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【文学/日本文学小説】書籍編集者の鳴木戸定。彼女は幼い頃、紀行作家の父と行った旅先で特異な体験をする。不器用に生きる定はある日、自分を取り巻く世界の素晴ら... 続き

コメント

特殊な環境で育った子なんだけど、何だかわかるかもって共感できる感覚があるとこが面白い。純粋な人って端から見ると変なんだな。

久々に一気読みした。もうただただ圧倒された。文字が今にも動き出しそうで言葉が生き生きとしていて私の想像力を掻き立てた。
かなり異質な体験を重ね、常人とは違う感覚を持つ主人公に周りは気味悪がっていたが、だんだんと惹かれていった。確かに私もその不気味さから思わず読み進めたが、最後にはこの主人公の自由さ、ぶれなさが羨ましいと思った。言葉は本当に奇跡みたいなもので、すべての事象が言語化できるわけではない。体が体験していても言葉に表せないその何かについても見過ごさずに大切にしていきたい。

サイン本まだあった♡

考える人 という雑誌で河合隼雄物語賞受賞作として紹介されていて読んだ。
定の変化をみていくなかで、感情のありようを力強く感じる作品。

不思議だった〜
最後の廃尊さんの言葉はよかった。なんかジーンときた。

定のような人と友達になりたい。
きっといろんなことに気づかせてくれるだろうから。

舞台が世界。地図的な意味で世界観が広い。そこが他の作家と比べて特異だといつも感じる。

冬から春へ
そんな印象で、独特な感性で進むお話でした。
静かで暗くて冷たくて。
だけど強くて、優しくて春の陽だまりの様な、ポカポカした気持ちになります。

ラストが、びっくりした!笑

「世間」から見れば異質な人々。「世間」というフィルターを通さず純粋に感じると、美しい心を持った主人公。ラストはそれを「世間の人たち」も感じることに。

西さんの作品は毎回「生」を強く感じる。

言葉は怖いが美しい。ますます本が好きになった一冊。

主人公の定は変わり者扱いされていても全く不幸そうではなかったけれど、話が進むに連れて定に変化が起き、周囲の人たちに少しずつ受け入れられていく様をとても嬉しく感じる。読み進めるうちに私もまた、定のことを好きになっていた。

表面的な出来事だけをみると、グロくて異常な話に思える。でもその奥にある感情や人間性の表現が突き抜けている。西さんすごいわ…

読者

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