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スコットランドの出版社に、半年前に失踪したギデオン・マック牧師の手記が持ち込まれた。彼は実直な人間として知られていたが、失踪する直前に神を信じないまま牧師... 続き

コメント

スコットランドの田舎町の牧師が失踪するが、その牧師はかつて誰も助かったことがない洞窟で遭難して3日後に奇跡の生還を果たして話題となった人物。失踪後に残されていた手記には、牧師にあるまじき行為が赤裸に綴られていた、というストーリーはほとんど手記で占められているけれど、狂言回し的な存在の出版社社長が語る手記発見のプロローグと、手記の存在を知らせた旧友のライターによる登場人物への取材記事の体裁を取ったエピローグによる枠物語になっている。この枠物語がまた曲者で、手記で語られていることが必ずしも取材の結果と一致しないために誰の言ってることが正しいのかがわからなくなる。そもそもこんな形で手記をわざわざ残すあたり、虚栄心も自己韜晦も大いにあるわけだけど、残された人物もどうなってるのか。悪魔の存在、そして牧師を試すために悪魔が出現させたという巨石。本人しか見てないのか、それとも。
ただスコットランドに詳しいともっと楽しめる要素んだろうなあ。これは読者の問題。

読者

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文芸

ダ・フォース 上

ダ・フォース 上

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

以前から巧いミステリ作家だったけども、麻薬カルテルと警察の凄まじい闘いを描いた「犬の力」「ザ・カルテル」という凄い作品を世に出して大作家的な位置に来た感のある作者の邦訳最新。これもまた凄まじい作品だった。 主人公はニューヨーク市警の部長刑事で「マンハッタンノース特捜班」というエリート部隊を率いている。荒っぽい手入れで何度も派手な成果をあげており一般市民にも顔が売れている存在だが、マフィアから賄賂を取り、手入れでは現金をくすね、検事や内部監査の担当までも金の力で押さえているという汚れた警官でもある。彼を取り締まるものは一見誰もおらず言わ王様として街に君臨している存在。そんな彼はあるドミニカ人麻薬ディーラーの手入れで無抵抗の麻薬ディーラーを殺し、金だけではなく大量の麻薬をくすねることで一線を超えてしまう。そんな男が連邦警察に目をつけられて、という話。いわゆるヒーローの転落話なのだけどそこはこの作者の巧いところでとことんまで転落しきった主人公に最終章で光を当て直し、という展開でストーリーを単なるノワールに終わらせない。次にどうなるのかが気になってどんどんページを追っていってしまい眠れなくなる感じの作品。素晴らしく面白かった。これはおすすめ。

約6時間前

豆の上で眠る

豆の上で眠る

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Miki.Y

会社員、エンジニア、ゴルファー、…

ストーリー自体にあまり大きな動きはないけど、人物の感情の変化をよくみていると、面白く読める小説でした。

約6時間前

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ユートピア

ユートピア

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Miki.Y

会社員、エンジニア、ゴルファー、…

湊かなえらしいミステリー。ただ、ストーリーの展開にちょっと波が少ないかなぁと思いました。

約6時間前

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