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行き場を失ったエネルギーが男も女も不幸にする?女性のからだについて、思春期、月経、性、出産という、もっとも本質的なことについて再考する。 続き

コメント

初めて読む方です、オススメではないのですが、ちょっと思うところあり感想を。

昔の女性が出来ていた事にもっと振り返って立ち戻った方が良いのではないか?そこにこそ(三砂さんの主張を私なりに解釈してはしょると、『出産』にと考えて頂いて良いと思います)女性のエネルギーが、喜びがあるのではないか?また『出産』をしない事で出る弊害がいかに大きく経験しない女性がオニババになっているのではないか?という仮説を三砂さんが様々な事から認めようとする本です。

オニババの定義もちょっと甘いのですが、昔話に出てくるあのオニババの事です。女性は結婚して子供を生まないとオニババなってしまうのではないか?という推論です。でも現代の私の周りを見渡しても子供を持ってない女性はたくさんいらっしゃいます(既婚、未婚問わず)がひとりとして私はオニババ化している人を見た事がありません。包丁持って若い男を追い掛け回してたらまず警察に捕まっちゃいますし、それに近い欲望を隠しているようにも見えません、ほとんどの方が素晴らしい方だと思いますが、三砂さんにはオニババが増えていると感じているようです。

え~、平成の日本では自分の言いたいことを誰でもある程度自由に言えることが出来て(私のここでの感想もそうですね!)大変ありがたく嬉しい社会なのですが、当然その発言には責任が発生しますから、何かを認めるためには科学的検証を必要とし、当然第3者でも再現できる事があるのが望ましいと私は考えます。私が「思ったこと」に根拠は入りませんし、個人がどう思い考えるかも自由ですし、またそれを表明する事も自由です。でも「思ったこと」でなく「科学的事実」を表現するならばある程度の「根拠」は示すべきだと思いますし、科学者で人にモノを教える職に着く方が書く事で知識の無い人に対する影響も少し考慮して欲しいです。ただ人は読みたい本を読みますし、信じたいものを信じるのですけれど。書き手にも問題がありますが、無条件に信じてしまう読み手にも責任はあります。ですから書き手を信用できないと感じたり、ちょっと強引だと感じる自由もあります。

『出産』に女性の身体性を女性性を取り戻す何かがあるかも知れませんし、無いかもしれないので、やはりデータなり根拠が欲しかったです。それが無いと(もしかすると本当に三砂さんの主張するような特別な何かがあるかも知れないのです、つまり私には三砂さんの主張を否定するデータも根拠も有りませんから)「そうかも知れません」としか感想を持てません。セックスの話しや細かく読むとそうかも知れない、昔はそうだったかも、というような部分があっても、それ以外が強引すぎて素直に信じられません。『とにかく結婚しろ、子供は生め、それも早く。また、負け犬なんて贅沢な人々だ、みんながそういう状態になれているのではないし、もっと能力の低い人間はあきらめて誰でもいいから結婚して子供を生め』という極端な主張に私には聞こえましたので、そんな方の主張をデータも無くなかなか素直には信じられません。

正直かなり独断と偏見に満ちていてひとつひとつ挙げられないぐらいですが、これ女性に受け入れられた本なのでしょうか?何を選び取るかは人の自由なのでそれで良いのですがもう少しデータで表せる客観的事実がないととても信じられませんし、三砂さんの主張は分かりましたが、それにもろ手を挙げて賛成できる方はかなり少ないと私は感じました。科学者で教授が話す根拠の無い話し、ある意味凄いです。またこの方は「負け犬」論争を批評されているのですが、恐らくその論争の本「負け犬の遠吠え」(酒井 順子著)は読まれて無いと思われます、「負け犬」の定義が違いますし、せめて読んでから批判したいものです。また三砂さんの結婚観よりも、結婚観についても私は「結婚の条件」(小倉 千加子著)の分析の方がしっくり頷けました。親を見て素直に結婚が素晴らしいとは思えないのではないか?、結婚は洗濯機を買い換えるのとは違う、妥協しにくい選択なのだ、という小倉さんの主張の方が。

ただ、ブラジルの家族の話しの部分は面白かったです。昔は良かったではなくて、昔は選択肢が無かったのだと思いますし、選択肢が増えることでの弊害はもちろん理解できますけれど、あえてその選択肢を選ばない理由としては三砂さんの主張は根拠が薄く感じました。

科学者でも、自分の考えに根拠を示さずに書くとどうなってしまうのか?という見本としては素晴らしいと私は個人的に考えます。

2008年 6月

読者

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三砂ちづるの本

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ボンソワール

音楽と酒とくだらないことが好きで…

身体の話、幸せについての話。男女の話。

7か月前

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西出博美

NPO法人ぱぱとままになるまえに…

三砂さんの使うことば、取り上げる出来事、わたしにとって、とてもなじみやすいものでした。すらすら〜っと、読めた。

2年前