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大たつまきに家ごと運ばれたドロシーは、見知らぬ土地にたどりつき、脳みそのないかかし、心をなくしたブリキのきこり、臆病なライオンと出会う。故郷カンザスに帰り... 続き

コメント

いったい自分は何を持たないのか、何を失ったのか、そしてそれを手に入れるたり取り戻したりする努力をしたのか?

今回あらためてこの古典的な児童文学を読み返して、大人になるにつれ失ったものに想いを馳せることになりました。

古典の古典たる所以は、その物語性の面白さだけでなく、その魅力が古びていかない不変性にある気がします。そして、その裏側にある人間に対する愛情やユーモラスでありながら、哲学的な問題も含んでいるテーマにも普遍性があるのではないでしょうか。

その他のコメント

子供時代にテレビで見た覚えが有って、家が竜巻で飛ばされたとか、魔女が家の下敷きになった場面は覚えてましたが、どういう話なのかは分かってませんでした。 大人になってから、改めて書籍で読んで「そういう話だったのか!」と実感。 オズが与えたものは一種の『プラシーボ効果』みたいなものがあるなと私的な感想。 『プラシーボ効果』本人たちが幸せになれるのなら、良い意味で 騙されてみるのも有りだと思う。 ドロシーは本当に良い子ですね。 是非ともミュージカルも観賞してみたくなりました。

童話っていうのは、大人になっても楽しめるのが素晴らしい。読む瞬間によって、光って見える部分が変わるのも経験によるものなのかな。
これからは年に数冊は童話も読んでいきたい。
個人的に好きなキャラクタはかかし。

2015/12/02 読了

読者

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文庫

特捜部Q ―檻の中の女―

特捜部Q ―檻の中の女―

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くろ

ミステリー小説、特に海外作品が好…

デンマークの人気警察シリーズの第1作目。面白くて一気読みしました。 未解決事件を扱う新部署「特捜部Q」のリーダーポジションに厄介者払い人事で異動させられたカールがアラブ系移民の助手アサドと共に5年前に起こった女性政治家誘拐事件を追っていく物語です。 警察ものはあまり好きではありませんが、警察内部事情の描写がクドクドあるわけでなく、登場人物が最小限におさまっていて読みやすかったです(北欧ミステリ系は登場人物の名前が覚えにくいのでここは嬉しいポイント)。 この手の小説でよく出てくる万能助手ポジションはご都合主義な感じがして嫌いですが、アサドは「移民」という現代のデンマークらしさを体現しており、いい味を出してます。 飽きやすい性格のため、シリーズものは避けていましたが、ハマってしまったので第2作「キジ殺し」も即買いしました。

約3時間前

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海のふた

海のふた

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ひろこ

遺したくて ig :

海のふた 自分より幼い子が筋の通っている話をすると圧倒されてしまう、っていう感じを久しぶりに味わった。 海のふたって題名だけあって、まだストーリーが続くというのに「私たちは、今年、ちゃんと、海のふたを閉めた」っていうフレーズにはグンっと来るものがあった。 はじめにとって海はせめてもの救いのような存在で、唯一変わらないでいてくれるようなモノだったんだと思う。 自分が自分であるためだったり、自分が自分を許してあげることは、自分のことを「好きだ」と言ってることと同じなんだと思った。はじめはそれをしっかりおばあちゃんから教えてもらっていて、どんなに汚い目で自分を見てくる人たちがいたとしても、これこそが自分 これがなきゃ自分じゃない と言えるようになれたんだなってはじめの口調にこもる自分を愛する強さが言ってた気がする。はじめは、どんな時もそうやっておばあちゃんからもらった愛に好きなだけ甘えてきたからこそ、辛いもの許せないもの憎いものが出てきてしまい、でもそれが彼女の守るべきものを明確にし、精一杯の愛を海にだけ見せたんだろうな。決して、「恩返し」なんていう格好だけの善意じゃなく。ちゃんと愛を愛だけに。 彼女のそういう幼いながらというか歳関係なく得た情はとても圧倒されてしまった。 輝きすぎるわけでもないこのストーリーの平穏な日々の少しのズレが無駄に心地よかったかな。 海を愛して、愛を海に託した女の子の笑顔はいつでも夕陽に照らされ眩しいぐらいに輝き続けるんだろうね。

約5時間前

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こちらあみ子

こちらあみ子

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まこと

二児の父親

人間関係の機微がわからないちょっと変わった少女、あみ子。彼女の純粋すぎる心と行動は、時に周囲を苛立たせ、傷つけ、変化させてしまう。 一番印象に残ったのは、赤ちゃんが亡くなり悲しんでいる母を元気づけるため、金魚の墓の隣に木の札で作った「弟の墓」を嬉々として母に見せる場面。一途な思いが相手の心を壊していくのは読んでいて辛い。自分の心までもがナイフでえぐられるような気持ちになった。 また、巻末の町田康さんの解説が的確で面白かった。

約7時間前

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続 明暗

続 明暗

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kuwa

小学生を相手に、日々働いています…

あとがきにある、「文士を押すのではなく、人間を押すことを望む」ことを、漱石から受けての続編。 この書の批判に対しても、冷静に分析する水村美苗はさすが。メンタル強すぎる。 個人的にこれじゃない感はあったけれど、未完のものへのひとつの答えとしてとても面白かったし、読んで良かった。 読みながら、漱石は後世の私たちに楽しみを残す為、未完のまま終わらせるつもりだったのではないかとすら思えた。

1日前

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