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横浜で、ミッション系のお嬢様学校に通う、野々原茜(のの)と牧田はな。 庶民的な家庭で育ち、頭脳明晰、クールで毒舌なののと、 外交官の家に生まれ、天真爛漫で... 続き

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物語は山手の女子高に通う二人による昭和59年より平成23年までの手紙のやり取りのみにて進行する。10代の過剰なまでの情熱と40代に入ってからの諦念というべき静かな感情の穏やかさに過ぎた歳月を思う。
「高校生のころ、あなたが学校を休んで連絡がとれなかったとき、私は半狂乱で手紙を送りまくり、家へ電話をかけまくったでしょ?あのときは夢のなかでもあなたの姿を探して涙を流していた。
 けれど、いまとなってはもう、風のように吹く時の速さに押し流されるまま、淡々と日常を営み、ある種の諦観とともに、あなたからの連絡をひたすら待っているだけ、私の精神は鈍磨したのだ。中途半端に」P.386
「どこかで自分に愛想を尽かし諦めて折り合っていかなければ中年になるまで生きのびることなんてできないわよね」P.414
日劇もとっくに無くなってしまった。

学生の頃の手紙のやり取りの文面に懐かしいものを感じました。

同性愛なことは抜きにしても、仲の良い者同士は何年間が空いても昔のように語り合えるものです。
そして文字にするとその頃のままでも確実に経験を重ねて大人になっている2人。
学生の頃は気づかなかった才能が花開いてる子っているなぁと女子な世界を感じます。

ただの手紙交換ではない二人のやり取りには彼女たちにしかわかりえない何かがあった
そう思ってしまう。返事が気になってしかたないと言わんばかりにページが進む
愛とは恋とは、魂とは
深く深く考えてしまう

読者

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ゆるやかな女4人の日常を描いていて、何だかこの暮らしに憧れを感じてしまいました。楽しそう。 親族でなくても家族。 同じ空間にいて「いってきます」「おかえり」が当たり前にある家。それって最高! ファンタジー性もあって面白かったです。 私たちはすでにこの世にはいない多くのものに見守られながら生きている。 最後にそう教えてもらいました。どうもありがとう。

5か月前

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しをんさんの本にしては珍しくなかなか進まなかった。読売新聞朝刊連載だったから、いつもより細切れで流れに乗れない感じだったのかな?話は面白かった。本村さんがアホかアッホーで悩むところから一気に読めた。「愛ある世界」だった。

6か月前

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