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70年代以降に英国で生まれた移民2世・3世の著名なクリエイター21人が、自己存在の意味や葛藤、社会の偏見などを繊細かつ巧みに表現し、大きな反響を呼んだ話題... 続き

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イギリス在住の「BAME」である執筆者たちが「移民」と人種をテーマとするエッセイをまとめたアンソロジー、よい移民であるとジャッジされる側にいるとはどういうことか?誰がジャッジするの?そもそもよい移民とは?その基準は?気づかされる点多し。

(「BAME」とはBlack,Asian,Minority Ethnicの頭文字を取った言葉で「黒人、アジア系、エスニック・マイノリティの意」)あとがきより

「よい移民を超えて」「トークニズムについて我々が語るときに語ること」とシリアスなタイトルが並ぶなか、「ケンドー・ナガサキと私」が!ケンドー・ナガサキ?ときどき見る修斗KO集でジーン・フレージャーにあっけなく負けたプロレスラーがなぜ?と読んで見ると予想外の面白さ。

面白さが半減するのでアレだけど、本書のケンドーナガサキは私の知っているあの人とは別人だったてこと。セメント最強と呼ばれたプロレスラーが修斗の試合に出場したぐらいしか知らなかった。プロレスの世界は奥が深い。イギリス労働者階級のお供、日産マーチもしっかり登場「彼女は特徴的な紫色の日産マイクラを運転していたが、その車は彼女の外見に驚くほど似合っていなかった。」国旗 p.171

今後、移民はますます増えていくだろうから、ということでコロナ流行以前に予約していた作品。イギリスの移民二世、三世の21人が「白人ではない」ということはどういうことなのか、を自身の体験を踏まえて語った作品。イギリスの作品、というところが重要で、いわば自分の領土の中に解放できない植民地を抱えてしまったアメリカと異なり放棄した植民地からの移民が語る物語は適切な表現かわからないけれども我々にとってよりリアルで分かりやすいのでは、と思った。黒人よりもアジアやインド系が多く、彼らは自分の親以外の有色人種を知らない、というケースもある。片親が白人というケースも多く、自身もマイノリティの自覚なく育ってきて突然人種差別に遭遇した、というエピソードが読んでいてとても辛い。東洋系の中でも東アジア系の移民たちがアイデンティティの確立に苦しむ姿は日本人として他人事ではない。マレーシアから英国に移民した中国系マレー人が中国のこともわからないのにチンクとかジャップとか言われたり、逆に中国について尋ねられて立ち往生したりとか、ウガンダから亡命してきた医者の息子でイートンからオックスフォードまで出ても黒人というだけで同級生の家に入れてもらえなかったり、と辛い話しか収められていない。解決策が示されているわけではないので読んで考えるしかないのだけれど安易な解決策めいたものが提示されていないのでそこが良かったかも知れない。全体的に苦しいけれど惹きつけられて考えさせられる作品です。

読者

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