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ケモノの城は、「消された一家 北九州・連続監禁殺人事件」豊田正義/新潮文庫 (ノンフィクション) がモデルのフィクションである。
凄惨な内容に眼を見張るものがある。生々しい描写の為、気を付けた方がよさそうだ。
警察に110番通報にて保護を求めてきた少女はマンションの一室に監禁されていた。顔や腕に複数の痣があり、サンダルから出ている足の指には爪が1本もなかった。足の指には火傷を負っており、半ば癒着してもいた。明らかに虐待が、それも長期に及んでいたことを表していた。
少女から世にもおぞましい驚愕の内容が語られる。フィクションだから書けた描写が恐怖へと引きずり込む。あなたは耐えられるか!