい装丁と、目を引くタイトルで書店でも目立っていたので、気になってる方も多いのでは?と思うのですが、この本は今読むべきだと思います。
現在進行形で追い詰められていくイスラム教徒の現状を、今知ることで、何か小さなことでも働きかけることができるかもしれないからです。
本の中にも、近年ニュースで騒がれた事件がいくつも出てきます。
イスラム教徒の独特の帰属意識やこだわりが、とにかく近代社会のシステムや資本主義との相性が良くなかったこと(それでも、排斥するほどのものでもないと思う)、イスラム圏の立地の問題、そして他国からの理解が進まないせいで居場所を追われ、暴力に訴えるしかなくなる人達。
いろいろ、初めて知ることがありました。

イスラムの常識は、全く理解できないところもあれば、ある意味、私たちの住む社会より合理的で筋が通ってるところもあるし、たいへんピュアで慈悲深いところもあり。
たくさんの人を惹きつけるのも分かる気がします。
個人的にはイスラムに100%きちんと統治された、パラレルワールドな地球を見てみたいです。もしかしたら楽園かもしれない・・・。
そういうルールのもとで暮らしてる人達が、ニュースで報道される過激なテロリストばかりなんて、ありえない。
サブタイトルに「世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代」なんて書いてあると、その3分の1の中に一生の友達がいるかも、なんて考えたりして・・・。
理解していきたいですね、おたがい。

いまや世界の人口の4分の1にあたる15億人がイスラム教徒なのです。近い将来、3人に1人がイスラム教徒になる、ともいわれています。このことは、イスラム教徒とかかかわらずに生きていくことが、もはやできないという現実をあらわしています。P6

「となりのイスラム」と「イスラム飲酒紀行」読めば、なんとなくだけどイスラム世界知れる気がする。いつか行きたいなあ。

平易な語り口でイスラム文化を噛み砕いて説明している。ハラール等、なるほどと思わせる気づきも多かった。イスラムの人たちと仲良くしていくためには彼らを理解し、違いを認めるということは確かにそうで、頭では分かっているのだが、その反面、イスラムの人たちはなにもかもアッラー任せで、受け身すぎるのではないかとも思った。彼等の方では異文化を理解し、融和する気はあるのだろうかと。
イスラム国のような集団に対し、イスラム圏の中できちんとした自浄作用が起きないのはなぜだろうかという疑問も自分の中に生じた。著者は中立というよりはイスラム寄りの立場なので、それについては触れられていないが、考えるきっかけを与えてくれたという意味では良い読書機会だった。

読者

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人文

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