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人はいったい体のどこで考えているのか。それは脳、ではなく歯-人並みはずれて健康な奥歯、であると決めた"わたし"は、歯科助手に転職し、恋人の青木を想い、まだ... 続き

コメント

先日、川上未映子さんの「わたくし率 イン 歯ー、または世界」を読みました。

「りぼんにお願い」を読んだ流れで、読んでみました。

川上未映子さんの小説としては、デビュー作に当たるんですかね(2作話が収録されているんですが、タイトル作は、芥川賞候補になったみたいです)。

で、川上未映子さんの小説は、以前に、「すべて真夜中の恋人たち」を読んではいるんですが、今作は、「すべて真夜中の恋人たち」とは文体や世界観が全然違い、関西弁で畳みかける感じの独特の文体で(ある種、ラップ的でもあるのかなあと)、独特の世界観の小説でした。

そして、2作目の「感じる専門採用試験」も、似たような文体の独特の世界観の小説なんですが、こちらのほうが、より哲学的な内容な気がしました。

怒涛の川上節に息ができなくなりそうに苦しくそれでも心は満足に震えた。

すごかった、もっかい、読み直さなきゃ、何年後かに、そう思った

形而上の私、形而下のわたし、形而中のわたくし

これが私、と思ってる私と思ってる私と思ってる私

一人称が迫ってくる

ことあるごとに読み返している。きっとこれからも何度も読むのだろう。
迫りくる「わたし」、文字だけでこんなに圧を感じるものなのかと、この本を読んで初めて感じた。濁流に揉まれて溺れているような感覚。「雪国」のくだりがとても好き。

「わたし」と「私」と「奥歯」と「恋愛」についての物語。
体という、見える部分の「わたし」と
自分の本質である「私」
そのふたつが ぐちゃぐちゃに混ざり合ったものが「わたくし」
そして、その「私」は、脳ではなく奥歯にある、という発想のおもしろさ。

中盤まで先が見えなくてわくわくしつつ、そこから 意外な方向へ話が向かっていってからの、関西弁でまくしたてる後半のスピード感がだいすき!
着地点は川上さんらしさがあって、少々ダメージを受けました、、

川上さんの文章って、癖がありすぎるんだけど、スッと入ってくるのは、たぶん関西弁だからだと思う。
会話部分だけじゃなくて全部関西弁だから、関西人には読みやすいんだろうな。

読者

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川上未映子の本

マリーの愛の証明

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ぬっぴー

印刷会社で燻っている30歳(つい…

“少女たちは歩みつづけた。 自分にしかわからない話をしながら、 それでも誰かとわかりあえることを夢見ながら。” 生きるってそういうことな気がした。 わかったり、わからなかったりしながらただ進むこと。大人になっても減らないわからないことの多さに、滅入りながら。 2018.9

約1か月前

きみは赤ちゃん

きみは赤ちゃん

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snowparade

漫画多めです。小説も読みます

笑いあり、涙あり、つらさあり、痛みあり…。 もう何でもありました。 川上未映子さんの語り口調のおかげか、読んでてこっちまで辛くなる!なんて思いつめたりはしなかったけれど、この体験は壮絶だな…母親って偉大だなあと感じさせてくれる本でした。 川上未映子さんの「妊娠→出産→子供の一歳記念」までが語られているのですが、どうしたってうまくいかない様子が読んでいても伝わって、自分の体から他人(赤ちゃん)を産むのって本当すごいことだなぁと思います。 特に、旦那であるあべちゃんにはイライラしてしまうことの連続みたいでしたが、そのイライラすらも少し客観的な立場で分析出来ているのが、さすが作家さんだと驚きました。そういう意味では、「あ、私のこの感情ってこういう理由なんだ!」と同じ状況にある方はほっと安心するかもしれないし、あるいは「あ、あの時のってこういうことだったんだ!」とストンと腑に落ちるって方もいるかもしれないです。 エッセイってだけでなく、この本を読んで「私だけじゃなかった」と孤独から救われるお母さんは実は多いんじゃないかなぁと感じました。 男性・女性とか、妊娠・出産の経験の有無に関わらず、いろんな人に読んでほしいなぁと思う内容です。きっと、「自分はこんな風に大切にされて生まれてきたのかな」とか「あ、これわかる〜」とか、何かしら自分の中で「妊娠・出産・育児」に対する考えや感じ方が変わるんじゃないかなと思います。

3か月前

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シャンデリア

シャンデリア

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おおたか

ことばなんて真実から遠い

‪生きてることとか、お金とか、他人とかすべてが曖昧になってデパートにつるされたシャンデリアがいま落ちてきて死にたい気持ちとか‬ ‪キラキラとどす黒いのが同じな感じ‬

10か月前

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〆切本2

〆切本2

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tvdinner78

趣味はドリアン。

まさかの第2弾! 表紙・見返しに掲載されてるパンチラインは健在。

約1年前

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