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半年間同棲していた耕介と別れても、雛子は冷静でいられるはずだった。だが、高校生のトオルとつきあっていても、耕介への想いはじわじわと膨らんでゆく。雛子は、大... 続き

コメント

(新潮文庫 315頁)

タイトル『ぬるい眠り』を含む9編の短編集。

厚皮が剥がれ真っ赤になった皮膚のような江國香織の繊細さや脆さは、人間として また女性としての強い魅力でもあるが その開き直った自由を個人的にグロテスクに感じてしまう時がある。要するに痛々しく感じるのだ。

しかしその、強がりにも見える痛々しい自由に 僕は何度 励まされたか分からない。今作は “世の中で生きる江國香織” が感じられる。現実からの逃避ではなく、文句を垂れ嘆きながらも 現実をシニカルに生きようとする強さが感じられるのだ。(作中にもあるが、それは “弱さにも見える強さ” である)

たまに呆れますが、女として大好きです。

その他のコメント

どの短編の主人公も愛すべき人。
ラブミーテンダー、ぬるい眠り、放物線 が好き。

江國香織さんの描く女性はエネルギーに満ちていて、読み終わった後はいつも頭がぼーっとしてしまう。
それでいて、圧倒的に静かで、穏やかな気持ちになる不思議な作品ばかり。

読者

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江國香織の本

彼女たちの場合は

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岸本ミリ

好きなものは桃とクリームソーダで…

アメリカを見てみたい そう言って旅に出られたらどんなに素敵なことだろう、大好きな従姉と一緒に。もちろん安全は保証されていないし、なにが起こるかわからない、広大なアメリカという国を、文字を通して一緒に見に行けた、そんな一冊。

2か月前

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100万分の1回のねこ

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chiii

2019/5月から、Twitte…

「100万回生きたねこ」、読んだことありますか?これは、13名の作家さんが絵本「100万回生きたねこ」へ、作者の佐野洋子先生へ、愛を込めて書いた短編小説集です。 ふと、子供の頃国語の先生に愛と憎しみは一直線上にあるとしたら、対極じゃなくて、隣通しなんだと教わったことを思い出した。生と死もそうかもそれない。時間という線があるとしたら、生まれてから対極の死に向かって生きてるような気がしていたけど、私たちの魂は生と死の狭間で揺れ動きながら、時間のループの中をずっと走っている。どこに辿り着くかもわからないのに。まぁ、生まれ変わってまだ8万回目だから、あと92万回生まれ変わったらわかるかなぁ〜。 (ちょっとでも本の感想を書けばネタバレしそうな気がしたので、絵本も含めて読んで行き着いた自分の考えを少し書きました。お気に入りは、角田光代先生の「おかあさんのところにやってきた猫」) 2019/6読み終え**

3か月前

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