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職場の雑事に追われる事務職のOL・ネゴロ、単調な毎日を送る平凡な20代サラリーマン・フカボリ、進学塾に通う母子家庭の小学生・ヒロシ。職場、将来、成績と、そ... 続き

コメント

椿ビルディング。
もう、ずい分と古いビルらしい。暗く、湿った空気をまとい、取り壊しの噂さえある。
その建物の西棟、ウエストウィングに通い、働き、学び、する人達。ネゴロ、ヒロシ、フカボリ。
彼ら三人の語りを軸に物語は進む。三人三様に向き合う不安や課題は、身につまされるものがあり、想像される背景は常に灰色に暗く潰れている。
ただ、なんであろう。しんどくない。むしろ、最近の雨、続く天気に少し沈んだ気持ちから何とはなくすくわれたかのようでもある。不思議な小説だ。

読者

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文芸

海馬の尻尾

海馬の尻尾

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リトル

小説も漫画も絵本も読みます

反社会性パーソナリティ障害をもつヤクザの話 人を殺すことに躊躇いを持たない主人公が カシラに言われて アルコール依存を治すため精神科に通い 敵のヤクザを殺してしばらく身を隠すために 治療センターに入院することにしたが そのセンターの異常さに みんなを連れて逃げ出すことにした 他にもウィリアムズ症候群の子供や ウルバッハ・ビーテ病の男性がいるが 共通項は恐怖心がないこと センターの治療が効いたのか 入院先の人との繋がりが効いたのかはわからないが 主人公に少しずつ 共感力がついてきて恐怖心もちょっとずつわいてきて 人間らしくなっていく様子がよくわかるし 知り合った子供を気にかけるようになったことは進歩だと思う 誰かの為に一生懸命になるのは 主人公にとってきっと初めての気持ちなんだろうな

約6時間前

こんな感じ

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おひさま

活字中毒の書店員

更年期の独身女性3人の何気ない日常を描いた作品。 小説というよりはエッセイに近い。 3人の会話は久しぶりに会った友達との会話そのままようで深くうなづきながら読んだ。老いに向かう日常とはまさに「こんな感じ」なのかもしれない。 不安を感じる同年代の人にそっと寄り添うような物語。おススメです。

約12時間前

港の底

港の底

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

雑誌ニューヨーカーの伝説的なライターの作品集。前作が良かったので手に取ってみた。本作はタイトル作に代表されているようにニューヨーク周辺の水辺で生きる人達のことを描いた作品集。読んでる間は忘れているのだけれど既に半世紀前の作品でまだマンハッタン周辺で牡蠣やロブスターが取れた時代。有名では全くない漁師やレストラン経営者などの話が生き生きと描かれている。優れたノンフィクションはどれもそうだけどこの作者もエピソードのチョイスが素晴らしい。ヘミングウェイやフィッツジェラルドに勝るとも劣らない短編作家だと思う。寡作ということなんだけど他の作品も読んでみたいと切に願う。面白かった。

2日前