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ナイジェリア出身の作家による、ニューヨークの散歩小説。マンハッタンに暮らす精神科医が、ひたすら街を歩き回る。アフリカから来て異国で暮らす人たち、移民がひとつのテーマになっている。都市の風景が二重写しのように観察されて、印象が積み重なっていく。

『音楽が、僕の孤独に占領されていない空間を埋める。』

『アメリカの黒人は他のアメリカ人と似てるし、他の人間と変わらないよ。』

クレスト・ブックスシリーズだからこそ知ったナイジェリア系作家。
ラゴスという地名にずっと前に読んだ旅日記を思い出し、コロンバスサークルに初めてNYに行った時のことを思い出す。

見知らぬアフリカの食事、聞き慣れない名前、パレスチナ、ユダヤ人、宗教、9.11。
ブリュッセルに来たモロッコ人の語り

どこかでキャノンボールが出てきてYouTubeで聞きながら読んだ。

裏表紙に先日読んだアンソニー・ドーアが書評を書いていたのも、この本を手に取るきっかけになった一つ

ナイジェリア出身の作家の作品。アフリカ出身の作家の作品はあまり読んだことが無く、ゼーバルトの再来という評価も興味深かったので試しに手にとってみた。主要な舞台はアフリカではなくマンハッタン。知らずに手に取ったらエッセイか日記と思ったかも知れない。ある程度作家自身のバックグラウンドを反映したと思われる主人公はナイジェリア出身だがアメリカの大学を出てニューヨークで精神科医をしている。彼が特にあてもなく散歩しながら出会う人達との会話や頭に浮かぶ追想が綴られた形を取っている。ドイツ人との混血児として育ったナイジェリアのことや祖母を捜してさまよったベルギーのこと、そしてニューヨークでの出合いや自らの過去を責める声など。とりとめのない感じになりがちな形式ながら破綻もなくまとまっているのはさすが。

読者

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文芸

よるのばけもの

よるのばけもの

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ryoko23

最近は恋愛小説にハマり中

学校でのイジメ。異質なものは排除される空間。 矢野さんは極端なところはあれど一番純粋なのでは。

約4時間前

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シーソーモンスター

シーソーモンスター

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暇人

本の感想を書く場を求めて

どうしても、互いに憎みあわずにはいられない。 遺伝子レベルで刷り込まれているような『天敵』がいるとしたら、私達はどうするべきなのだろう。 バブル期と、2050年代の近未来。二つの時代を舞台に、「嫁と姑」「追う者と追われる者」の、憎み合う2組の軌跡を描いたエンタメ小説。 誰でも苦手な人というのはいるだろうが、彼らとどう関わるべきなのか、悩ましいテーマだ。 しかし、残念ながらこの作品には一つの問題点がある。 作中、話の本筋に関わらない、意図不明とすら思われるような描写がちらほらあり疑問に感じていた所、この作品は計8組の作家で作られた「螺旋プロジェクト」というものの一作であると、巻末に書かれていた。互いの作品へのリンク・関連がある、一つの作品群であるとのこと。 つまり、おそらく、同プロジェクトの他作品を読んで初めて意味が分かる要素もあるという事、らしい。 企画とはいえ、一冊で物語の世界が完成しないというのは、作品の完成度としてはどうかと思う。他の作品との統合性や同一要素の導入などをすると創作に制約があったとも思うし。 これを機に他のプロジェクト作品を読むべきかもしれないが、作者が80%の力しか出せなかった作品を8つ読むよりは、100%の作品を1つ読む方が良かった。残念。

約17時間前

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聖夜

聖夜

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Mi

宝物は2冊

オルガンを通して過去と向き合い、今を生きようとする1人の少年の姿が、多彩な表現で綴られている作品です。 読み終わると、すごく心が満たされた感じがしました。面白かったなとか、幸せをもらえたなとか、そういう一言では表せない、まさに色々な感情で、心がいっぱいになりました。

約20時間前

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